まとめ

過去ログ411 2015/6/4 17:39

★日曜日 見解
東京9レース
エクセレントビュアー
ミモザ賞
強風の影響もあり、馬場も全面的にボロボロ。3〜4角内側を通るとノメる馬頻出で、4角大外を回した馬が有利な状況。極端に緩めてないがアンジュデュバンのペースは遅め、直線も粘り腰を残している。2000m走り切ってしっかり脚が残ってる馬が上位に並んだ。離れた4着以下は、展開だけでなく距離や荒れ馬場対応力に限界がありそう。

ギブアンドテイク
仮柵A→B移動後の週で馬場状態絶好、差し有利の高速馬場。当日は弱い雨。それまで逃げてなかったラインカグラの逃げで、ペースが落ち着きかけた時に、向正面でマクベスバローズが一気に捲って出て急にペースアップ。先団がずっと追っ付け通しの展開になり、4角でも馬群がバラけた差し争いに。内をロスなく運べていたマローブルーが先頭、追い込み馬が殺到するが最後まで凌ぎきれた。500万下条件にしてはかなりタイムが速い。

前に行った3頭がやり合い、縦長の隊列に。勝ったコーディリアはその先行集団にいただけにペースは厳しかったが、揉まれず運べた事が良かったのか渋太く粘り込み。2着のジャングルクルーズはやり合う前を見ながらで展開は絶好だったが、相手の渋太さに屈した形。

スロー前残りで行った行ったの決着。ラップ的には後半5F持続型だが、前半1000m通過が62.7秒なら500万としては十分過ぎるスロー。結局行った行ったの決着で直線でも皆脚色一緒という感じに。ヴィジャイは大外ロスがありながらもよく伸びた方だし、カッパドキアも脚色は目立っていたが、この流れでは届かずでも仕方ない。

ゲットアテープ
開幕週Aコースで内有利馬場+直前雨で馬場が急激に悪化。アグネスドリームがゲート案外で今回はダイワレジェンドが楽に先手を奪えた。それほど道中極端に緩んだ箇所なく、向正面半ばからなかなかいいペースでスパートし、直線でさらにリードを築く。終わってみれば5馬身差圧勝、完全に体力の違いを見せ付けた。2着争いはかなりの僅差だが、内ラチ沿いを通った馬に有利があった。雨の影響で馬場も掘れて、時計が相当に掛かっている。同日の未勝利戦よりも2着馬の走破タイムが遅い。

開幕週の絶好馬場。、隊列縦長のロングスパート戦。押しての主張で1、2番手はすぐ決まるが隊列は縦長に。後半ジワジワ速くなるロングスパート戦。馬場が良い分、比較的前目での決着も、僅かな上がり性能の差が着順を別けた。

サーストンコラルド
開幕週で絶好の馬場。上がり性能必須。マイネルビクトルが外から押して逃げ、ダークサイドもそれに連なる。序盤は縦に伸びた隊列だったが3角手前で息入れて後続が詰めてくる。ペースを落としすぎた分で直線ほぼ一団から速い上がりを比べる流れになり、決め手で勝る差し馬が十分間に合う展開。人気のサーストンコラルドが悠々差し切れた。上位は東京芝好走馬で、上がり適性がないと厳しかったはず。しかし、今回期待ほど力を出せずに終わった馬も多かった。

仮柵A→B移動後の週で馬場状態絶好、差し有利の高速馬場。当日は弱い雨。それまで逃げてなかったラインカグラの逃げで、ペースが落ち着きかけた時に、向正面でマクベスバローズが一気に捲って出て急にペースアップ。先団がずっと追っ付け通しの展開になり、4角でも馬群がバラけた差し争いに。内をロスなく運べていたマローブルーが先頭、追い込み馬が殺到するが最後まで凌ぎきれた。500万下条件にしてはかなりタイムが速い。

ショウナンバッハ
パンパンの良馬場だがやや時計・上がり掛かる馬場。イイデフューチャーやサヴァテアーノではなく、最内枠のロジメジャーが先手を奪ってスローで逃げる。1000m通過が62秒を超えてるので本来は前の組にとって楽なペース、最後の3Fが速い瞬発力勝負に。しかし逃げたロジメジャーが思った以上に粘り、他は追い込み馬が上位を独占する中、唯一先行馬で凌ぎ切った。大敗が続いていた馬が逃げて一変。

