まとめ

過去ログ413 2015/6/4 18:09

★土曜日 
京都9レース
ウインフェニックス
内側に蹄跡は残るがパンパンの良馬場で時計も速め。内枠のミラクルアイドルが押して逃げ、それにノボリレジェンドが並んできて僅かに速い程度。後続は2頭−2頭で並んで隊列が比較的縦に伸びる。直線に向いて4列目以降の集団がかなり大外に張り出し、大きく馬群がバラけてからの叩き合いになるが、あまりにロスしすぎたためか内枠の先行馬にプレッシャーが減って、結果内を進んだ3頭が後続を引き離す格好になった。唐突に落馬した馬もおらず、決して内がボロボロと言うわけでもないのに、馬場の大外が良いと判断した騎手が多かった様子。

パンパンの良馬場で上がり性能必須、差し有利状況。タマモネイヴィーがコスモミレネールと競って案外速いペースにはなったが、途中4角手前で息入る箇所あり。力があれば十分粘れてもおかしくない平均ペースでも、最後は好位組がキッチリ上がりをまとめて凌ぎ切った。オコレマルーナは地力上位を証明。ヘイジームーンを完封できたのは大きいい。

内目荒れてるがフラットで標準速めの馬場。これまで中長距離を走っていたカーバが先手を奪えるほどのメンバーで、途中もユルユルにペースダウン。馬群一団で進んで直線急加速が必要な3F瞬発力勝負。全体に着差は僅差。溜め切れが使えるディープインパクト産駒が有利な流れで、上がり33秒後半限界の馬では間に合わない競馬だった。

クワトロガッツ
良馬場だが雨上がり後でまだ馬場緩い状況。前回スローで逃げたアメリカンダイナーが今回は押し押しで行って、2番手サトノスティングのプレッシャーもあったのか、道中緩めずずっと一貫して進む平均ラップ。集団はピタリくっついて進み、直線切れ味のいい差し馬の持ち味を引き出してしまう展開になった。バロンドゥフォールは降級馬で力上位だが、今回の展開も良かったはず。

開幕週で絶好の馬場。上がり性能必須。大外枠アメリカンダイナーの逃げは序盤緩めつつ3コーナー下りからスパート。直線に向いても後続が差を詰めきれておらずまだ縦長、カナロアが1頭だけやっとラスト2Fで抜け出すもほとんど脚色一緒。前に行った2頭が2着3着、スローペースの上がり性能勝負で勝ち馬だけが差し込めたと考えて良さそう。

ジャポニカーラ
雨上がり後で乾きかけ、内有利状況。1コーナーを団子のような隊列で入って、特に争わず押し出されるようなアルビアーノの逃げ。4F目12秒9で息も入ってる。差し馬の側が自分から動かざるを得ない形になって、ディアマイダーリンが向正面捲って進出しても先団に動きなし。十分に脚を溜めつつ二枚腰を発揮したアルビアーノが直線で独走。結構脚を使わされて最後甘くなったディアマイダーリンをめがけて、離れた2着争いが繰り広げられて間に合ったのが道中内目を回っていたアースライズ。人気の2勝馬が1着3着、2着以下の争いは大混戦と言う展開。少なからず枠順の差はあったはず。


パープルセイル
パンパンの良馬場で速力必須。前走短距離のウエスタンパレスが先導する展開になり、かなりペースは遅め。それで2番手のスパーブデイが早くからつつく形で仕掛け徐々にペースアップ。直線速い上がりでまとめる速力戦になり、好位で待てていたトーセンターキーが本来の力を発揮。立回りも見事だった。2番手は2列目にいたウンプテンプ、1番人気ウインオリアートは出遅れが痛恨。自分の足は使っている。

雨影響で時計掛かる差し馬場。逃げ馬不在で休み明けの馬も多い中、内枠のヴィスビーが先導。特に急いでないペースで後続も離れず追走するが、今の馬場だと速い方だったか。4角で1列目が7頭も並んで馬群が横に広がり、直線外を回った馬が伸びる差し展開。休み明けで上積みがあった馬同士のワンツーで、既走馬に上がり目なしだった様子。

