まとめ

過去ログ415 2015/6/4 22:58

★土曜日 1鞍
阪神4レース
レッドサバス データ
2走前は開幕週の京都、落ち着いた展開で中盤緩んで上がり4F勝負。ゲートは出ましたが進んで行かず、道中は勝ち馬の後ろで折り合いをつけて無理せずに追走。
直線は狭い所を割って伸びていましたが4着まで。
3走前は雨で渋った馬場となり、超スローから3コーナーから捲りが入って後半5F勝負。好位集団の一番後ろにポジションを取り、3ハロン標手前から手を動かしてスパートし、4コーナーでは勝ち馬の直後につけるも1ハロン標からジワジワと離されてしまい3着。
速い脚に欠けるため、前走は距離がプラスとなりコンマ1秒差の2着。

前走の新潟は馬場が黒ずんで末期馬場。
荒れ馬場でロングスパート戦となり、スタミナが問われる展開。
時計もずいぶん掛かって、この馬場で仕掛けどころも早いとなれば、上がりラスト1Fも13秒台まで掛かっていました。
向正面で他馬が動いた時に上手く外に出して追い上げて行き、勝ちに行く形で4コーナーで相手を被せに行くも、抜け出してからは外にモタれてフラついてしまい、交わした勝ち馬に内から差し返されての2着となりました。
今回は再び2200mに戻りますが、勝ち切れるまでのパンチはありませんが安定して上位に入れる1頭です。


タイセイブレイド
重馬場の前走はスローで後半4F勝負。
直線で割って入ろうとしたところで馬が躊躇してしまい、結果は4着。
直線で外に出していればもっと際どかった内容で、最後までしっかりと脚を使えており、渋った馬場で注目したい1頭です。


トウシンハンター
前走は良馬場発表でしたが、雨の影響で柔らかい馬場状態。
平均ペースで2頭が離して逃げる展開を中団で運び、3〜4コーナーでは前の馬がフラフラして行き場を探すのに手間取っていました。
そこで一旦最後方まで下がりましたが、そこから盛り返しての4着。
今回は叩き2戦目で大きな上積みが見込めます。

★土曜日 ウイナーズ
東京9レース
ウインフェニックス
ワンパンチ足りないため、前走は1ハロン短縮して使われた1頭。
前走の東京1400m戦は内側に蹄跡は残るもパンパンの良馬場。
内枠のミラクルアイドルが押して逃げ、それにノボリレジェンドが並んできて僅かに速い程度で流れ、後続は2頭−2頭で並んで隊列が比較的縦に伸びる展開。
直線に向いて4列目以降の集団がかなり大外に張り出し、大きく馬群がバラけてからの叩き合いになりましたが、あまりにロスしすぎたためか内枠の先行馬にプレッシャーが減って、結果内を進んだ3頭が後続を引き離す格好になりました。
同馬は内枠から良いポジションが取れて好位からの競馬。
直線は勝ち馬の外に付けましたが最後まで交わす事が出来ずに3着。1ハロン短縮でも切れが増したわけでもなく、今回は叩き3戦目でマイル戦に戻ります。
この馬はワンペースなところがあり、前受けして後ろからプレッシャーを掛けられると甘くなってしまうため、2走前はジワッと後方からの競馬を試しましたが結局最後は同じ脚色になってしまい詰め切れずに6着となりました。
今回は短い距離に使った後で良いポジションを取れそうなため、これまでよりも好内容のレースを展開できそうです。


クワトロガッツ
前走は良馬場だ発表でしたが、雨上がり後でまだ馬場が緩い状況でした。
前回スローで逃げたアメリカンダイナーが今回は押し押しで行って、2番手サトノスティングのプレッシャーもあったため、道中は緩めず一貫して進む平均ラップ。
集団はピタリくっついて進み、直線切れ味のいい差し馬の持ち味を引き出してしまう展開となりました。
同馬はいつも通り抑えて後方待機策をとり、坂を上がったところでは大外から一気に抜け出す勢いを見せていましたが、勝ち馬に踏ん張られてしまい2着となりました。
2走前は東京1800m戦で開幕週絶好の馬場。
大外枠アメリカンダイナーの逃げは序盤緩めつつ3コーナー下りからスパートし、直線に向いても後続が差を詰めきれておらずまだ縦長の展開で、カナロアがけがラスト2Fで抜け出すもほとんど脚色一緒で前に行った2頭が2着3着となる結果。
このレースは1ハロン長かったことと、後方からの指示が裏目に出てしまいガッチリとハミを噛んでしまい不向きな展開で瞬発力で見劣り7着。
体質が強くなってきたことで、コンスタントに使えるようになっており、再度東京マイル戦で上位可能の1頭です。


