まとめ

過去ログ378 2015/5/14 23:01

★土曜日
新潟2レース
◎ディーエスレイザー
前走はハイペースのバテ合い追い込み決着となり、後半5F13秒台が続くバテ合い戦。
強気にこの流れを作っていったサクラモチはさすがに最後は苦しくなってしまい3着で、2着の同馬は展開恵まれた1戦です。
2走前は強風で時計が平凡な1戦となりましたが、ペースは遅くても全馬が消耗する状況で、前に行った馬が流れ込む決着。
中団の外目にポジションを取って2着馬をマークする形で進めま、4コーナーでは前を射程圏に入れて直線はメンバー最速の上がりで差を詰めるも流れが落ち着いた分上位2頭とはポジション差が響いての3着。
ブリンカーをつけてからは上昇しており、前走はこれまでで一番長く良い脚を使っており注目したい1頭ですが、中6週→中3週→中1週→連闘後の中2週の1戦だけに、恐らく前走あたりがピークのように思えます。

前走時は連闘でも坂路で追われていましたが、この中間は美浦南Dコースで追われています。
勝浦騎手騎乗で
69.4-52.6-38.5-13.5 (馬なり) 
これまでも何度かDコースで追われていますが、この中間の時計はかなり緩めのタイムです。
前走は着順が良くても展開に恵まれてのものだけに、過大評価は禁物の1頭です。

マイネルライヒ
前走は勝ったブルールークが淀みのない流れを作り、好時計で圧勝した1戦。
付いて行った他の先行馬がバテる形になり、3着の同馬は体力を生かして台頭した形。
このレースはフレグモーネで取り消し明けの1戦だったため、プラス14キロ増で馬体は緩く見えました。
レースは馬群が固まって終始外を回らされるロスがあり、切れるタイプではなくジリジリと脚を使うタイプだけにこのコースは合っている印象です。
叩かれて上積みが見込める今回は上位可能です。

★土曜日
新潟7レース
○スイートガーデン
前走の新潟ダート1200m戦は前に行った2頭が競り合う展開となり、差し馬のワンツー決着。上位の2頭は3キロ減の効果も大きく、逃げてクビ・ハナ差の3着スイートガーデンは展開を考慮すれば勝ちに等しい内容と言えます。
2走前の福島では1番人気で7着に敗れましたが、これは超ハイペースの消耗戦となり、1完歩目が悪くて内の馬に寄られてしまい後方からの競馬となってしまいました。
逃げ馬が主張したこともありますが、それでも徐々に先行集団がバラけ、後続は追い通しになる馬も出る程の速い流れとなり、さすがに逃げ馬は止まり、差し追い込み勢が追い上げるレースとなりましたが、直線では内からジワジワと伸びるもこれまでとは違った形での競馬で力を出し切れずに7着となりました。
スタート後の不利があり、7着と言ってもコンマ3秒差だけに、スムーズだったらもっと際どかった1戦です。

3走前の中山では乾いて若干時計掛かる馬場となり、内枠のマダムアグライアがスパッと出た後にスイートガーデンが行かなかったのでペースが落ち着いて前半3F35秒0と未勝利戦よりも遅いラップ。
前に行った組がスムーズに走れ、後半追い上げた馬でも脚色平凡と言う決着で2着。
2着以下から1分13秒台で、それでいて上がりが特段速いわけでもなく、評価の難しいレースと言えます。
4走前の中山は表面が湿った乾きかけの馬場。
押し押しでスノーレパードが主張するのをスイートガーデンが制し、標準速めのペースで流れる展開。
好位勢が余力十分に粘る所を外から惰性が付いたサクラフローラとキャレモンショコラが伸びてきて、2頭の一騎打ち。
好タイム走破で後続を3馬身ちぎる決着となりました。このレースの2着馬キャレモンショコラは次走で500万クラスを卒業しており、ハイレベルな1戦だと言えます。
平坦、小回り、急坂と、どのコースでも安定して走れる1頭ですが、詰めが甘く勝ち切れない1頭。
前走は牡馬相手に勝ちに等しい競馬をしており、再度、同コースで牝馬限定戦の今回は勝ち切るチャンスとなります。

スノーレパード
近3走はスイートガーデンと対戦して惜しい競馬をしている1頭。
前走の福島ではスイートガーデンと対戦して同馬は4着。不利のあったスイートガーデンに比べて同馬は道中で砂を被った時に耳を絞ってしまい、行きっぷりが今ひとつでした。
4コーナーでは被せられるシーンが見られ、直線で外に出すとしっかりと伸びていましたがコンマ2秒差の4着まで。
砂を被らない外目の枠でスムーズなら上位可能の1頭です。

