まとめ

過去ログ423 2015/6/11 17:49

★日曜日
東京4レース 1/2
エンクエントロス
良馬場だが雨上がり後でまだ馬場緩い状況。内から枠の差でロジナンが先導するも、すぐ他の馬が並んで1列目4頭雁行でペースがなかなか落ち着かず。集団固まって、とは言えないぐらいだが馬群はそれほど縦に伸びず、4角出口は横に広がる。瞬発力勝負というよりも、直線で上手く進路を見つけられた馬が惰性で勝った分、凌ぎきれたというゴール前の様子。カスクストレングスは少しばかり時計・上がり掛かる広いコースがベスト。1番人気パンデイアは、上手く運べれば勝っておかしくない相手関係だが、どうも今回の状況が理想ではなかった様子。

内側の芝が枯れて路盤も緩み、若干時計掛かる馬場。スローペース一団で進み、直線やや横に広がる上がり3F決め手勝負。速い脚を使えるタイプが上位に固まっていて、ペースチェンジできないタイプは大きく沈んだ。序盤の位置取り有利が全く発生せず、少なからず適性の差は出たはず。

雨が続き渋り始め。まだ馬場は軽い状況だが、ペースは途中でグッと落ちて3〜4コーナーで馬群が凝縮。息が入って直線のみの上がり勝負になり、決着時計はかなり遅い。スムーズに動ける大外枠がむしろ勝ち馬にとってはプラスになった展開。本来は弾けるタイプが上位を独占しそうな展開だが、府中の軽い芝向きの馬が少なかったために、ゴール前が混戦となった。

ダイワスキャンプ
内側に蹄跡は残るがパンパンの良馬場で時計も速め。好スタートを決めたハーベストソングが向正面から単独でグングン引き離し、1000m通過を58秒5で進んで2番手ロートリンゲンに1秒弱差を付けて直線へ。しかしハーベストソングの粘りがなかなかで、直線半ばになってもその5馬身差が詰まらない。好位勢も差を詰められず、差し馬も大外から吹っ飛んでこれる馬がいない。ラスト30m近くになって2番手ロートリンゲンがやっと接近、好位からロスなく回れたスターファセットが伸びて3頭叩き合いに。最後はスターファセットがギリギリ交わした格好。勝ち馬もどちらかというと立ち回りと持続力で凌いだ形で、後方に控えていた馬は押し上げが中途半端だった。

パンパンの良で上がり性能必須の差し有利馬場。これまで逃げてないテキスタイルアートが逃げて道中は馬群もほとんど固まり加減。あまり道中の動きのないまま直線に向き、最後まで速い上がりでまとめる直線上がり勝負。最後反応できたのは大外から併せ馬の形で追い込んできた、サトノメサイアとジュンツバサ。最後は首の上げ下げでジュンツバサがギリギリ制した。もう未勝利クラスは速い上がり脚を使える馬が少なく、休み明けで立て直してきた馬同士のワンツーだった。

★日曜日
東京4レース 2/2
ロートリンゲン
内側に蹄跡は残るがパンパンの良馬場で時計も速め。好スタートを決めたハーベストソングが向正面から単独でグングン引き離し、1000m通過を58秒5で進んで2番手ロートリンゲンに1秒弱差を付けて直線へ。しかしハーベストソングの粘りがなかなかで、直線半ばになってもその5馬身差が詰まらない。好位勢も差を詰められず、差し馬も大外から吹っ飛んでこれる馬がいない。ラスト30m近くになって2番手ロートリンゲンがやっと接近、好位からロスなく回れたスターファセットが伸びて3頭叩き合いに。最後はスターファセットがギリギリ交わした格好。勝ち馬もどちらかというと立ち回りと持続力で凌いだ形で、後方に控えていた馬は押し上げが中途半端だった。

