まとめ

過去ログ389 2015/5/21 18:12

★土曜日  ウイン
東京3レース
バイタルフォース
水撒きで黒く湿って少し速い馬場。隊列が決まってから2角でもそれほどペースが緩まず先団は固まったまま、結構速いラップを刻んで直線まで向く。ラスト2Fは余力ある人気馬が再度加速し、デッドヒートの併せ馬。僅かに先に仕掛けて窮屈にならなかった分、ジョッセルフェルトに分があった。走破タイムも良くラストも中身良し、上位2頭は素直に優秀な内容と見たい。

ルーナカランテ
やや湿り気あり脚抜き良い馬場。最内枠から逃げたラブレジェンドが新馬戦とは思えないぐらいのペース、未勝利標準よりも速いラップで逃げ、新馬では珍しい縦に長い隊列。後半はハロン13秒台を刻むほどになって、みな脚色一杯となる中、唯一最後まで脚取り確りしていたのがセンチュリオン。本来、差し馬に食われてもおかしくないレース展開だったのに、好位追走して最後まで脚取り良かったことは評価したい。仕上がりのレベルが良いとは言えない新馬戦で、大半がバテても仕方ないと思えるメンバーだったが。

ルミナス
パサパサに乾いた馬場で時計標準。これまで先行実績のないルミナスが先導、前半ペース早い段階から落ち着いてた。しかしそれをブラックブリーズが早くから捲りに動き、そこから直線まで息を継がせぬロングスパート合戦に。仕掛けた側のブラックブリーズが2枚腰を発揮し、キングカヌヌとの叩き合いに決着をつけた。前半楽できた分もあるが、かなり長い区間のスパート戦となっていて、実力が出る展開だった。ラジャスタンはどうやらこの条件が合ってなさそう。

表面だけ湿り速い上がり必須の前残りダート。大外枠のブラゾンドゥリスが前を制するように先手を奪って早くからペースを落とし、コーナー2つで13秒台にまで落とす。馬群が凝縮して後続もチグハグになった所でペースアップし、速い上がりでまとめて振り切る所を2番手3番手の2頭が抜け出して最後デッドヒート。結局1列目の3頭だけが直線で脚を使えて、後続は加速に乗り損ねて脚色一杯になってしまった。平均Pだが中盤でかなり緩んで息が入った影響が大きい。

チャップリン
パサパサに乾いた馬場で時計標準。これまで先行実績のないルミナスが先導、前半ペース早い段階から落ち着いてた。しかしそれをブラックブリーズが早くから捲りに動き、そこから直線まで息を継がせぬロングスパート合戦に。仕掛けた側のブラックブリーズが2枚腰を発揮し、キングカヌヌとの叩き合いに決着をつけた。前半楽できた分もあるが、かなり長い区間のスパート戦となっていて、実力が出る展開だった。ラジャスタンはどうやらこの条件が合ってなさそう。

高速重馬場。スローで流れ中盤から徐々に速くなる展開。捲った2着馬を勝ち馬が捕まえた。3着以下は大きく離れた。

締まって脚抜き良い馬場。スローで入って向正面からペースUP。後半4F勝負で逃げて渋太い2着馬を好位の内から捕まえたのが勝ち馬。3着以下は大きく引き離された。

オブストラクション
Mペース消耗戦。中盤もあまり緩みがなく、淡々とした流れ。体力勝負で上がりが掛かる中で、脚が続いた先行馬2頭がそのまま上位に。3〜5着は位置取り的には伸びてきた形だが目立つ脚色でもなく、他がバテた分という印象。

重い馬場で超スロー直線勝負。直線までほとんど動きの無い流れ。前が残って良い流れの中で、かなり大外を回して差してきた2着馬はロスを考慮すれば勝ちに等しい内容か。

オンザヒル
パサパサに乾いた馬場で時計標準。これまで先行実績のないルミナスが先導、前半ペース早い段階から落ち着いてた。しかしそれをブラックブリーズが早くから捲りに動き、そこから直線まで息を継がせぬロングスパート合戦に。仕掛けた側のブラックブリーズが2枚腰を発揮し、キングカヌヌとの叩き合いに決着をつけた。前半楽できた分もあるが、かなり長い区間のスパート戦となっていて、実力が出る展開だった。ラジャスタンはどうやらこの条件が合ってなさそう。

前日+当日雨で表面が湿ったダート。若干最初の通過ラップ速かったが隊列はそれほど縦に伸びず。そして向正面で外からローレンアイザックが捲った場面で一度先頭が急かされ、3コーナーから先団も消耗、直線どの馬も脚色限界を迎える。減量騎手を起用していたドラゴンブルースが、揉まれずに外を回っていた分もあって惰性がついて流れ込めた。全体の時計も湿っていた馬場にしてはかなり平凡で、本来の力を出し切れずに負けた馬が多かった。

