まとめ

過去ログ454 2015/6/26 6:39

★土曜日
函館10レース
アグリッパーバイオ
前走は緩まず消耗戦となり、中盤で緩んだところで動く馬が多く展開。
同馬は理想的な位置で競馬が出来ていましたが、最後は決めて勝負で分が悪く追い比べてひと踏ん張りが利かずに4着。
ひと息入ってプラス12キロだったこともあい、叩かれた今回は連闘で上積みが見込める1頭です。


ヒカルエリントン
前走は東京のマイル戦でパンパンの良馬場。前走短距離のウエスタンパレスが先導する展開になり、かなりペースは遅め。
それで2番手のスパーブデイが早くからつつく形で仕掛け徐々にペースアップし、直線は速い上がりでまとめる速力戦になり、好位で待てていたトーセンターキーが本来の力を発揮しての勝利となりました。
ヒカルエリントンは出脚良く、先団直後をついて回り、最後まで踏ん張っての5着となり、3着馬とはタイム差無しでした。
今回は2ハロン延長となりますが、以前は2000mでも好走しており、前走でマイルを遣った事で今回は良いポジションを取れそうです。


サトノメサイア
未勝利勝ちの前走は内側に蹄跡は残るもパンパンの良馬場で時計も速めの馬場状態。
内から主張したネコハッピーと、2コーナーで外から進出したサニーゴールドとで併走し、向正面で一度大きく緩んだ箇所があり、3コーナーの下りから馬群が凝縮する展開。
直線に向いて外を回った有力馬がしっかりした脚で伸び、最後は狭い所を割ってサトノメサイアが差し勝ちました。
序盤の出入りは若干あったものの、事実上脚を溜めての直線だけ3F上がり勝負で比較的レベルの低いメンバーで、基礎性能どおりの決着と言えます。
ただ、サトノメサイアは直線で進路を塞がれ半追いになり、残り100mで前が開くと一気に伸びて決着をつけており、着差以上の内容だtったと言えます。

★土曜日
東京1レース
アドマイヤモラール
デビュー戦は前日の雨の影響で緩んで時計が掛かる稍重馬場。
外枠各馬出遅れ多数で、中枠の馬も衝突複数ありました。
フレンドソングが先手を奪いましたが、すぐ他の馬もやってきてお見合いしつつの雁行、コーナーで十分に息が入る展開となり、直線である程度バラけながらの横5頭ほど併走して前が一杯に粘り込む所に内からペルソナリテ、外からダイワダッチェスとアドマイヤモラールが迫りました。
最後に追い込み馬が入れ替わって、決め手をしっかり使えた馬が上位に並び、道中のペースは遅めでしたが、タメキレを使えず単調な走りだけの馬では踏ん張れず、瞬発力をキチンと発揮できる馬が道中位置取り関係なく最後に間に合ったと言う競馬でした。
アドマイヤモラールは大トビで初戦向きとは言えませんでしたが、エンジンの掛りの遅さをみせながらも坂上からグイグイと伸びてタイム差無しの3着となりました。
京都でパフォーマンスを上げてきそうなタイプですが、ここは相手に恵まれた1戦となります。


シャウトオブジョイ
デビュー戦はやや内側が荒れ始めた状況でしたが、まだ内目が優勢な馬場状態。
外枠の半数が出遅れ、好スタートを決めたカゼノカムイとトウショウドラフタが併走で先導し、序盤は隊列がバラけて3コーナー手前で外枠の馬が追っ付け急接近し、4コーナー半ばでやっと馬群が凝縮し始める展開となりました。
その間、先頭はペースを緩めて行けた分、十分に脚が溜まっており、直線に向いてトウショウドラフタが満を持して抜け出し、2番手以降の集団はフラフラ。
しっかり上がりを使えた馬が上位に並んでいますが、掲示板に載った組もまだしっかり集中できてたわけではなく、走る気が向いた馬が少ないレースだったと言えます。
シャウトオブジョイはモタつきが見られ、4コーナーから仕掛けられて反応は鈍いものの坂を上がったあたりから勢いが出てゴール前は間を割って急追して4着。
大型馬だけに上積みも大きく見込めます。

