まとめ

過去ログ435 2015/6/18 18:07

★土曜日
函館3レース 1/2

ゴールドエッグ
乾いてパサパサ、時計掛かるダート。直前はかなりの直線向かい風あり。外枠多数出遅れ。ビッグヘラクレスの先導に内枠数頭が楽に付いて行き、雁行状態で直線に向く。コーナーで十分脚を溜められたようで、1列目のスプリングアースが楽々先頭も、その真後ろにいたラミアカーサが上手いタイミングで差し切った。1着2着馬同士で5kgも差があったが、息の入る展開で減量分が活きたか。ダークグリーンは外枠でも出遅れて、揉まれる競馬になって全くいい脚を生かせず。

パサパサに乾いた馬場でやや時計遅め。ゴールドエッグの先導もコーナーで十分息が入る流れ、直線はほぼ決め脚勝負。この隊列を覆した2着モポーク、勝ち馬セイウンオセアンがなかなかいい内容だったと言える。

重で高速馬場、直線外差しが有利な状況。上手く惰性を付けて大外を回ると最後に届く、速い上がりが必要な馬場。内枠の人気薄が先導してそこまで速いペースではないが3角で5頭が1列目で雁行、コーナーでペース落ち着かず。道中のリズムを崩さず外を回せた大外枠ディアドナテロが流れに乗り切り、時計の速い決着を制す。距離短縮の効果が大きかった。2着のヴァッハウも、1200m向きの総合スピード適性というよりは上がり性能で間に合ったタイプ。

セイウンアワード
不良先行決着。前に行った馬が止まらず、勝ったラスパジャサーダスは減量効果もあって快勝。4着以下は単純にスピード負け。

パサパサに乾いた良馬場で時計標準。序盤向かい風の影響かテンにかなり遅いペースで、内枠のマインドブロウがあまり苦もなく先手。2番手以下の集団も序盤は併走していたが、コーナーを過ぎると徐々に劣勢となり、直線入口では逃げ馬の単騎状態。そのまま一杯の脚色ながらもリードを守り、差し込みにくい状況で凌ぎ切ったという内容。ここ最近の未勝利戦の中ではずば抜けて決着時計が遅いレースで、指数的に見ても評価しにくい内容。勝ち馬は恵まれた部分がおそらくは大きいはず。

トエハタエ
スロー先行決着。この距離にしては落ち着いた流れになり、前に行った馬が止まらず。勝ったカシノリノは距離適性が高かったようで、追われてからの反応も上々。

重馬場先行決着。人気のトエハタエが速い流れを作り、最後まで渋太く粘り込む展開。勝ったアスターはその逃げ馬を見ながら最内をピッタリ回ってこられたことが大きかった。減量効果もあって最後まで脚も続いた。

湿って脚抜き良く上がり脚優位の馬場。テン争いは速くならずも向正面でコーリンブリリアンとプラセンタが強気に捲って上がり、後続もどんどんやってきてペースが緩まない。先行勢が抵抗できずに早め撃沈、リズム良く追走できたノーフェイトにとって理想的な隊列・展開になった。2着リリーグランツも直線半ばまで壁の後ろでまごまごしていたが、この流れもあって脚を温存していた側が間に合った所はある。出走馬の大半が、上がりの速い決着についていけなかった。

稍重発表も馬場が乾きかけ+強風影響で時計が掛かる馬場。テンに争った頭数も少なくそこまで厳しいペースではないが、先団はほとんどジュエルアラモードの先行捲りに潰されて全馬バテ気味の消耗戦。走破力がなく馬場が堪えた馬が多かった様子で、標準的なタイムで走りきれた馬がそもそも少なかった。ジュエルアラモードは速い馬場で同じ走りが出来たか?となると疑問もある。

★土曜日
函館3レース 2/2
ウエスタンラムール
乾いてやや時計の掛かる馬場。前後半で4.4秒差の超Hペース戦。番手から2着馬が粘るが、好位から伸びた勝ち馬が並んで交わした。

やや軽い馬場。前後半で3.6秒差の超Hペース戦。先行2頭が抜け出しているが、差し馬2頭がしっかり伸びて捕まえた。

軽めの馬場。前後半で2.2秒差の速い流れ。逃げ馬が渋太くリードを築くが、外から勝ち馬だけが脚伸ばし突き抜けた。

エクレール
2走前
Hペース気味で時計勝負。上位3頭優秀。3着と4着間は4馬身差。伸びていると言えるのは勝ち馬くらい。2、3着馬も良い時計で粘っているしスピードは見せた内容だが、勝ち馬が強かった。勝ち馬は500万並みの時計。

