まとめ

過去ログ422 2015/6/11 17:32

★日曜日
阪神3レース
ピースオブジャパン
高速馬場。中盤緩んで上がり勝負。3番手から勝ち馬が抜け出して、その直後を追いかけたのが2着馬。

スローの流れだが、ラスト4Fめからペースアップ。しかし、この流れで残せる先行馬がいなかった、という結果。ペースアップが早かったという面もあるか。追い込み馬が上位3頭入ったが、決め手もあったが、流れが向いた面もある。

タガノヴェリテ
全面荒れ馬場。Mペース持久戦。上がりが掛かる流れになったことで、馬場さえこなせれば内からでも伸びを見せる馬はいた。が、外からの馬が1、3着。上位8頭ほどはルートの差程度か。トーホウスペンサーは全くの無反応。何かあったかもしれない。

テン争いはあったが速くなるまでには至らず。中盤で確り緩んでの上がり3F勝負。位置取りと決め手の差で上位2頭が少し抜けた。3着以下はトップスピードの限界が垣間見える。

アグネスエンジェル
0 渋って時計掛かる馬場。平均ペースで流れ番手から勝ち馬が抜け出した。2着は接戦も逃げ馬が残る。

開幕週。平均ペースで中盤緩む展開。番手から勝ち馬が抜け出して、2着争いは4頭が接戦。

イレイション
高速馬場。スローで上がり3F勝負。先行勢での決着で、2列目から勝ち馬が抜け出し圧勝。

時計速め持久戦。勝ったオーラクィーンは減量と最内枠の恩恵を最大限に活かし、好時計勝ち。2着のオフビートも内枠をロスなく立ち回れていたことが大きかった。人気のマイネルプロンプトは発馬の後手が大きく、時計の速い決着ではどうにもできず。

★日曜日
阪神2レース
イェドプリオル データ
前走はミッキーオリビエと対戦してクビ差先着しての2着。前走でチークピーシーズからブリンカーに変更し、鞍上も岩田騎手に変更して2番手からの積極策となり、これまでとはレースぶりが一変。今回は叩き3戦目で再度岩田騎手となり、注意が必要な1頭です。

前走
乾いてやや時計の掛かる馬場。中盤緩む展開だが3角で捲りが入りペースUP.。捲った馬と先行した2着馬が抜け出してのマッチレース。最後3着馬だけが直線で猛追。

テイエムトラネコ
軽くて時計速めの馬場。縦長でペースが一定しない。上がり掛かる決着で3頭が抜け出した。

スロー上がり4F勝負前残り。2、3着馬も伸びて後続を7馬身離しているが、勝ち馬はさらにその2、3着馬を5馬身突き離す。勝ち馬が強かったレースであると同時に、4着以下はほとんど見処無し。

クキノステラ
軽くて時計速めの馬場。縦長でペースが一定しない。上がり掛かる決着で3頭が抜け出した。

やや軽い馬場。スローで中盤も緩む展開。上がり2Fだけの勝負で行った行ったの決着。

アシュラウェイ
軽くて時計速い馬場。中盤緩む展開で上がり3F勝負。先行2頭が後続を突き放しての叩き合い。

★日曜日
東京 2/2

パームリーフ データ
前走の中山はパサパサに乾いた良馬場で内枠初ダートのブルールークが逃げて、押し押しでテンマイキララが迫るも、それを往なし途中ペースを緩める展開。3コーナー過ぎから1,2着馬の一騎打ちの流れとなり、後続はそれを追いかけることすらできず。3着馬は前から9馬身離され、同馬はその3着馬からさらに1馬身離されての4着。デビューから2戦はブリンカーをつけて芝、ダートに試しましたがブリンカーが裏目に出ていた印象で、前走はホライゾネットに換えて挑みました。それでもスタートが決まらず後方からの競馬となり、3コーナー手前から仕掛けての4着。中山1800mよりも東京2100mの方がリカバリーが利きやすく、前進可能の1頭です。