マロンベル
良馬場だが雨上がり後でまだ馬場緩い状況。内から枠の差でロジナンが先導するも、すぐ他の馬が並んで1列目4頭雁行でペースがなかなか落ち着かず。集団固まって、とは言えないぐらいだが馬群はそれほど縦に伸びず、4角出口は横に広がる。瞬発力勝負というよりも、直線で上手く進路を見つけられた馬が惰性で勝った分、凌ぎきれたというゴール前の様子。カスクストレングスは少しばかり時計・上がり掛かる広いコースがベスト。1番人気パンデイアは、上手く運べれば勝っておかしくない相手関係だが、どうも今回の状況が理想ではなかった様子。

メイショウスターク
パンパンの良で上がり性能必須の差し有利馬場。フルゲートの割りにテン争いが積極的には起こらず、前半36秒1と1400mにしては結構遅め。1列目が5頭並んだ形でコーナーを回り、先行馬も速い上がりでまとめるスローの上がり勝負。2番手のラトゥールが一杯に粘りこむ所に、2列目ハコ内にいたクィーンパレットと2列目真ん中にいたラバニーユが迫る。最後はギリギリラトゥールが凌いだ。後方からの組は33秒前半を出さないと差しきれない流れで、ペースが落ち着きすぎたための前有利決着。クィーンパレットは芝向き・絶好枠・スローペース全てが理想的に噛み合った。

ハーベストソング
内側に蹄跡は残るがパンパンの良馬場で時計も速め。好スタートを決めたハーベストソングが向正面から単独でグングン引き離し、1000m通過を58秒5で進んで2番手ロートリンゲンに1秒弱差を付けて直線へ。しかしハーベストソングの粘りがなかなかで、直線半ばになってもその5馬身差が詰まらない。好位勢も差を詰められず、差し馬も大外から吹っ飛んでこれる馬がいない。ラスト30m近くになって2番手ロートリンゲンがやっと接近、好位からロスなく回れたスターファセットが伸びて3頭叩き合いに。最後はスターファセットがギリギリ交わした格好。勝ち馬もどちらかというと立ち回りと持続力で凌いだ形で、後方に控えていた馬は押し上げが中途半端だった。

僅かに時計掛かる差し馬場。最初こそハーベストソングが出るが、2角から追いついたスプリングムサシが徐々に引き離す大逃げ。これのため道中追走ラップはほぼ緩まず。直線に向いても逃げ馬こそ止まったが、離れた2番手の組がなかなか粘り、好位で構えてたジェイケイライアンが差し勝つ。断然人気のルレイヴは外枠での出遅れがたたりかなりロスある競馬、最後抜群の末脚で伸びたが競馬の形として間に合わない格好。後ろの組の仕掛けもしにくい状況だったか。

コスモカンプ
パンパンの良馬場で速力必須。内枠のトリノレージョが好スタートも先導はせず、フクノハイスピードが先手。序盤があまり速くなく外枠の押し上げも甘かったのでそのまま淡々と逃げ、直線で上がりをまとめようとするが、トリノレージョが半ばで先頭に。しかし外からステラレガーロが見違える脚色で差し込み、ゴール前で競り勝った。前に行った馬はそのまま残っているのだが、未勝利戦芝ではまだ条件替わりで変わり身を示す馬がいるようで、人気馬もほとんど注目されても屈する流れが続いている。

開幕週で絶好の馬場。上がり性能必須。好発決めたマイネルデアデビルが速いペースで飛ばし、大きくリードを取って縦に長い隊列になる。直線に向いてもしばらくは縦長のままで残せるかと思われたが、逃げ馬が最後一杯になり一気に隊列一変。後方待機していたアンタラジーが持ち前の末脚で差し勝った形、他のIDM上位馬が2・3着に。馬群が縦に伸びてどの馬も伸び伸び走れていて、地力勝負となった格好。決着時計も速い。

硬い馬場でMペース、時計勝負。Bコースに変わっていきなり速い時計となった。この時計に対応できたのは実質勝ち馬くらいのもの。2着以下は自力での時計対応は難しそう。先行勢が伸び甘くての浮上だった。

