まとめ

過去ログ392 2015/5/25 12:00

★日曜日 見解
東京10レース
第82回東京優駿(G1)

過去10年のデータより・・・
1番人気 (5-1-1-3)
2番人気 (1-1-0-8)
3番人気 (3-1-0-6)
4番人気 (0-1-1-8)
5番人気 (0-3-0-7)
6番人気 (0-0-1-9)
7〜9人 (1-0-6-23)
10人以下(0-3-1-84)

日本ダービーは1番人気が(5-1-1-3)で、このうち前走1番人気だった馬は(3-0-1-0)で。

前走1着馬は(5-1-1-1)で馬券になったのは以下の7頭。
2014年2着イスラボニータ  (前走2番人気・1着)
2013年1着キズナ      (前走1番人気・1着)
2011年1着オルフェーヴル  (前走4番人気・1着)
2010年3着ヴィクトワールピサ(前走1番人気・1着)
2008年1着ディープスカイ  (前走1番人気・1着)
2006年1着メイショウサムソン(前走6番人気・1着)
2005年1着ディープインパクト(前走1番人気・1着)

10番人気以下は(0-3-1-84)で4頭が馬券になっている。
2014年3着マイネルフロスト
2011年2着ウインバリアシオン
2008年2着スマイルジャック
2007年2着アサクサキングス

3頭に共通しているのは、1800m以上の重賞勝ち実績。


馬番データ
1番 (4-1-0-5)
2番 (2-0-0-8)
3番 (1-0-3-6)
4番 (0-0-0-10)
5番 (2-0-0-8)
6番 (0-1-0-9)
7番 (0-2-2-5)
8番 (0-1-0-9)
9番 (0-1-0-9)
10番(1-0-1-8)
11番(0-1-0-9)
12番(0-1-0-9)
13番(0-1-0-9)
14番(0-0-2-8)
15番(0-0-2-8)
16番(0-1-0-9)
17番(0-0-0-10)
18番(0-0-0-9)

内枠が好成績で、多頭数になると外枠は不利。


前走データ
重賞(10-10-9-129)
├皐月賞(7-5-5-60)
├NHKマイルC(1-1-1-24)
├京都新聞杯(1-1-1-21)
├青葉賞(0-3-2-22)
└桜花賞(1-0-0-1)

OP特別(0-0-1-17)
└プリンシパルS(0-0-1-16)

皐月賞→日本ダービーのローテーションは(7-5-5-60)。
過去10年3着以内30頭中17頭と半数以上がこのローテーション。
皐月賞馬は当日1番人気で(3-1-1-1)。

皐月賞で好走した馬が良い成績ですが、6着以下に負けていた馬の
巻き返しにも注意が必要です。

2011年3着ベルシャザール  (皐月賞3番人気・11着)
2009年1着ロジユニヴァース (皐月賞1番人気・14着)
2009年2着リーチザクラウン (皐月賞2番人気・13着)
2008年2着スマイルジャック (皐月賞4番人気・9着)

前走皐月賞で5番人気以下で4着以下なら(0-0-0-33)で全滅。

前走青葉賞は(0-3-2-22)で、勝ち馬は出ていませんが穴馬が2〜3着となっている。

2014年3着マイネルフロスト (青葉賞6着・0.2秒差)
2013年3着アポロソニック  (青葉賞2着・0.0秒差)
2012年2着フェノーメノ   (青葉賞1着)
2011年2着ウインバリアシオン(青葉賞1着)
2006年2着アドマイヤメイン (青葉賞1着)

1着馬もしくは勝ち馬から僅差だった馬が好走している。

前走京都新聞杯ローテは(1-1-1-21)。
馬券になった3頭は2013年キズナ、2012年トーセンホマレボシ、
2005年インティライミで全て京都新聞杯勝ち馬で、好タイムで勝利している。

★日曜日  共通
東京11レース

オークス

ディアマイダーリン
前走のフローラSは東京芝2000m戦でペースバランスは62.6-59.2とかなりのスローから12.6 - 12.2 - 11.5 - 11.2 - 11.7と3F勝負で後半の総合力が問われる競馬となりました。
枠も良く内目から上手く2列目ポケットを確保して最高の展開となりました。
直線でシングウィズジョイの直後を確保し、L2でその内を通して進路確保し一気に差を詰めたいところでしたがジリジリと甘くなってマキシマムドパリに詰められる内容。
この展開でL1で伸び切れなかったことは不満で、ポジション的にもペース的にもこれまでしっかりと力を出し切れた展開で、赤松賞では見ることができなかったトップスピード持続面をここ2走で底を見せてしまいました。
今回ポイントとなるのは前々内々からスローでコントロールして仕掛けを待っていかに競馬を進めるか。
前走のフローラSの内容で考えてもシングウィズジョイ以上の評価は与えられず、シングより前での競馬と言ってもこの枠ではコーナーでのロスも出てくるため厳しくなります。
後ろから行くにせよ前から行くにせよ、この馬のギアチェンジを生かすためにはとにかく内目の枠が欲しかっただけにこの枠は割引です。

