まとめ

過去ログ469 2015/7/7 13:38

★日曜日 研究
中京11レース

プロキオンS

コーリンベリー
この馬は3歳世代限定戦の時点で強い競馬、出し抜く競馬を見せていており、4走前のファイナルSでは高いパフォーマンスを見せました。
このレースは逃げて平均ペースに流れを支配し、11.9 - 11.8 - 11.9 - 11.2 - 12.4というラップ。
L2最速の11.2と、強烈なトップスピードを見せ、一気にそこまで持って行くギアチェンジを示しました。
ゲートはキズマの方が速く出ましたが、二の脚の速さでハナを取り切るとペースを一気にコントロールして団子状態でひきつけながら直線序盤で出し抜くときの脚は圧巻でした。
4コーナー出口から直線入りにかけての最速地点での出し抜きがこの馬最大の魅力と言えます。
また、スピードの幅が非常に広いため、かなり厳しい流れに持ち込んでも一足を使えます。

前走のかきつばた記念は名古屋1400m戦。
ゲートは甘くなりましたが、積極的に出してハナを奪うと1〜2コーナーでレースをコントロールしてマイペース逃げ。
3コーナーで仕掛け、直線では詰めてきた2頭を突き放しての完勝。

理想はペースをコントロールしてコーナーでひきつける競馬です。
この馬が出し抜くギアチェンジ能力や最速地点でのトップスピードはこの路線では間違いなくトップクラスだと言えます。

★日曜日 見解
第51回七夕賞(G3)
七夕賞はサマー2000シリーズ第1戦で、ハンデ戦で穴馬が好走し、波乱の多いレース。
(2011年は中山芝2000mで開催)

過去10年のデータより・・・
1番人気 (3-2-2-3)
2番人気 (0-2-3-5)
3番人気 (1-0-3-6)
4番人気 (0-1-1-8)
5番人気 (1-0-0-9)
6番人気 (1-1-0-8)
7〜9人 (2-2-1-25)
10人以下(2-2-1-59)

7番人気以下が10頭馬券になっており、波乱傾向。
この7番人気以下の穴馬は殆どが関西馬となっている。

7番人気以下の成績
関東馬(0-1-0-51)複勝率1.9%
関西馬(4-3-2-33)複勝率21.4%

斤量データ
51kg以下(0-0-0-14)
52kg  (2-0-0-10)
53kg  (1-2-0-16)
54kg  (0-1-1-22)
55kg  (1-3-5-17)
56kg  (2-1-2-21)
57kg  (3-1-1-14)
57.5kg (0-1-1-5)
58kg以上(1-1-1-4)

/枠データ
1枠(1-1-1-13)
2枠(3-1-0-13)
3枠(1-2-0-14)
4枠(2-2-4-9)
5枠(1-1-3-12)
6枠(0-1-0-16)
7枠(1-0-2-15)
8枠(0-1-0-17)

馬番データ
1番 (0-1-0-8)
2番 (1-0-1-7)
3番 (0-0-0-9)
4番 (4-1-0-4)
5番 (0-1-0-8)
6番 (1-1-0-7)
7番 (0-1-4-4)
8番 (1-1-1-6)
9番 (1-0-2-6)
10番(0-2-1-6)
11番(0-1-0-7)
12番(0-0-0-8)
13番(0-0-1-7)
14番(1-0-0-7)
15番(0-0-0-8)
16番(0-0-0-7)

外枠は不利で、内枠有利だが、1〜3番枠は苦戦傾向。
11番枠から外枠が苦戦。

前走データ
重賞(7-8-6-69)
├新潟大賞典(0-1-0-4)
├鳴尾記念(1-1-0-3)
├目黒記念(1-1-0-15)
├エプソムC(2-1-5-16)
├中山記念(0-0-0-1)
├福島牝馬S(0-0-0-0)
├マーメイドS(1-0-0-2)
└ダービー卿CT(0-0-0-1)

OP特別(2-2-4-37)
1600万下(1-0-1-13)
1000万下(0-0-0-4)

前走重賞だった馬は(7-8-6-69)。
負けた馬の巻き返しが多く、前走人気は不問。

前走からの斤量減データ
1〜1.5kg減(3-2-1-12)
2〜2.5kg (0-0-2-7)
3kg以上減 (0-0-0-11)

★日曜日 ブラスト
福島11レース

七夕賞

福島のコース形態から、流れは『前傾』や『一貫』の厳しい流れになりやすい傾向。
基本的には前にきつい流れですが、好走馬の多くは前に位置していることが多く、小回りコースで直線が短いことがその要因と考えられます。
4コーナー5番手以内に位置する馬や、3コーナー→4コーナーで番手を上げて捲りが出来るようなタイプの馬が有利です。

血統の傾向は、福島競馬場の馬場が欧州型の馬場のようで、欧州スタミナ型血統の好走が目立ちます。
特に大系統ノーザンダンサー系(=リファール系、サドラーズウェルズ系、ニジンスキー系、ノーザンテースト系など)が好走しやすい傾向。
グレイソヴリン系やロベルト系などの好走からも、スタミナ適性が問われると思われ、持続型の流れに向くタイプを重視。
サンデーサイレンス系は、スタミナ型サンデーサイレンス系(=ステイゴールド、アドマイヤベガ、ディープインパクトなど)が好走。

ステップの傾向は、前走新潟大賞典やエプソムCで敗退した馬の激走が多い傾向。
また、福島TVオープン好走馬も好走が多く、近走で福島芝コースで好走している馬は馬場適性が高く、注意が必要です。
近年の好走馬をみると、前走芝2000m以下の馬の好走が多く、芝2000mよりも長い距離からの距離短縮馬が苦戦しています。

枠で見ると、外枠よりも内枠の馬の方が好走が多く、外々を回すよりも内をうまく捌ける馬が穴になっています。