前走
水撒きで黒く湿って少し速い馬場。隊列が決まってから2角でもそれほどペースが緩まず先団は固まったまま、結構速いラップを刻んで直線まで向く。ラスト2Fは余力ある人気馬が再度加速し、デッドヒートの併せ馬。僅かに先に仕掛けて窮屈にならなかった分、ジョッセルフェルトに分があった。走破タイムも良くラストも中身良し、上位2頭は素直に優秀な内容と見たい。

ラインフェルス
パサパサに乾いた良馬場で時計は標準遅め。ゲート直後にひと悶着あって、外枠のラインフェルスはワンテンポ遅れた先行。内枠のウェブスリンガーが逃げてペースは標準遅め、コーナーでも緩んで1列目4頭雁行ほとんど一団で進む。直線は事実上の上がり勝負で、外枠2頭が後続を一気に引き離し、仕掛けの良かったアバオアクーがラインフェルスを凌ぎ切った。かなりペースが落ちたので、上がり性能がないと勝ち負けには絡めなかった。大半の馬がその資質を持ってない。

水撒きで黒く湿って少し速い馬場。最内枠から主張するため、雁行状態でも少し厳しいラップを踏んだラインフェルス。それを早めに追いかけるのがダイワエクシードとイダクァイマの2頭で、コーナーでも全くラップが緩まず1000m通過が59秒7。普通なら前がバテてしまう流れだが、この前3頭の内2頭がそのまま脚色止まらず逃げ粘り、後続をさらに引き離してしまう。イダクァイマは最後までビッシリ追ったとは言え、この走破タイムは優秀。離れた4着以下から2秒負け。

水浮く超高速不良馬場。前走と同じくジャイロスコープは先手を奪う。標準よりは速いペースだが今日の馬場にしてはややゆったり、後続も離れず3角手前ではほとんど一団。しかし差し馬が馬群の外から追い上げようとした場面でもペースダウンせず、最後まで余力を残した格好で引き離して完封した。事実上行った行ったとなっておかしくないレース展開。2着アースライジングは単純に減量騎手で前付けした有利が非常に大きかった。

乾いて若干時計掛かる馬場。断然人気のヤマチョウタンゴが相手が前と決めたのか序盤から強気に前に競りかけ、向正面でも息を入れさせない。やや早めのペースで確実に前を競り潰して直線先頭に立つが、そこ目掛けて伸びてきたのが初ダートのアンジュリンブレス。直線ヤマチョウタンゴの脚が止まりかけた所に並んで、首の上げ下げで凌いだ。2頭のみが抜け出す格好で、他の差し馬勢は流れについていけずモタモタ。ヤマチョウタンゴは非常に強い競馬をしている。

ノーブルカイザー
軽めの前有利馬場で消耗戦。直線半ばでは前での決着になりかけたが、外から2着馬が追い込んできた。後ろから来れたのはこの2着馬だけ。馬場が軽い分時計も速め。

サノタイクーン
乾いてパサパサ、時計掛かるダート。直前はかなりの直線向かい風あり。大外枠で好スタートを決めたサノタイクーンがオーバーペースと言える速さで逃げ、それに数頭がかなり序盤から積極的に追いかけてしまう。1番人気初出走ドリームユニバンスも同様。直線は馬群がバラけてオーバーウェルムがいいタイミングで先団を交わした所、さらに最後大外からデストリーライズが伸び、唯一いい脚で差し込めた。しかし勝ち時計1分40秒4は正直掛かりすぎ。2着以下も時計平凡、後半4F全て13秒台のラップ。展開が壊れるほどの超ハイペースだった。

クワッドアクセル
脚抜き良くやや時計速い馬場。フライングスタートを決めたウイズキッドが前回と同じく行ったが、最内で出遅れたのを押して挽回したシャドウチェイサーの方が速い。勢いが付いてしまった格好で前半は1Rと同等に速くなる。3コーナー過ぎで先団がペースダウン、後続が追いついてきて馬群は凝縮。しかし直線でシャドウチェイサーがしっかりした二枚腰を発揮し、コーナーから脚を使っていた後続はなかなか追いつけない。上手く息を入れて逃げられたシャドウチェイサーが、後続に着差を付けての完勝。掲示板上位はラスト3Fの脚色がほぼ一緒。これは逃げたルメール騎手が上手くコントロールした結果だろう。