ジャポニカーラ
前走のフラワーカップは雨上がり後で乾きかけの馬場で、内有利な状況。
1コーナーを団子のような隊列で入って、特に争わず押し出されるようなアルビアーノの逃げとなり。4F目12秒9で息も入っていました。
差し馬の側が自分から動かざるを得ない形になってしまい、ディアマイダーリンが向正面で捲って進出しても先団に動きなし。
十分に脚を溜めつつ二枚腰を発揮したアルビアーノが直線で独走する格好となりました。
ここでは出遅れてコースロスの無い内に拘る競馬を展開し、3〜4コーナーでも上手く走って最後はしっかりと伸びてコンマ5秒差の6着となりました。
現状は非力な面も残っていますが、500万クラスなら優に通用する力は持っています。


パープルセイル
前走は東京のマイル戦に使われて6着。
前走短距離のウエスタンパレスが先導する展開になり、かなりペースは遅め。
それで2番手のスパーブデイが早くからつつく形で仕掛け徐々にペースアップすると直線は速い上がりでまとめる速力戦になり、好位で待てていたトーセンターキーが本来の力を発揮して勝利。
パープルセイルは切れるタイプではないため、意識的にポジションを取りに行きましたが、結果的にヨーイドンの競馬になり分が悪くなりました。
この馬にとっては時計も速く、力負けの印象です。

2走前の中山は雨の影響で時計が掛かる差し馬場。
逃げ馬不在で休み明けの馬も多い中、内枠のヴィスビーが先導し。特に急いでないペースで後続も離れず追走するも、この馬場だと速い方でした。
4コーナーで1列目が7頭も並んで馬群が横に広がり、直線外を回った馬が伸びる差し展開。パープルセイルは2コーナーを回ってから勝ち馬の外に進路を取って直線では少し置かれるも終いは鋭く伸びてゴール前はクビの上げ下げまで持ち込むもハナ差の2着に敗れました。
雨が降って時計が掛れば出番はありそうな1頭です。


ブレイクザポケット
前走は休養明けでの昇級戦。
パンパンの良馬場でしたが少し時計・上がり掛かる馬場状態でした。
ダート短距離を勝ったマインドブロウの慎重なリードで超スロー、しかもコーナーも捲りはなく最後尾まで差がない団子の展開のまま直線となりました。
鋭い加速力勝負となり、2番手のレッドオルバースが粘り込む所にグリュイエールが割って出て接近。最後ひと悶着ありましたが何とかグリュイエールが交わしてゴール。
ブレイクザポケットはまだトモがしっかりしていない中でも、休み明けの昇級初戦で3着に入れており、能力は大したものを持っています。
同馬の瞬発力は現級でも通用するだけに、叩き2戦目の今回も上位可能です。

★土曜日 見解
東京10レース 1/2

タブレットピーシー
前走は内3頭分がボロボロに荒れてて硬めで、直線やや差し優位の馬場状態。
ブリンカー装着したアメリカンダイナーが序盤は引き付けて向正面から徐々にリードする逃げを打ち、ほぼ一貫したペースとなりました。
それに対応する後続の動きも比較的早く、直線でシベリアンタイガーが並び、その他後続も直線半ばでどんどん殺到する格好となり、外を回って上手く脚を伸ばせたタブレットピーシーがピタリ流れにハマって伸び、大外を回った追い込み馬の追撃を凌ぎ切っての勝利となりました。
最後は先頭に立ってソラを使っていただけに、アタマからは買いづらい1頭です。

マローブルー
前走はパンパンの良馬場で速力必須は馬場状態。
ヤマトダイアンサスが逃げたましたが、1頭−1頭−2頭−2頭と列がすぐに決まってなぜか隊列が縦長となり、レース序盤から全く動く所なく1000m通過も61秒8で直線に向くまで隊列が替わりませんでした。
逃げ馬のスパートは3コーナーからですが、直線ラスト2Fで後続もやっと接近し、3番手で並んでいた同馬が押し切る展開。
結果的に超スローの速力戦で前の組有利で、レース序盤が相当遅かった割に全体の走破タイムも速く、上位2頭は評価できる1戦です。

2走前は仮柵A→B移動後の週で馬場状態絶好で、差し有利の高速馬場。
それまで逃げてなかったラインカグラの逃げで、ペースが落ち着きかけた時に、向正面でマクベスバローズが一気に捲って出て急にペースアップする展開。
先団がずっと追っ付け通しの展開になり、4コーナーでも馬群がバラけた差し争いとなり、内をロスなく運べていたマローブルーが先頭に立ち、追い込み馬が殺到する中で最後まで凌ぎ切っての勝利となりました。
このレースは500万下条件にしてはかなりタイムが速く、2戦連続で高いパフォーマンスを見せています。

ロンギングゴールド
器用さが無いため、どうしても後ろからの競馬となる同馬。
前走は少頭数の逃げ馬不在メンバーで、内枠のドラゴンレジェンドが促して行って、駆け引きほとんどなく中盤ペースも遅めの展開。
4コーナーもほぼ一団で、直線向いてから隊列横一線となり、直線3Fの上がり勝負で最後まで大接戦。
直線ではそれなりに目立つ伸びは見せていましたが、上りの速い展開で3着となりました。
東京コース巧者で、展開待ちの1頭と言えます。