スターオブペルシャ
デビュー戦はスローの上がり3F勝負で、新馬戦らしく緩い流れからの直線勝負となりました。
上がり33秒台を記録できた2頭でワンツーとなり、ここでスターオブペルシャは出遅れて中団の外につけて4コーナーでは先団の直後まで押し上げると、追い出されてから気を遣って浮くような走りになってしまい、調教で見せたような走りが出来ていませんでした。
レース慣れしてくれば、調教時で見せている脚も使えそうな1頭です。


マシュリガール
デビュー戦は硬い馬場でMペースの持久戦。
序盤で2頭が競ったことで、新馬にしてはペースが流れ、上がりも掛かって体力勝負にも近い内容となりました。
マシュリガールは前で競った一頭で少々展開的に苦しくなってしまい4着。
道中で右にモタれる面を見せたため、無理に押さえ込まずに積極的に運びましたが、内のニシノケイトに突っ張られてキツい流れになり、4コーナーでは口向きの悪さを見せるなど荒削りなレースでした。
一度は先頭に並びかける面も見せており、上積みも大きそうな1頭です。

★土曜日
函館2レース
サウンドドゥイット
前走は高速馬場でスローの上がり勝負となり、3番手から勝ち馬がアッサリ抜け出す展開で2着となった1頭。
手応えの割に少し甘くなる面があり、馬群の先頭に立つのを躊躇しているように感じられました。
この馬は阪神コースでは坂に差しかかるあたりの反応がイマイチで、どちらかというと平坦コース向きの1頭です。


サワヤカムスメ
2走前は時計の速いパンパンの良馬場でやや内有利な馬場状態。
積極的にサワヤカムスメとアグネスエピソードが追っ付けて2頭で抜け出し、すぐ息が入る流れで進む展開。
坂の下りで前に唯一接近してきたのがエイシンパライソで、直線向く頃には先団はバラけて後続の方がアップアップになっていました。
最後は先行馬と内を回って接近した馬4頭での争いとなり、最後はポップオーヴァーが1馬身抜け出しての勝利。
最後まで速いラップが刻まれていて、スピードが全く落ちていないレースとなり、最短距離を回らないと上位には食い込めなかった1戦です。
ここでサワヤカムスメはアグネスエピソードのピッタリマークされる形となりましたが、直線で交わされてもバタッとは止まらずにコンマ3秒差の4着となりました。


前走は1番人気に支持されましたが、枠並びで先手を奪えず、押して先して3番手からの競馬。
流れに乗って手応え良く追走していましたが、4コーナー手前からゆっくりと進んで並びかけて伸びずバテずで流れ込んでの7着となりました。
この馬はハナを切れないと厳しいため、先手を取れるかどうかが焦点となります。


ネミッサ
3走前は7カ月の休養明けの1戦で3着に好走。このレースは前日の雨の影響が僅かに残っていて、時計はかなり平凡な1戦でした。
上がりもラスト2Fめから12秒台に入っており、Hペースとはいえ、先行勢が止まるのが早過ぎで、差してこれた馬も上がりが掛かっての脚で、時計的には低レベル凡戦と言えます。


その次走もテン争いはありましたが、ラップ的にはMペースという程度で、それでも残せない先行馬。
一旦引いて立ち回りは上手かった2着馬でしたが、それでも末はジリジリで結局差し馬に捕まる格好。
時計も平凡で全体的に低レベルな一戦と言えます。
休み明け2戦は低レベルなもので、大きく評価は出来ません。


ハコダテローズ
休み明けの前走は渋って時計が掛かる馬場状態。
小柄で仕上がり早いタイプで、細いくらいの仕上がりでした。
馬場入りではうるささを見せていましたが、レースでは好位グループの少し後ろにポジションを取り、3~4コーナーでは馬群の切れめで単独の4列目。
そこから差を詰めてきましたが、直線では外にどんどん流れてしまい、結果は3着。
間隔が開いていたため、イレ込みが激しい中での3着は評価でき、叩き2戦目の今回は注目の1頭となります。