脚抜き良い高速重馬場で前有利傾向。出遅れてた外枠のシュネルシュタルクやタンジブルが先導する展開だが、序盤から結構ペースも速く、途中で捲りが入る展開で動きがあった。揉まれずに済んだタンジブルが直線ほぼ独走、離れた2〜4着以下も大きく離されてる。結果的には人気上位馬同士の前残り決着だが、他の馬はほとんど脚が止まっていて、道中追走のレベルが非常に厳しかった様子が窺える。レースの質もバテ合いに近い。

クピド
乾いたダートで時計標準。前・内有利馬場。初ブリンカーのトラキアンコードが前に出る所をエンカウンターが押して逃げ、2コーナーから向正面までは縦に長い隊列になる。しかしずっと向正面では遅いペースを刻んで息を入れて逃げている格好。後続が3角下りで差を詰めるが、楽をしているのは先団。ラスト3Fを速い上がりでまとめる展開となり、前がそっくり残ってもおかしくないペースだが、大外からジョッセルフェルトが鋭い脚で伸びて来た。結局は人気上位の馬がキチンと力を出している。

脚抜き良い高速ダート。圧倒的前有利。最初は内枠のシュートオフが逃げるが早くからアライドメジャーズが絡んで、序盤だけは速くなる。先行集団と離れた後ろの集団とで分かれた辺りからペースが落ち着き、向正面では息が入る展開に。3角で先頭が入れ替わってからは前2頭の一騎打ちとなり、後続の追い上げが通用しない。2頭デッドヒートで最後はレッドカノーヴァが差し勝った。上位はみな2角で先団にいた馬。前で張っていないとかなり厳しい馬場状態ではあった。

★土曜日  ウイン
京都4レース
ノミネーション
高速馬場。平均ペースで流れ、決め手勝負で4頭が抜け出して叩き合い。

時計速め持久戦。勝ったオーラクィーンは減量と最内枠の恩恵を最大限に活かし、好時計勝ち。2着のオフビートも内枠をロスなく立ち回れていたことが大きかった。人気のマイネルプロンプトは発馬の後手が大きく、時計の速い決着ではどうにもできず。

渋って柔らかい馬場。落ち着いた展開で馬群一団のまま決め手の勝負。直線外から脚伸ばしたのが上位2頭。

雨影響で湿って時計掛かる馬場。スローで流れ番手から勝ち馬が抜け出して楽勝する。

イレイション
時計速め持久戦。勝ったオーラクィーンは減量と最内枠の恩恵を最大限に活かし、好時計勝ち。2着のオフビートも内枠をロスなく立ち回れていたことが大きかった。人気のマイネルプロンプトは発馬の後手が大きく、時計の速い決着ではどうにもできず。


クローディオ
高速馬場。平均ペースで流れ、決め手勝負で4頭が抜け出して叩き合い。


サウンドアプローズ
Bコースになって内有利。後半4F勝負の形になり、上位馬はスムースに脚を伸ばせたことが大きかった。人気のサウンドアプローズは道中で外々を回って伸び切れず。

硬い馬場で一貫ラップの持久戦。3〜4コーナーでもペースが落ちないため、徐々に隊列が崩れて縦長になっていく。ゴール前は残る馬と差してくる馬とで接戦となった。

★土曜日  121
京都2レース

キングカヌヌ
前走はパサパサに乾いた馬場で時計標準の1戦。
これまで先行実績のないルミナスが先導し、前半ペース早い段階から落ち着いていました。
それをブラックブリーズが早くから捲りに動き、そこから直線まで息を継がせぬロングスパート合戦。仕掛けた側のブラックブリーズが2枚腰を発揮し、キングカヌヌとの叩き合いを制す結果となりました。キングカヌヌは控えて、向正面で他馬に来られた時に突っ張る事が出来ずに、3馬身離されての2着。推進力があるタイプではないため、前走のように捲られる展開になるとあまり良くありません。
2走前は稍重の脚抜き良い馬場。
スローで入って向正面から流れていく展開となり、逃げ馬が後続を突き放して完勝。
キングカヌヌは押して押して好位の外を回っていましたが、最後まで勝ち馬との差が詰まらずに2着。
この馬は砂を被ると良くないタイプで、理想は外目の枠となります。


ダノンプレジデント
前走は高速不良馬場。
緩まず一貫した平均ペースで縦長の展開となり、番手から勝ち馬が抜け出して完勝し、同馬は2中団から上がり1位を使っての2着。
この馬はどうしてもゲートで遅れてしまいますが、追われてからはしっかりと脚を使えており、トモがパンとしてくればまだ良くなってきそうな1頭です。