まとめ

過去ログ438 2015/6/18 18:53

★日曜日
函館9レース
ハッシュ
開幕週らしく最内が圧倒的に有利な状況。上位は全て内枠でロスなく回れており、枠順の差が大きく出た形。人気のロマネクイーンも好位で付いて回っていたが、全く反応するところがないまま。

渋った馬場。先手争いが激しくHペースの追い込み展開。この馬場でテン33秒台の争いをしてはさすがに苦しくなる。後方待機組みが間に合ったが、完全に展開は向いたもの。むしろ2着馬が先行勢で見せ場十分の内容だった。

硬い馬場で内有利。スロー縦長前残り。決して速い流れではないが、何故か隊列アッサリ決まり縦長に。逃げ馬にとってはペースもルート取りも楽なものだった。3着以下は展開向かず。

マイネルエルパス
開幕週Aコースで内有利馬場+直前雨もまだ馬場への影響少なめ。休み明けの馬多数。内枠のヴィクトリースノーが先導するも芝が滑るのか馬群が固まらず常に外に膨れ気味。4角では内側もかなり開いていた。大外枠ながら格上のスピード感で好位を追走してたアポロノシンザンが抜け出し、2着以下は内を掬った追い込み馬同士。一度も12秒台にラップが落ちた箇所がなく、平均的なスピードを要求されて、他の休み明けの馬がみな付いて来れなかった。順調に使われてた馬同士のワンツー。

プライマリーコード
時計掛かる重い馬場。一旦緩んで馬群一団の上がり勝負。テン争いしていた馬も少なく、序盤から速くはない。3〜4コーナーで馬群が凝縮した。大外回しなのに勝ち馬一頭だけ脚色が違っていた。

Hペース持久戦。内枠の2頭が飛ばして運び、息の入らない流れ。勝ったイントゥザストームは内々をロスなく捌いて来れたことが何より。3着のプライマリーコードも外枠から上手く内に入れて脚を伸ばしてはいた。

★日曜日
函館8レース
プレストウィック
瞬発力必須の差し有利馬場、パンパンの良。8枠17番アドマイヤカーリンの思わぬ逃げだが、そこまで遅すぎではなくペース配分し、3角手前からゆっくりスパート。後続も集団で徐々について回り、常に先頭が入れ替わるレース展開で、直線半ばで追い込み馬が一気に台頭。一度はルミナスウォリアーが先頭に立ったが、最後グランドサッシュが鋭い脚で差し勝った。2着争いもかなり拮抗していた。強い馬であればこのロングスパート勝負を先団、中団から押し通せるのかもしれないが、今回は追い込み馬に流れが向いた。

乱ペースでスタミナ戦。ペースが上がったり落ちたりと落ち着かない。これを先導していた馬は当然展開厳しい方になる。結果、差し追い込み馬の台頭となった。また、時計も速く、2着以下は時計面でも足りないという内容だったか。

離し逃げの展開で隊列縦長。大きく緩むところがなく、Mペースの持久戦に。後続も4角で差を詰めてきたが、逃げた馬が止まっているわけではなく、後続は後続で長く脚を使わされている。結局スタミナ必要な流れになった。内よりは外の方が伸びが良い。

アグリッパーバイオ
開幕週。ほとんど緩めず単騎で離して逃げる展開。直線で勝ち馬だけがこの逃げ馬をジリジリ差を詰め捕まえた。

乱ペースでスタミナ戦。ペースが上がったり落ちたりと落ち着かない。これを先導していた馬は当然展開厳しい方になる。結果、差し追い込み馬の台頭となった。また、時計も速く、2着以下は時計面でも足りないという内容だったか。

少頭数でかなり緩い流れ。勝ったブランクヴァースは鞍乗の仕掛けるタイミングが完璧で、長く脚を使えていた。2着のアウオーディーは反対に勝負所で動き遅れ、最後猛追して脚を余す内容。

ダークネブラス
乾いて少し時計速い馬場。やや直線最内が悪い。内枠の馬が押して逃げるもののすぐ争わずペースが緩み、先団横一線の隊列で進む。そのまま捲りの動きもなく、直線に向いてからの決め手勝負に。事実上3角手前からのスパート戦で、先行・追い込みイーブンの流れ。上位好走馬は素直に評価して良さそう。