クイーンズリング
桜花賞4着馬。
やや出負けしてから出して中団馬群の中に入り込んでの競馬で、 3〜4コーナーでも中団馬群の真ん中でスペースを見つけられないまま直線。
直線で追い出されるもそこまでの反応は無くジリジリとなり、クルミナルには差され、内から抜け出してきたコンテッサトゥーレにも届きませんでした。
極端なトップスピード戦で前を向けない状況でも一定のパフォーマンスを見せられた点は評価できます。
Mデムーロ騎手とのコンビでここまでポジションが悪くなってしまっている点がパフォーマンスを落としてきている要因と考えられ、この馬の場合は仕掛けをいかに待てるか、動いてからのトップスピードに関しては良いレベルにあり、スピード面も高いレベルにあるのは菜の花賞でも見せてきています。
折り合いそのものも新馬戦からそこまで気になるほどではなく、そこからの反応に関しては素晴らしいものを見せています。
本来コントロールはしやすいタイプのはずで、しっかりと五分に出てポジションを取ることができればチャンスは十分あります。
この馬はこれといった弱点がないだけに、それをしっかりと生かす競馬ができるか。
3枠6番という好枠を活かしてしっかりと競馬ができればチャンスはあります。

★土曜日  共通
京都11レース

平安ステークス

ローマンレジェンド
前走のアンタレスS3番人気で6着。
58kgを背負って3コーナーでアオリをくらう不利があってもの。
ハイペースの流れから11.8 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 13.0と淀みないラップとなり、3コーナー手前でサミットストーンが下がってきたのを受けてブレーキを踏む不利がありました。
そこからもう一度スピードに乗せて大外追走となりましたが、コーナーでもまだ速いラップを刻んでいてロスも多く、斤量を背負っていたため直線序盤で一気に伸びてくるだけの脚は残されておらず、最後は余力なくなだれ込むだけの6着となりました。
淀みない流れで不利を受けて押し上げたいタイミングで下がってしまい、恵まれない1戦となりました。
近走のパフォーマンスや、全盛期だったこの馬の傾向からも軽い京都のダートへの相性は良く、みやこS勝ちの内容、一昨年スランプ気味だった時のみやこS3着も内容は悪くありません。
更に、チャンピオンズCで見せてきたようにスローからのペースアップ戦にも一定の目途を立ててきているため、京都1900mを走る上でもいい材料と言えます。
京都1900mは1800mよりも圧倒的に緩みやすいコースとなるため、この馬としてはポテンシャル戦だけで高いパフォーマンスを見せていた全盛期から、ある程度緩めても前々で対応できるという競馬をしてきている今の方が今回の舞台への対応力は高いように思えます。
今回は1900mでもレースを作れるクリノスターオーが強敵で、エルムSから考えると適性を相対的に見れば明らかにその時より厄介な存在と言えます。
マイネルクロップも要所でのトップスピードの質、持続力ともに脅威で、チャンピオンズCで完敗を喫したナムラビクターもこの距離では手ごわい相手となります。
軽い京都のダート適性は高いため、上手く内々を立ち回れればチャンスはあります。
今回のメンバー相手に外から勝ちに行く形では厳しくなりそうです。


ソリタリーキング
2走前の佐賀記念ではマイネルクロップに敗れましたが内容は強い競馬。
佐賀2000m、2コーナーポケットからの1周半コースで最初のポジション争いでは2列目で進めていましたが、スタンド前までに外に出してそこのスペースを上手くマイネルクロップに取られた形。
3コーナーの勝負どころではマイネルクロップがインで早めに仕掛けてその外から併走状態で直線。
一旦は前に出ていましたが、最後は差し返されてハナ差の2着。
ポジショニングに関しては今のマイネルクロップならこちらの方が上になりますが、それでも序盤の展開の段階で脚を使った割に位置取りで見劣ってしまったのはマイナス材料です。
ただ、マイネルクロップ比較では2kg重かっただけに、それも含めると内容的には十分評価できます。
今回の高速ダートの京都1900というのは条件的にも良く、先行力を持っていてペースアップ戦で一脚を使って来れるこの馬にとっては最高の舞台です。
前走のように外々から押し上げながらコーナーで外からねじ伏せに行くというよりは、船橋の日本テレビ盃のように前でペースを作って仕掛けを待つ立場が理想です。
一瞬の脚は見劣りませんが、そこまで長くトップスピード持続力を持っているタイプではないため、序盤のポジショニング、要所でどこを通すかがカギとなります。
2列目ポケットで3〜4コーナーで上手く立ち回れればパフォーマンス的に見て十分勝負になります。