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過去ログ46 2014/7/31 10:31

★日曜日
第62回 クイーンステークス(GIII) 
過去10年の傾向
1番人気 (3-2-0-5)
2番人気 (3-1-0-6)
3番人気 (1-1-4-4)
4番人気 (0-0-1-9)
5番人気 (2-0-1-7)

単勝50倍以上は(1-1-1-25)。
3着以内になった3頭は、2013年スピードリッパー、
2009年ピエナビーナス、2008年フミノサチヒメ。
札幌芝や函館芝の洋芝で好走暦のあった馬です。


オツウ
ダート、高速馬場、タフな洋芝で3連勝しており、成長力の凄まじいハーツクライ産駒の覚醒の可能性が高い1頭。

以前はスローからのトップスピード持続戦タイプと言う、足りないハーツクライ産駒、と言う感じでしたがダート路線に変更して先行力が身についてからこの馬の能力の覚醒を引き起こしました。

2走前の御室特別は牝馬限定の1000万下クラスで京都芝2000m戦となりましたが、1000mで前後半見ると61.0-58.1の超スローペース。

ラップを見ても12.6 - 11.9 - 11.1 - 11.1 - 11.4とトップスピードを長く要求される流れとなり、テン1F12.3とかなり速い脚を使って楽に主導権を握ると、それをしっかりとコントロールして向正面ではっぺースを落としていました。
後続を引きつけてからコーナーで一気にペースを引き上げて4コーナーでは再びリードを広げて直線に入ると、唯一ついてきたウインミーティアも捻じ伏せての完勝となりました。
コーナー最速のラップを刻んで他馬に脚を使わせることができており、テンの速さとそこからのペースダウンが出来たことはこれまでのオツウからは想像できないほどのパフォーマンスだったと言えます。

覚醒前は序盤にポジションを取れませんでしたが、コントロールが利くことでポジションを取って行けるようになり、そこからのペースアップでもしっかりとついていって最後までバテない、というモデルチェンジが覚醒の要因になったと言えます。

御室特別で軽い馬場で超スローからトップスピードを引き出して出し抜く競馬もできており、札幌だと函館よりトップスピードが問われる傾向が強くなりますが、それは問題なく対応できそうです。
ラップ的に見て序盤の先行争いも十分戦えるレベルの達していますが、コーナー地点の長い札幌でこのメンツ相手にとなると、外から勝ちに行く競馬でやれるかとなると前走の感じでは楽ではなさそうです。
この相手関係を考えると展開の利は欲しいところで、序盤スローからコーナー最速の競馬に上手く持ち込み、内を立ち回って直線を向ければチャンスは有ります。。