★日曜日
東京8レース
サーストンコラルド データ
前走は開幕週で絶好の馬場。マイネルビクトルが外から押して逃げ、ダークサイドもそれに連なる展開。レース序盤は縦に伸びた隊列でしたが、3コーナー手前で息入れて後続が詰めてくると、ペースを落としすぎた分で直線ほぼ一団から速い上がりを比べる流れになり、決め手で勝る差し馬が十分間に合う展開となりました。サーストンコラルドが悠々差し切れた格好で、上位は東京芝好走馬で、上がり適性がないと厳しかった1戦です。勝って同条件の今回は当然上位可能の1頭となります。

前走
スロー気味で決め手も必要。降級馬が3頭いて1〜3着独占。特に勝ち馬の決め手が目立った内容。2、3着馬はソツなく回ってきた内容だが、降級馬の力は示した。

レッドソレイユ
向正面でも内を空けて走る状況でほぼ末期馬場。直線も外ラチ付近まで使っている。セオリーどおり大外から伸びてきた2着馬だが、積極策から勝ち馬が渋太さを発揮した。決め手で劣るが渋太いタイプを先行させた鞍上の手腕が光った一戦。

バトルジェジェジェ
内側に蹄跡は残るがパンパンの良馬場で時計も速め。ビッグダージリンがサッと抜けて4馬身ほど離す単騎逃げ、離れた2番手以下もそれほど固まらず縦に長い隊列。しかしペースを落とした向正面で一気に2番手との差が詰まり、3角では既に後続が動き出して直線では早くも横一線の隊列。実質上がり性能を比べる決め手勝負になり、人気のトレジャーマップが渋太く差し勝った。この時期の500万下にしては走破タイムも速い。前走好走馬が上位に並んでいて、それほど大幅変わり身がある展開・決着ではなかった。

パリーアーク
乾いてパサパサ、時計掛かるダート。最内枠の断然人気サニーデイズが好スタートから先導、途中一杯に息を入れられるペースで直線も速力戦に持ち込んだ。しかし減量あるのに押し通せず、2番手のアペルトゥーラに叩き負け。腕の差が出たような…。先行勢が上がり36秒台を出してしまえるペースだったので、後続はなす術なし。

スパーブデイ
パンパンの良馬場で速力必須。前走短距離のウエスタンパレスが先導する展開になり、かなりペースは遅め。それで2番手のスパーブデイが早くからつつく形で仕掛け徐々にペースアップ。直線速い上がりでまとめる速力戦になり、好位で待てていたトーセンターキーが本来の力を発揮。立回りも見事だった。2番手は2列目にいたウンプテンプ、1番人気ウインオリアートは出遅れが痛恨。自分の足は使っている。

ディアコンチェルト
2走前
パンパンの良馬場だがやや時計・上がり掛かる馬場。ダート短距離を勝ったマインドブロウの慎重なリードで超スロー、しかもコーナーも捲りはなく最後尾まで差がない団子の展開のまま直線へ。鋭い加速力勝負となり、2番手のレッドオルバースが粘り込む所にグリュイエールが割って出て接近。最後ひと悶着あったが何とかグリュイエールが交わしてゴール。重賞好走馬が力を示したと言うレース。500万下好走馬は多かったが、どうしても決め手が一枚甘い様子。

内側は適度に使い込まれていて、速い時計の出やすいパンパンの良馬場。少頭数で最初の隊列は楽に決まる。道中も向正面でひと塊になる流れで、3コーナー過ぎから徐々にスパート。少々せめぎ合いがある中、最短距離を回ってきたミュゼゴーストがインからロスなく抜け出せて、馬群の外で若干膠着があった馬が遅れてしまう。2分を切る決着だったので、決して道中も緩みすぎと言う流れではない。ウイングチップは鞍上の立ち回り方も半端だったが、速力負けといった様子。