まとめ

過去ログ399 2015/5/28 18:54

★土曜日121
東京6レース
キングカラカウア
良馬場だが雨上がり後でまだ馬場緩い状況。内枠の2頭が押して序盤に飛ばし、2頭大逃げと離れた3番手以下の集団。3角を過ぎてから集団後ろにいたポトマックリバーが捲って進出、4角捲りきり先頭に立つ。逃げていた馬も少し速めだったのに後続の追い上げが早いタイミングだったので、結構な粘り腰勝負と言う格好。直線半ばで人気上位4頭が抜け出し、後続を大きく千切る形になった。今日の馬場なら時計も優秀。3着ポトマックリバーはスタート直後の不利もあり、かなり強い競馬をしている。

内側は適度に使い込まれていて、速い時計の出やすいパンパンの良馬場。少頭数で最初の隊列は楽に決まる。道中も向正面でひと塊になる流れで、3コーナー過ぎから徐々にスパート。少々せめぎ合いがある中、最短距離を回ってきたミュゼゴーストがインからロスなく抜け出せて、馬群の外で若干膠着があった馬が遅れてしまう。2分を切る決着だったので、決して道中も緩みすぎと言う流れではない。ウイングチップは鞍上の立ち回り方も半端だったが、速力負けといった様子。

雨量が多くかなり時計掛かる馬場。中盤かなり緩む展開で後半4F勝負。逃げた勝ち馬が直線もう一度後続を突き放して完勝。

エニグマバリエート
ジャストフォーユーが離し逃げで1000m通過58秒4のハイラップ。さすがにこの流れでは持たず、直線では失速。そこを差し馬勢が飲み込んだ。特に勝ち馬はよく伸び、最後は2馬身半突き抜けた。流れが向いた面はあるものの、自身の上がりも更新して快勝。時計も速いが、開幕馬場とHペースで引っ張られた感が強い。

前半は隊列縦長。中盤緩んで上がりも必要な流れ。硬い馬場で時計も速く、時計性能と切れ味を求められたレース。その結果、1、2着馬が突き抜けた内容。3着以下は時計や上がりに対応しきれず。

カスクストレングス
良馬場だが雨上がり後でまだ馬場緩い状況。内から枠の差でロジナンが先導するも、すぐ他の馬が並んで1列目4頭雁行でペースがなかなか落ち着かず。集団固まって、とは言えないぐらいだが馬群はそれほど縦に伸びず、4角出口は横に広がる。瞬発力勝負というよりも、直線で上手く進路を見つけられた馬が惰性で勝った分、凌ぎきれたというゴール前の様子。

レッドルモンド
適度に荒れて差し有利馬場。少頭数の2歳オープン、道中攻めて動く馬がおらずスローの単騎逃げ。縦に長い隊列なのに途中で楽に息が入り、逃げ馬が速い上がりで粘る形。しかし坂上でレッドルモンドは脚色一杯、2番手のコスモナインボールが凌ぎ切った。後ろの人気勢がお互いにマークしすぎたか、脚を余した格好。さすがに勝ち馬の恵まれは否めない。

荒れ馬場で時計掛かり気味。Mペースで離し逃げの持久戦に持ち込んだ勝ち馬が2着馬の追撃をなんとか振り切った。真っ当な伸びを見せていたのも2着馬だけで、3着以下は着差通り、能力的にも開きがありそう。

馬場の内側が荒れて外差し有利。レッドルモンドが先手を奪い後続が行きたがるのを引っ張りつつ抑えての追走だが、新馬戦中距離にしては珍しく1ハロン13秒台がない。最内でレッドルモンドが逃げ粘るところを、ストリートキャップが内から伸びて差し勝った。スローになりがちな新馬戦1800mで1分48秒台走破はかなり優秀。上位3頭は次走も素直に評価したい。