2走前はゲートで隣の馬がうるさかったためにヒルんでしまい、内に逃げ気味のスタートで接触してしまい、出遅れて後方からの競馬。
砂を被らないように外目を回っていましたが、スイートガーデンからはコンマ3秒差の5着。
ただ、今回は斤量が55キロとなるだけに強気にはなれません。


○ミカルベウス
前走は緩まない持久戦。
1番人気の同馬がハナを奪い、少し行きたがる面を見せて淀みのないペースで進め、行き切ってからは楽に運べていました。
直線では粘っていましたが、勝ち馬に交わされると苦しくなり力尽きて4着。

2走前はパサパサの良馬場で前有利な馬場状態。ミカルベウスとベストヒットが追い通しでずっと競り合う形の離し逃げとなり、2頭ともこの馬のみが相手と考えていたためか全く息が入らない厳しいペースで直線でバッタリ失速する形。
あれだけビッシリと来られるとかなり厳しく、ラスト100mまでは先頭をキープするも最後は後続に差されての11着。
スンナリハナを奪えれば粘りが強化出来そうな1頭です。


×ヤマニンアタシャン
前走の福島ではスイートガーデンとスノーレパードに先着しての2着。完全に勝ちパターンの競馬でしたが早目に先頭に立った分だけ目標にされてしまい、抜けだしてから甘くなってしまいました。
2走前の中山は重の高速馬場となり、直線外差しが有利な状況。
先手争い4頭が追い通し雁行でやや厳しくなり、一歩引いて3番手からの競馬を試みましたが、ハイペースを追いかけた分、直線で粘りを欠いて7着。追ってから伸びるタイプではないため、このレースは参考外と言え、好スタートからある程度行かせた方が良さそうです。
3走前は乾いてパサパサ+強風影響で時計掛かるダート。
内から同馬が全く押さずハナを楽に奪ったように見えましたが、思ったよりもペースは速くなり、外を回る好位勢が直線入口でバテはじめ、逃げた同馬が残しそうな所を、道中仕掛けを控えていたデルマネコムスメが鋭い脚で差し切る形。
小柄な同馬にとっては渇いた力のいる馬場+強風が応えた印象です。


ラフィネシチー
前走は休み明けでプラス10キロ+距離短縮だたため、叩き台のレースの印象がありましたが、10番人気ながらもハイペース持久戦をハナ・クビ差の3着に好走。
このレースは同日5R未勝利戦より時計が0秒1遅いものの、牝限500万としては標準並みの時計です。
前走で試したブリンカーを外した事で行きっぷりが良くなっており、3コーナーで少し狭くなりましたが内に潜り込んでロスの無い競馬で最後はラチ沿いからグイッと伸びて見せ場十分の3着となりました。
1200mは合っている印象で、叩き2戦目の今回は注意が必要です。


○エンジェルミディ

★土曜日
新潟7レース
○スイートガーデン
前に行った2頭が競り合う展開になり、差し馬の競馬。上位の2頭は3キロ減の効果も大きかった。3着のスイートは展開を考慮すれば勝ちに等しい内容。

超Hペース消耗戦。逃げ馬が主張したこともあるが、それでも徐々に先行集団がバラけ、後続は追い通しになる馬も出る程速い流れ。さすがに逃げ馬は止まり、差し追い込み勢が追い上げるレースとなった。が、その中でもこのペースを2番手からあわや押し切るかという場面を作った2着馬は相当キツイ競馬だったが見せ場十分。ただしこの馬、いつもこういう内容で勝ち切れないもどかしさがある。地力上位は明らかだが…。

乾いて若干時計掛かる馬場。内枠のマダムアグライアがスパッと出た後にスイートガーデンが行かなかったのでペースが落ち着き、前半3F35秒0と未勝利戦よりも遅いラップ。それでいて4角は団子の隊列にならない。前に行った組がスムーズに走れて、キチンと後半追い上げた馬でも脚色平凡と言う決着。2着以下から1分13秒台で、それでいて上がりが特段速いわけでもなく、評価の難しいレース。