ブレイクザポケット
パンパンの良馬場だがやや時計・上がり掛かる馬場。ダート短距離を勝ったマインドブロウの慎重なリードで超スロー、しかもコーナーも捲りはなく最後尾まで差がない団子の展開のまま直線へ。鋭い加速力勝負となり、2番手のレッドオルバースが粘り込む所にグリュイエールが割って出て接近。最後ひと悶着あったが何とかグリュイエールが交わしてゴール。重賞好走馬が力を示したと言うレース。500万下好走馬は多かったが、どうしても決め手が一枚甘い様子。

★土曜日 
阪神6レース
ベラルディ
高速重馬場。中盤緩んで向正面捲りが入りペースUP。ロングスパート合戦で直線バテ合い。スタミナ見せたのが上位2頭。

テーオーヘリオス
高速重馬場。中盤緩んで向正面捲りが入りペースUP。ロングスパート合戦で直線バテ合い。スタミナ見せたのが上位2頭。

テイエムテツジン
少し時計掛かる馬場。中盤2度緩む展開で先行2頭が後続を突き放しマッチレースに。

水浮く馬場。スローで流れて後半4F勝負に。先行2頭と後続という展開でその2頭を捕まえられたのが3番手追走の勝ち馬だけ。4着以下は大きく離された。

カペナ
小雨で湿った馬場。スローで流れ逃げ馬が後続を突き放して圧勝する。2着も番手追走の馬が流れ込んだ。

脚抜き良い馬場。スローで流れ馬群固まったまま直線勝負。先行した上位2頭が抜け出して叩き合い。

★土曜日 
京都4レース
レッドサバス データ
前走は開幕週の京都、落ち着いた展開で中盤緩んで上がり4F勝負。ゲートは出ましたが進んで行かず、道中は勝ち馬の後ろで折り合いをつけて無理せずに追走。直線は狭い所を割って伸びていましたが4着まで。2走前は雨で渋った馬場となり、超スローから3コーナーから捲りが入って後半5F勝負。好位集団の一番後ろにポジションを取り、3ハロン標手前から手を動かしてスパートし、4コーナーでは勝ち馬の直後につけるも1ハロン標からジワジワと離されてしまい3着。速い脚に欠けるため、今回の距離はプラスでパンチは足りませんが安定して走れそうな1頭です。

前走
もう馬場が黒ずんで末期馬場。荒れ馬場でロングスパート戦。スタミナ要。時計もずいぶん掛かるし、この馬場で仕掛けどころも早いとなれば、上がりラスト1Fも13秒台まで掛かった。

グリーンゼファー
硬い馬場。平均ペースで流れて縦長展開。4角で馬群は圧縮。中団追走の勝ち馬が最後抜け出し圧勝。2着は接戦。

稍重影響し時計掛かるスタミナ系差し馬場。大半の馬が出遅れてペースが相当緩み、1000m通過が66秒2。3角を過ぎてからやっとペースアップするものの、隊列急変は起こらず、先行するクイーンズリングについていける馬がごく僅かだった。2着馬もかなり末脚は図抜けていたが、仕掛け遅れとなってしまった。ラップ上はラスト2Fが速いが、ペースが上がったのは3角過ぎということで3F勝負だと判断。

タイセイブレイド
重馬場。スローで後半4F勝負。馬群から1・2着馬が抜け出してきた。

雨影響して時計掛かる馬場。スローだが単騎逃げで縦長展開。後半5FからジワリとペースUPし、バテた逃げ馬を2頭だけが捕まえられた。勝ち馬はかなりの楽勝。

トウシンハンター
雨影響で柔らかい馬場。平均ペースで2頭が離し逃げ。4角で後続が追いついて直線2頭が抜け出した。

マイネルリコルド
縦長で後続スロー。全体的に荒れた馬場でペースが上がらず。勝ったコートオブアームズは隊列にも恵まれ、楽に押し切り。

内有利馬場でスロー、上がり4F勝負。全体的に決め手の無い馬ばかりで、勝ち馬の末が勝っていただけの直線。スローで行っても残せない程に2着以下の決め手はだらしない。2、4着馬が内を通って脚を使えていた。