前日の雨の影響が僅かに残っているか、それでも時計はかなり平凡。上がりもラスト2Fめから12秒台に入っており、Hペースとはいえ、先行勢が止まるのが早過ぎ。差してこれた馬も上がりが掛かっての脚で、この後の5Rと比べても時計的には低レベル凡戦。

シャトルソニック
脚抜き良い高速ダート。圧倒的前有利。トミケンキルカスが促して先手も、雁行のまま暴走する馬もなしに進み、それほどペースは速くない。この条件で前半34秒5なら十分に息も入る。2番手にいたワンラヴワンハートが制し、好位組の方がむしろ後ろからの馬よりも速い上がりを使えていると言うスピード持続力勝負。

黒みがかった脚抜き良い馬場で高速状況。前有利馬場。有力どころが先団を固める中、グランアラミスのみが道中馬群で砂を被る位置にいて、逃げたアウリンは結構楽な方。好位追走してたシャトルソニックがそれに接近、バラけた3着争いもグランアラミスが挽回。それほど中身が良いとも言えないが。

脚抜き良い重。それほど前半が相当速いペースと言うわけではないが、最初グランアラミスの幅寄せを受けたアラマサルが、それに抵抗する形で先手。コーナーもずっと4頭雁行、最後は伸びずバテずの1列目の叩き合い。ラスト1Fは13秒7も掛かっている。そこで最後、追っ付けてはいたが一段後ろで構えてたアルテエゴが、ギリギリの脚色で遅れて伸びた。上がりが掛かってこそのレース展開で起きた惰性勝負で、外枠で砂を被らなかったことが功を奏した形。

脚抜き良い高速重馬場で上がり性能必須。3コーナー近い条件だが複数頭が並ぶ形で雁行、3〜4角で一気に7頭ほどが横に並ぶ団子の展開。脚抜きの良い馬場を考えれば、序盤のペースも案外遅い方だったか。出遅れながらも馬群に詰まらず、大外を回って上手く勢いに乗せられたコンドルヒデオが、唯一ずば抜けた末脚で差し勝った。勝ち馬は速力が違った格好だが、その他の馬は平均ペースの惰性流れ込み勝負。最内枠のオーバーウェルムは馬群の後ろを回る形で、惰性をつけられなかった様子。

★土曜日
函館2レース
マイネルカイド
荒れ馬場。スローで時計平凡接戦。溜め処はあり、直線で再度脚を使う流れ。その分、多くの馬に余力があり、時計が掛かったこともあって接戦となった。ほぼ隊列と通ったルートの差程度。レベルも低いが、着差通り、あまり差もない。

テン争いはあったが、ラップ的にはMペースという程度。それでも残せない先行馬。一旦引いて立ち回りは上手かった2着馬だが、それでも末はジリで結局差し馬に捕まる。時計も平凡で全体的に低レベルな一戦。

シンキロウ
硬い馬場。平均ペースで息入らない流れ。直線2頭が抜け出してマッチレースに。
向正面向かい風、直線で追い風。開幕週の絶好馬場。風の影響もありペースが上がらず、スローの前残り。きちんと速い脚を使えていたのは勝ち馬くらいのもので、他上位馬は展開恵まれ要素も大きい。6着馬の切れ味は目立ったが、距離不足もあるのでは。条件が違う印象。

重馬場消耗戦。内が荒れた状態だが、それでも先行馬が止まらない日。勝ったプラヴィッシモは自分から速い流れを作り、上がりの掛かる展開へ持ち込んだのが大きかった。1番人気のエルクンバンチェロは荒れた馬場が堪えたのか勝負所から進んで行かず。

メッサーウィング
内目はかなり荒れており、外枠の2頭で決着。馬場が渋っていたこともあってペースも落ち着き、上位2頭には状況は状況が嵌まった形。

雨の影響で上がりの掛かる馬場。勝ったテイクウォーニングは最内枠から抜群のスタート。そこで3馬身ほどリードを築いてそのまま押し切り。2着のヘットローは馬場の渋った場所を通れず、終始外を回る距離ロスが大きかった。

雨降って柔らかい馬場。落ち着いた展開で好位から2頭が抜け出し叩き合い。後続はスピード足りない。