★日曜日
函館4レース
メイショウナゴミ
脚抜き良い馬場。Hペースバテ合い。逃げた馬のペースは緩いわけではないが、割と馬群は隊列を作って付いていく。しかし、3〜4角で既に手応え怪しい馬がほとんどの状態に。付いて行ったものの、勝ち馬の体力に潰された形か。馬場の割りには時計平凡。3着以下はバテているようなもの。

ラッシュアタック
内3頭分がボロボロに荒れてて硬め、直線やや差し優位の馬場。マイネルプロンプトが抜群の好スタートでハナに立ち、それほど明確にペースを落とさず淡々と逃げる。3角手前で外の馬場の良いルートから数頭近づくが、直線で先行勢を振り切っている。しかし、直線大外からシリーシンフォニーと最内トラストルシファーが差し込み、最後の叩き合いで外が勝った。最初のスタート直後を除いてほとんどラップの上下動がなく、平均的な流れでスピード持続力が問われた展開。

雨影響で時計掛かる差し馬場。最内枠のクートネイがペース落として逃げているが、それでも今日の馬場なら平均やや早め。道中ハロン13秒台までは落ちずに淡々としたペースで進み、ほぼ4角一団の直線決め手勝負。外枠の馬もほぼ不利なしで、時計・上がりともに掛かる決着。クインズミラーグロは右回りに替わってモタレ癖も見せず、今回は力を出し切れた。ルールザユニバースは行きたがる気性が災いし、ほぼ自滅したような直線。

適度に荒れた芝で速い上がりが出て内がより伸びる状況。これまで2桁通過順だった馬が思い切って先行するぐらい、逃げ先行馬不在のメンバーでペースも全く上がらず。直線までほぼ団子の隊列で、直線で一気に加速する展開。横一線の隊列の中から、距離ロスなく内を回った内枠の馬が、途中壁に遮られつつも速い脚を繰り出して差し勝った。掲示板上位はほとんど直線での脚色は一緒だったが、道中ムダに動かなかった分だけ終いの伸びに繋げられたという内容。勝ち馬の決め脚は見た目には非常に良かったがそのような枠順差もある。

馬場内側がだいぶ荒れてきた状況。減量騎手騎乗のカラッカゼが主張し、比較的速めで隊列もバラける流れ。適度に脚を使わされる展開で、決着タイムも上がりも並みの水準。前回大敗馬が多く、前回東京コースで上位着順だった馬のみが人気を集めて、それほど力の序列も代わり映えしない決着だった。1番人気ラッシュアタックは出遅れが勿体無い。

エルブダムール
乾いてパサパサ、力要るダートで時計は標準。序盤のテン争いが少々厳しくなり、エルブダムールがいち早く抜け出して先導。しかし向正面からペースは落ち着き、しばらく仕掛けもなく淡々と進む。直線に向くまで後続の動きはなかったが、直線で鋭く抜け出したのが2番手のイェドプリオル。そこを最後にアースシンフォニーが捉えた。バテ合いというよりは力を溜めての瞬発力勝負と言う様相で、上位はみな上がりが確りしていた馬。

乾いた馬場でHペースのバテ合い。決着時計も未勝利としては速めで、これに付いて行けない馬が続出。ペース的にも追走だけでバテてしまった馬も多い。逃げて2着に残った馬も最後は一杯一杯。6馬身離された3着以下に見せ場はく低レベル。

ローレルウラノス
パサパサに乾いたダートで馬場は標準。内枠のフクノコニャックがいいペースで行って、ドリームメモリーが早めに並ぶ。コーナーでもそこまで緩まず進んで、隊列がなかなか崩れない持続力勝負。2列目以降の差し馬が最後の根競べでズバッと抜け出し、上位3頭が標準並みの走破タイムで叩き合いになる。4着以下はまともな上がりを使えず。1番人気のローレルウラノスは前回の集中力を全く見せられなかった。

パサパサに乾いた馬場で時計標準。最初複数の馬が押し押しで先手争いを繰り広げ、ダートスタートで良馬場の1400mにしては前半3F36秒2と結構速くなった。コーナーで緩みはしたが後続が追い上げ4角5頭雁行、直線横一線からの決め脚勝負になる。先手争いした組が直線で壁になってしまいほとんど後退、後方で待っていた組が直線坂上で逆転。追い込み馬のワンツーになった。時計は並みの水準。