まとめ

過去ログ453 2015/6/25 22:33

★土曜日
東京4レース
カオス
2走前は右寛跛行のため枠順発表前取消となりましたが、新馬戦では3番人気で6着。大型馬で体に余裕が見られましたが3番人気に支持されており、スタートひと息で前半は進んで行かず、4コーナーでも後方で正味直線だけに競馬。
ラストはかなり良い脚を使っており、能力の高さは見せました。
前走の中間の稽古では本調子にひと息の印象で、脚色が見劣っていました。
前走は当日朝まで雨で水浮く不良で、かなり時計が速い馬場状態。
最内1枠2頭で少し競ってオールマイタイムの逃げがかなり速くなってしまい、さらに途中からジーアイウォーカーが競ってくる展開。
前半3Fは35秒2で、コーナーでも併走で並んだままずっと4コーナー、直線と一貫したラップで進んで隊列が入れ替わり、抜け出したジーアイウォーカーにケンベストカフェ、レベニュー3頭での競り合いとなりました。
最後は差した強みでレベニューが競り勝ちましたが、上がり時計は優秀。
この上位3頭は5馬身も後続を千切り、この競馬で最後はジリジリと伸びて4着馬からクビ差の5着となりました。
前走時はまだ体に余裕が見られ、体に甘さが見られたため、使った上積みは見込めます。


マゼンタ
前走は軽めの馬場でHペース気味の時計勝負で3着。
これまで東京コースは5度使われて全て1400m戦。今回は1ハロン延長となりますが、東京では最後の坂が堪えている感じで走っているため、距離延長がプラスに出るとは思えません。


パルミエ
この馬はスタートが悪いため、後方からの競馬となりますが、締まった馬場で前が残りやすい状況では割引が必要です。
前走は休み明けで太め残りのカオスにも先着されているだけに、今回も強気には慣れない1頭です。


ジーアイウォーカー
捻挫放牧明けで結果が出ていませんでしたが。その原因はストレスで馬体を減らしていたためで、近走は回復傾向にあり前走は3着に好走。
その前走はカオスと対戦して5馬身千切ったもので、スタートを決めて2番手を確保するとそのまま前で競馬を展開し、直線入り口で先頭に立つと最後は3頭の追い比べとなりましたが、速い流れを追いかけた分、ゴール寸前で力尽きて中身の濃い3着となりました。
昨年の秋のパフォーマンスを考えると元々地力は秘めており、復活してきた印象があります。
今回も好走可能な1頭と言えます。

★土曜日 
函館8レース
アリュージョン
前走は函館の開幕週に勝負をかけてきた『勝負馬』。
昨夏の札幌で連勝し、1000万でも2着と洋芝適性抜群の1頭。
前回は降級+開幕の馬場で陣営が確勝を期しての出走となりましたが結果は8着惨敗。
札幌での500万下勝ち時は、前3ハロン33.3秒は前日の準オープンクラスよりも速く、勝ち時計は同じというハイレベルはパフォーマンスを見せての勝利。
このハイレベルなレースで2着となったベルモントラハイナは次走で500万下を勝ち上がり、1000万クラスでもタイム差無しの競馬を2戦連続で続けています。

陣営が勝負を賭けていた前走は開幕週初日で絶好の馬場状態。
インベタがなかなか止まらない状況で外枠2頭が好スタートから前を固めてリードを奪い、それほどペースは落ち着かずに進んで、4コーナー〜直線で2列目の馬が早めに接近する展開。
中団より後ろは1分8秒台決着で全く間に合わず、同馬は番手に控えた事で4コーナーでは手応えが怪しくなってしまいました。
「控えた事がアダとなってしまいました。行き切った方が良いタイプだから、今回は何が何でもハナに行かせます。」との事。

★土曜日 
函館4レース
トラストルシファー
前走の東京は瞬発力必須の差し有利のパンパンの良馬場。
内枠のティアップダイヤとラブラビリンスの争いに、外からオーバーストが接近し、2コーナーを過ぎても少し争っていて、最近の未勝利戦にしてはやや早いペース。
コーナーで一旦緩んだ時に後続が一気に接近し、直線入口で隊列がガラッと入れ替わる展開となりました。
1列目で追走していたエフティベスとベルメールが抜け出す所に、坂上で内から同馬が接近し、最後は外から来たプリエアヴェニールを含めた4頭の叩き合いとなり、プリエアヴェニールが差し切り勝ちで、同馬はクビ差の2着となりました。
直線は外に出し切れずに開いた内に入れ、狭い所からしっかりと伸びる根性を見せました。
出足が悪いため、小回りコースでは割引が必要ですが、競馬が上手なだけに、捲れる展開なら上位可能です。


ハマギク
前走は前日の雨の影響で緩んで時計が掛かる稍重馬場。
出遅れ多数で2コーナーでもいろいろ交錯があり、大外のリンガスプライムが先導して序盤はペースも落ち着かず、3コーナー手前からスローダウンして後続が一気に接近する展開。
4コーナー出口は6頭雁行になっていましたが、先団に脚が溜まっていて、ヒアカムズザサンの斜行でマコトギンスバーグ、ケイビイノキセキが不利を受け、1番人気が躓いて動揺したのか、そのタイミングで先に抜け出してた先行集団を後続が捉えられず、加速し損ねた格好。
このレースでは久々で22キロ増でしたが太くはなく成長分。
2番手から最後まで脚を使って粘れており、レース間隔を開けてレース内容が良化していました。
叩き2戦目の今回は上積みも見込めます。