表面湿り気あるが乾きかけの馬場。押し押しでスノーレパードが主張するのをスイートガーデンが制し、標準速めのペース。好位勢が余力十分に粘る所を外から惰性が付いたサクラフローラとキャレモンショコラが伸びてきて、2頭の一騎打ち。好タイム走破で後続を大きく凌ぐ決着になった。上位2頭は1000万級に優に届いていいほど。

スノーレパード
超Hペース消耗戦。逃げ馬が主張したこともあるが、それでも徐々に先行集団がバラけ、後続は追い通しになる馬も出る程速い流れ。さすがに逃げ馬は止まり、差し追い込み勢が追い上げるレースとなった。が、その中でもこのペースを2番手からあわや押し切るかという場面を作った2着馬は相当キツイ競馬だったが見せ場十分。ただしこの馬、いつもこういう内容で勝ち切れないもどかしさがある。地力上位は明らかだが…。

乾いて若干時計掛かる馬場。内枠のマダムアグライアがスパッと出た後にスイートガーデンが行かなかったのでペースが落ち着き、前半3F35秒0と未勝利戦よりも遅いラップ。それでいて4角は団子の隊列にならない。前に行った組がスムーズに走れて、キチンと後半追い上げた馬でも脚色平凡と言う決着。2着以下から1分13秒台で、それでいて上がりが特段速いわけでもなく、評価の難しいレース。

○ミカルベウス
緩まず持久戦。人気のミカルベウスがハナを奪い、淀みのないペース。勝ったウインは好位を楽に追走から渋太く脚を使えていた。2着のケイリンボスも距離ロスが大きかったことを考慮すれば強い競馬はしている。

パサパサの良馬場で前有利傾向。ミカルベウスとベストヒットが追い通しでずっと競り合う形の離し逃げになる。2頭ともこの馬のみが相手と考えていたためか全く息が入らない厳しいペースとなり、直線でバッタリ失速。離れた3番手集団で追走していた馬が上位を独占。これまで新潟では力を出し切れなかったタイプの、スタミナ型差し馬に向く展開だった


パサパサの良ダートで前残り馬場。追っ付けてプランタンビジューが逃げたが、当日の未勝利戦同条件とほぼ同じペース。道中のペースダウンもあり、4角は1列目に4頭雁行。直線は速い上がりを比べる決め手勝負となったため、その性能がなかった逃げ・2番手の馬が後退し、好位勢が速い上がりで押し切る決着に。前で残ってもおかしくないペースを差してきた2着のハニーバニーは内容優秀。

×ヤマニンアタシャン
超Hペース消耗戦。逃げ馬が主張したこともあるが、それでも徐々に先行集団がバラけ、後続は追い通しになる馬も出る程速い流れ。さすがに逃げ馬は止まり、差し追い込み勢が追い上げるレースとなった。が、その中でもこのペースを2番手からあわや押し切るかという場面を作った2着馬は相当キツイ競馬だったが見せ場十分。ただしこの馬、いつもこういう内容で勝ち切れないもどかしさがある。地力上位は明らかだが…。

重で高速馬場、直線外差しが有利な状況。先手争い複数頭が追い通し雁行でやや厳しくなり、スイートガーデンが3角過ぎで先頭に立って他馬を潰し切る。直線で一杯に粘るところ、差し馬2頭が鋭く伸びて間に合ったと言う決着。速い上がりを記録できたのは中山勝ち履歴がある上位2頭だけで、他は追走で一杯になっていた。5着以下は走破力で見劣りしたと考える。

乾いてパサパサ+強風影響で時計掛かるダート。内からヤマニンアタシャンが全く押さずハナを楽に奪ったように見えたが、思ったよりもペースは速かった。外を回る好位勢が直線入口でバテはじめ、逃げたヤマニンアタシャンが残しそうな所を、道中仕掛けを控えていたデルマネコムスメが鋭い脚で差し切る。他の馬はほとんど脚色一緒だったのに、1頭だけ際立った末脚だった。降級馬が地力の高さを示した格好。他の馬は、中山のハイラップ展開でそれほど強調材料なし。

ラフィネシチー
Hペース持久戦。同日5R未勝利戦より時計が0秒1遅いが、牝限500万としては標準並み。上位3頭が抜けて追い比べ。先に抜けていたピクニックソングだが、外にモタれ気味。その分内を掬われた形になった。

×トウカイマインド
Hペース持久戦。同日5R未勝利戦より時計が0秒1遅いが、牝限500万としては標準並み。上位3頭が抜けて追い比べ。先に抜けていたピクニックソングだが、外にモタれ気味。その分内を掬われた形になった。

○エンジェルミディ