まとめ

過去ログ457 2015/7/1 12:02

★日曜日 見解
福島11レース

第64回ラジオNIKKEI賞(G3)福島芝1800m 3歳 ハンデ

2000年は東京開催、2006年から別定⇒ハンデに変更、
2011年は中山開催となっています。

過去10年のデータより・・・
1番人気 (1-2-2-5)
2番人気 (3-2-1-4)
3番人気 (1-1-0-8)
4番人気 (0-0-1-9)
5番人気 (3-0-1-6)
6番人気 (0-1-1-8)
7〜9人 (2-1-2-25)
10人以下(0-3-2-62)

7番人気以下が10頭馬券になっているが、ハンデ戦変更前から、波乱の多い重賞。
2006年のハンデ戦変更後は、前走条件戦だった馬でもかなり好走しており、格や実績は関係ない。

斤量データ
50kg以下(0-0-0-4)
51kg  (0-0-1-5)
52kg  (1-0-0-14)
53kg  (1-1-2-31)
54kg  (5-2-2-28)
55kg  (1-4-3-15)
56kg  (1-1-1-12)
57kg  (0-1-0-5)

前走データ
重賞(3-1-3-39)
├青葉賞(3-0-0-3)
└毎日杯(0-0-0-0)

OP特別(0-5-3-28)
1000万下(3-1-1-27)
500万下(4-3-3-32)

前走重賞だった馬は(3-1-3-39)で目立った活躍ではないものの、前走で惨敗していた馬、前走で人気薄だった馬でも好走。
馬券内に来た馬は、重賞で僅差の競馬をしていた馬やOP特別勝ちなどの実績があった。

注目したいのは前走条件戦組で、前走1000万下は(3-1-1-27)、前走500万下は(4-3-3-32)。
前走で人気になっていた馬が良い傾向にあり、前走1000万下で10番人気以下だった馬は(0-0-0-9)で全滅。
前走500万下で3番人気以下は(0-1-0-19)と苦戦傾向。

★日曜日 ブラスト
福島11レース

ラジオNIKKEI賞 GIII

福島芝1800mの流れは、テンが速く上がりのかかる『前傾』や、中盤も比較的速い流れになりやすく持続型の『一貫』の流れになりやすい傾向があります。
展開的には不利ですが、好走馬の多くは4コーナー5番手以内が多くなっています。
血統の傾向は、上記の流れからスタミナが問われやすいため欧州スタミナ型血統(=凱旋門賞好走血統)が走りやすい傾向。
福島の馬場も欧州型の印象があり、中央開催よりも好走血統の傾向が違うのがポイント(=マイナーな地味目の血統の好走も多い)となります。
また、スタミナを問われるため、菊花賞血統の好走が多く、菊花賞連対馬を出した種牡馬には要注意。
菊花賞好走血統=天皇賞春血統ともなります。

更に、持続型の流れになりやすいことから、ミスプロ系、ノーザンテースト系、プリンスリーギフト系やレッドゴッド系などの大系統ナスルーラ系も好走しています。

ステップの傾向は、前走ダービー組が不振で、ダービー出走組はハンデが重い点、またダービー出走が今までの目標(=ダービーがピーク)だったことからの疲労が蓄積されていることなどが原因と考えられます。
前走1800mや2000mの条件戦やオープン戦からのステップ組が好走しています。

★日曜日 研究
阪神11レース

宝塚記念

1ショウナンパンドラ
阪神は京都の様に3コーナーで強烈な下りがあるわけではなく、惰性とコーナーワークでという競馬が京都ほどはしにくい印象があります。
大阪杯での完敗から、ここは楽ではありません。

2トーセンスターダム
この馬もなかなか出方が読みにくいところで、枠の並びでハナを切る可能性も考えられます。
ゴールドシップが大外枠、番手のカレンミロティックが自身のすぐ外につけたという事からも、トーセンスターダムがハナを切ればカレンはその横にぴたっとつけてくることになります。
そうなるとゴールドシップとしてはハナを切るか2列目の外かという形。また、ヌーヴォレコルトやレッドデイヴィス辺りも先行してくる意識をもつと意外とシップが外からリカバーする前に先頭列が雁行状態、という可能性もあります。
ゴールドシップが向正面からのスパートができる以上、スローに落とせたところで楽ではないし、先頭列を雁行状態でコントロールできても横山騎手なら向正面で捲り切って雁行状態を崩してくるように思えます。
この枠で2列目のポケットを確保するというのも十分あり得るため、。ある程度出して行って結果ハナ、誰かが行けば2列目というような意識で進められる1頭。

7ワンアンドオンリー
今回はゴールドシップが外から内に切り込む形でリカバーしてくるので、半端にポジションを取ろうとするとそれに巻き込まれて凝縮する好位列で窮屈になる可能性があります。
ミルコ騎手という事を考えると、前半は無理をしない可能性が高いように思えます。
本来はダービーの様に総合力を見せていた馬で、このクラスのポテンシャル勝負で正攻法でやれるのかどうか、試金石の舞台となります。
内で溜めて一脚という形をとる分には悪くない枠ですが、内に当てになりそうな差し馬がいないのもあり、目標を作りながらの競馬は難しいように感じます。

8ディアデラマドレ
後ろからになるため、枠はそんなに関係ない1頭。
外に出しての正攻法の競馬という形では、道中でゴールドシップが前の方にいるため、ゴールドシップの動きに呼応したラキシスやラブリーデイの動きに合わせたトーホウジャッカルの直後を狙う形になりそうです。
その時点ではロングスパートの形になっている可能性が高く、そこから動くにはそれ以上の脚を使う必要があり、直線勝負に賭けてもポテンシャル勝負でそこから長く脚を使えるかどうか。
この馬の場合はペースについていって脚を引き出せるかどうかがポイントで、例年速く流れる宝塚記念ではこの馬にとって厳しい流れとなりそうです。