まとめ

過去ログ466 2015/7/2 23:25

★土曜日
函館1レース
シャドウアプローチ
新馬戦は出遅れて中団からの競馬となりましたが、4コーナー手前では先団に取りつきました。
直線では追い日のようにヨレる面を見せずにしっかりと脚を伸ばして2着。
まだ緩く余裕がある馬体だっただけに、叩いた上積みはかなり見込める1頭です。

マイネルゴール
新馬戦はシャドウアプローチと対戦して3馬身離されての3着。今回は逆転が難しそうですが、初戦はコロンとして太く見えただけに、叩いた上積みは見込めそうです。


インジャスティス
新馬戦はシャドウアプローチと対戦してコンマ6秒離されての4着となりました。
こちらはスタートも良く、好位で上手く立ち回れていただけに、スムーズさを欠いたシャドウアプローチに対して3馬身離された事を考えると、今回も逆転は難しそうです。

アムールブラン
前走は函館芝の1000m戦で2着。
この時は開幕週初日で馬場は絶好。
インベタがなかなか止まらない状況で、先手争いは数頭が絡んでいましたが、最内枠のウェルノーテッドが若干3コーナーで前に出ると、外のアイファーヴリルが併走し、2頭で直線に向きましたが、好位で構えていたアルマククナがいい脚で伸び、前をキッチリ捉え、3列目4番手のアムールブランが直線でジリジリと伸び、逃げるウェルノーテッドを捉えて2着に浮上。
1000m戦は忙しかった印象で、1ハロン延長の今回は注目の1頭となります。

★土曜日
函館2レース
ルノンキュール
前走はダートで一変して2着となった1頭。
前走は乾きかけの馬場で砂煙は上がる水準。
スタート直後は5頭以上が雁行状態でしたが、そのから勝ち馬が単独で抜け出してどんどん引き離す展開となり、1000m通過は60秒6。
道中も全く緩めずに行って後続の方がむしろ追っ付け通し。
4コーナーで2番手以下が集団に飲まれるのを尻目に、逃げたスマートノエルは一番の脚でさらに突き離し、この勝ちタイム1分44秒9は1000万クラスの好タイム。
2着以下は差し馬に流れが向いたと言える展開だっただけに、勝ち馬以外は大きく評価できるものではありません。

トーセンルミナス
前走は初めてダートに使われ、ルノンキュールからコンマ2秒遅れての4着。
押して好位にポジションを取り、距離損無く立ち回って勝負どころでは2番手に上がり、勝ち馬を負かしに行く競馬を敢行しましたが最後は脚が上がり加減になってしまい外から2頭に交わされてしまいました。
先行馬にキツい展開を考えればかなり頑張っており、ルノンキュールとの差は逆転可能です。

★土曜日
函館9レース
ティーポイズン
2走前の1000万下のレースは水が浮く超高速不良馬場。
最初前に出ていたのはマルマロスでしたが、1周目スタンド前からジャストヴィークルが抑えながらも先頭に出て、どんどん引き離して逃げる展開。向正面半ばから2番手以下の集団が接近し始め、先頭のマルマロスが3コーナーで交わしたのを合図に後続もどんどん追っ付けて進出開始。
ペースは楽にならず、ハイスピードのロングスパート勝負になり、地力で勝る勝ち馬がいいタイミングで動けて凌ぎ切りました。
この距離のレースにしては速い上がりでまとめられた決着で、スピードがないと勝負になりませんでした。ティーポイズンは昇級初戦でしたが、勝ち馬からはコンマ4秒差の4着。
時計が掛った方が良いタイプながらも健闘していました。
降級戦の前走は未勝利勝ちを決めた舞台(骨折明け初戦で現在500万下クラスで3,2,2,3着と勝ち負けを演じているマッチレスヒーローを撃破)で、休み明け2着。
このレースは最初のスタンド前でキャンバスが先手を確定させ、息を入れながら先導する流れ。
向正面で捲ってくる馬がいたが、隊列が急変するほどではなく、好位組はそれを制しつつ大崩れせずに直線。
捲ったタマモネイヴィーを含めた前4頭が後続を大きく引き離し始め、4頭の叩き合いから逃げたキャンバスがもうひと伸びして完封。
ティーポイズンは久々の1700m戦だった事もあり、3コーナーでズブさを見せながら最後は差し返していました。
前走で速い時計に対応できたのは大きな収穫で、叩き2戦目で再度1700m戦となる今回は勝ち負け濃厚です。


タマモネイヴィー
前走は久々にダートに使われてティーポイズンと対戦して4着。
2~5走前は1000万下クラスで芝に使われていましたが差の無い競馬が出来ており、芝への適性も見せています。
500万下クラスを勝った時は高速不良馬場で一貫ペースで息入らない流れ。この馬が好走している時は馬場の締まった時計の出る馬場の時で、渇いたパサパサのダートでは掲示板にギリギリ載れるかどうかの成績だけに、良馬場では買いづらい1頭です。
また、前走は1コーナーで砂を被って怯んでいたため理想は砂を被らない外枠となります。


マイネルライヒ
3走前は勝ったブルールークが淀みのない流れを作り、好時計で圧勝した1戦。付いて行った他の先行馬がバテる形になり、3着の同馬は体力を生かして台頭した形。
このレースはフレグモーネで取り消し明けの1戦だったため、プラス14キロ増で馬体は緩く見えました。レースは馬群が固まって終始外を回らされるロスがあり、切れるタイプではなくジリジリと脚を使うタイプだけに新潟コース向きの印象があります。
2走前は不良馬場での時計勝負。
少頭数で一団の競馬となり、前に行った馬が簡単には止まらず、勝ったマルイチは終始楽な手応えで押し切り勝ち。
パワータイプの同馬は追われてからの反応がイマイチで上位2頭に2馬身離された3着となりました。
時計の掛るパサパサの馬場向きなタイプで、前走は良馬場でキッチリと勝ち切りました。
その前走はバテ合い消耗戦で、前がやり合って全馬バテる展開。
同馬は自分から動いていって他馬を競り落とす完勝でここでは力が1枚抜けていました。