ネコタイショウが2角でハナを奪ったのをきっかけに、中盤が速くなっての追い込み展開となった。先行勢には厳しい流れだし、出負け外から早めに動いたナイフリッジも相当厳しい競馬。かえって後方で構えていた方が嵌った。勝ち馬は内を回ってこれた分。

★日曜日 見解
安田記念道悪適性診断

ヴァンセンヌ
道悪巧者。稍重馬場で3勝しており、唯一道悪で崩れた鳳来寺山特別は急仕上げでプラス12キロだったため参考外。時計勝負に不安がある馬ですが、馬場が渋れば浮上。

エキストラエンド
馬場悪化はマイナス。稍重程度なら2走前のダービー卿でも我慢できていましたが、不良馬場では割引。

カレンブラックヒル
前走の大阪杯は不良馬場で力を出せませんでしたが、2走前の小倉大賞典では重馬場で勝っています。
基本的には道悪でも苦にするタイプでは無く、雨でも割引の心配はありません。

クラレント
アタマが高い走法なため、基本的には緩い馬場は割引。
それでも緩い馬場でも上位に来ており、大きな割引は必要ありません。

ケイアイエレガント
大トビで馬場の悪化はマイナスとなります。

サクラゴスペル
道悪でも勝ち鞍はありますが、道悪は苦手な方で、理想は良馬場。

サトノギャラント
道悪はマイナスで、馬場が緩くなると最後の切れが削がれてしまいます。

サンライズメジャー
重馬場で勝ち鞍があり、道悪でも苦にしません。

ダイワマッジョーレ
基本的には緩い馬場はマイナスです。阪急杯では不良馬場でミッキーアイルを差し切っており、馬場が悪化すればするほど他馬がマイナスとなる中、この馬はどれだけ悪化しても一定の脚は使えるため、相対的に他馬と比べてマイナス面が小さくなる印象です。
馬場は悪くなればなるほど良さそうなタイプです。

ダノンシャーク
理想は良馬場ですが、能力の高さで道悪もこなせています。斤量を背負った状態でも道悪で好走しており、馬場悪化でも大きな割引は必要ありません。

フィエロ
昨年の安田記念は不良馬場で8着に敗れましたが、基本的には道悪巧者で、安田記念はスタートでトモを滑らせてしまい2馬身出遅れたため参考外の1戦です。

フルーキー
馬場が緩いとゴーサインを出した時に反応が遅れてしまうため、初騎乗となる北村騎手では不安が生じます。2走前の東京新聞杯は反応が遅れた時にスペースが無くなっていただけに、割引が必要です。

ブレイズアトレイル
馬場が緩んでも走れており、大きな割引は必要ありません。

ミッキーアイル
道悪は得意なタイプとはいえませんが、近2走は道悪でも好走しており、更に控える形で好走している事から成長力が魅力の1頭です。
理想は良馬場。

メイショウマンボ
全盛期なら馬場が悪化しても問題としていなかっただけに、道悪でも割引は必要ありません。

モーリス
近2走は道悪でも連勝しており、大きな割引は必要ありません。

リアルインパクト
道悪はノメって走れないため、割引が必要です。

レッドアリオン
道悪は空っ下手で大きな割引が必要です。

★日曜日 共通
東京11レース

安田記念

フィエロ
昨年の安田記念は不良馬場の消耗戦の中でスタートでトモを滑らせてしまい、最後はバテずに食い込んで来ましたが、参考にしづらい1戦です。
この馬はペースが緩い中での直線加速が要求される競馬にギアチェンジ面を問われる展開では苦戦傾向にあり、1000万下で取りこぼしたレースが東京1400らしいスローからの12.0 - 11.2 - 10.9 - 11.4とギアチェンジ伴うトップスピード戦でした。
ただ、このレースは最後に進路がなかったため、手応えが十分だった事から、前が開いていれば突き抜けていた可能性もあります。
この馬はマイルCSで見せた高いレベルでのスピードとポテンシャルを持っており、トップスピードの質はイマイチでもしっかりと最後まで伸びるトップスピードの持続力は高いタイプです。
前走のようなマイラーズカップのスローでも前を向ければ確実に脚を出し切れる怖い馬で、その点からも信頼度は高い方だと言えます。
ベストパフォーマンスを考えればペースはがった方が良いため、安田記念向きの馬と言えます。
単調な競馬での能力勝負なら崩れる可能性は低く、45秒台の競馬で縦長ならかなり信頼できます。