★土曜日G1C
京都2レース
ミッキーオリビエ
乾いてパサパサ、力要るダートで時計は標準。序盤のテン争いが少々厳しくなり、エルブダムールがいち早く抜け出して先導。しかし向正面からペースは落ち着き、しばらく仕掛けもなく淡々と進む。直線に向くまで後続の動きはなかったが、直線で鋭く抜け出したのが2番手のイェドプリオル。そこを最後にアースシンフォニーが捉えた。バテ合いというよりは力を溜めての瞬発力勝負と言う様相で、上位はみな上がりが確りしていた馬。

レッドファルダ
平均ペース消耗戦。3着のクライミングローズが淀みのない流れを作り、スタミナの必要な展開に。勝ったヤマイチはロスのない立ち回りで終い迄渋太く脚を使えた。2着のダンツも斤量差を考慮すれば力は出し切れている。

上がり掛かる消耗戦。淀みのないペースになり、バテ合いの形。勝ったシャンタルエットは条件替わりが合っていたようで、立ち回りの上手さも目立った。


ワールドリースター
まだ雨の影響はほとんどない。中盤が緩まずMペースの消耗戦。ペースが案外落ちないことで前と後との隊列がバラけた。本来なら先行勢には厳しい流れだが、2、3着馬はよく粘っていた方。

脚抜き良く時計の速い馬場。平均ペースで淡々と流れ4角で馬群圧縮。中団から押し上げた勝ち馬が抜け出して圧勝。

乾いて重い砂。落ち着いた展開で馬群固まったまま上がり3F勝負。粘る逃げ馬を捕まえられたのは好位の内から抜け出した勝ち馬だけ。


イェドプリオル
乾いてパサパサ、力要るダートで時計は標準。序盤のテン争いが少々厳しくなり、エルブダムールがいち早く抜け出して先導。しかし向正面からペースは落ち着き、しばらく仕掛けもなく淡々と進む。直線に向くまで後続の動きはなかったが、直線で鋭く抜け出したのが2番手のイェドプリオル。そこを最後にアースシンフォニーが捉えた。バテ合いというよりは力を溜めての瞬発力勝負と言う様相で、上位はみな上がりが確りしていた馬。

ナムラハンベエ
脚抜きい馬場。1〜2コーナーで緩んで後半4F勝負。勝ち馬が外を捲って4角先頭で抜け出し圧勝。

時計掛かる重い馬場。前後半で2.5秒差のHペース消耗戦。縦長の展開で後方待機の2頭がバテずに抜け出した。

★土曜日  121
京都4レース 
ビットレート
渋って時計掛かる馬場。平均ペースで流れ番手から2着馬が渋太く粘るが、馬場の真ん中を伸びてきたのが勝ち馬。

軽い馬場。平均ペースで単騎逃げ。後半少し緩んで後続が詰め時計勝負。内から2頭が抜け出した。

内から押して逃げ馬が速い展開を作った。上がりの掛かる消耗戦で上位2頭が抜け出す競馬。3着以下は時計限界。


サウンドドゥイット
高速馬場。落ち着いた展開で上がり勝負。番手追走の2着馬が余裕で先頭も捕まえに行った勝ち馬の決め手が上。

硬い馬場。Hペースで流れ好位の外から勝ち馬が抜け出すが、最内から外に持ち出した勝ち馬がこれを捕まえた。

徐々に湿った馬場に。Mペースで決め手必要。前後半のラップがほぼ同じ構成。1400mとしてはややスロー気味か。上がりが求められる流れになった。


イイネー
高速馬場。落ち着いた展開で上がり勝負。番手追走の2着馬が余裕で先頭も捕まえに行った勝ち馬の決め手が上。

サイレンスラヴ
内目はかなり荒れており、外枠の2頭で決着。馬場が渋っていたこともあってペースも落ち着き、上位2頭には状況は状況が嵌まった形。

テイエムマンキチ
高速馬場。落ち着いた展開で上がり勝負。番手追走の2着馬が余裕で先頭も捕まえに行った勝ち馬の決め手が上。