まとめ

過去ログ472 2015/7/9 16:44

★土曜日
函館1レース
ブルーオリエント
メジェルダ
マダムクレアシオン
クロコスミア

函館2レース
アフェットゥオーソ
ゼトス
ノーブルクリスタル
クラウドサーファー

函館4レース
ワールドレジェンド
ローレルウラノス
クロイツェル
カラーラビアンコ
アスクワンダフル

函館7レース
パーフェクトビュー


中京1レース
コージェント
メイショウベニフジ
ガールズティアラ
ウインランブル
ヴェゼール
ヒシヘンリー
ジェントルハート

★日曜日 共通
福島11レース

ステラウインド

今年はダイヤモンドSで一定レベル戦えていましたが、基本的に2400m以上は長い印象を受けます。
万葉Sは超スローの2F戦で勝ち切りましたが、ダイヤモンドSでも12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.8 - 12.0とスローで仕掛けが遅かった分、要所で反応してL2までは良い脚を使っていましたがL1では甘くなって伸び切れていませんでした。
日経賞でも最後は甘くなっており、総合力を持っている強みで展開次第で距離もこなしていますが、脚を出し切る競馬になると長距離的な競馬では一脚しか使えずに苦戦しています。

この馬のスピード面はある程度高いレベルにあり、2000m戦なら厳しいハイペースのポテンシャル戦にも対応できています。
また、この馬自身の傾向で見ても高速馬場でパフォーマンスを上げており、今の福島の馬場というのは歓迎できます。
不安材料を抱えている馬が多い中で、この馬は雨さえ降らなければ適性的に不安点は見当たりません。
万葉Sでも超スローからのギアチェンジ戦で2列目ポケットから反応して内からスルッと抜け出してきているように総合力が高く、トップスピードの質も持っているので適性の幅は非常に広く、2000mで高速馬場ならどんな展開になってもチャンスはあるように思えます。


トウケイヘイロー
この馬がこれまでのレースで崩れている流れを見ても、天皇賞秋はオーバーペースに各馬がついてきた上で仕掛けも早く、L2でジャスタウェイが抜け出すような競馬。
昨年の札幌記念でもそうですが、基本的にはオーバーペースで脚を無くすことが多いように思えます。
屈腱炎明けとなった前走はこの馬にとって理想的な平均ペースを刻んでいましたが、4コーナー出口まではいつものトウケイヘイローでしたが、そこから再加速するいつものこの馬の姿は直線では全く見られず、失速しての大敗。

適性に関しては福島の2000mなので入りは速くなったも向正面でコントロールしてのややハイという程度のレースメイクはこの馬としては理想的で、高速馬場になっても多少渋っても問題ない馬なので2013年のデキに戻れば勝ち負けできる1頭となります。
問題はどのレベルのパフォーマンスまで引き上げてこれるかの1点となります。

★日曜日 共通
福島11レース

フランアンジェリコ
この馬の長所はスピードの幅が広いという事で、要所でしっかりと反応できるという点が大きな武器と言えます。
近2走は中山マイルでその良さが削がれましたが、東風Sでは平均ペースから11.6 - 11.6 - 11.5 - 11.8 - 12.1と淀みない競馬で単調なスピード戦。
マイルでは追走で脚を使ってしまう感じで最後までジリジリと伸びていましたがレースの流れについていくのがやっとという感じでした。
前走のダービー卿もレースは流れましたが、3〜4コーナーで徐々に前が減速し、モーリスだけが加速して直線で千切った格好。
中団馬群の最内で進めていましたが、直線序盤で内から伸び切れずになだれ込むだけの競馬となってしまいました。
このクラスではマイルは短い印象があります。

福島記念2着は一定の評価はできますが、あの相手にあのパフォーマンスでは物足りません。
グランデッツァは昨年の都大路Sで自分の競馬に持ち込んでディサイファを千切るパフォーマンスを見せています。
レコンダイトは前の走目黒記念でファタモルガーナを上手く立ち回って撃破しています。
上位陣と比較すると、重賞で安定して勝ち負けできる目途を立ててきたとは言えません。
ただ、適性面に関しては上記の2頭よりも不安材料が少ないのは確かです。
この馬の場合、前走でL2最速の速いラップを刻んでいる中で内からスルッと反応できていた点は好材料と言え、これはスパイラルで外に振られる4コーナーでの器用さが問われがちな福島では大きな武器になるのは間違いありません。
この馬の場合、ペースが落ち着いたとしてもグランデッツァよりは適性的に不安は小さいように思えます。
逆にペースが上がって追走してもそこから一脚を引き出せるタイプなので、ペースや仕掛けどころの不安は小さいように思えます。
また、高速馬場でパフォーマンスを上げてきているので雨はあまり歓迎できませんが、先週ぐらいの馬場なら十分互角に戦えそうな1頭です。


アルフレード
朝日杯は厳しい流れで勝ち切りましたが、屈腱炎からの復帰以降は基本的に緩い流れでしか好走できていません。
NHKマイルも雨が降ってタフな馬場になっており、そこでコントロールされながらカレンに出し抜かれた中でL1での強襲での2着。
この馬は基本的には緩い流れの方がマイル前後では良いように思えます。
今回は2000mということでスピード面が要求されたときにこの距離でどうなのかというところが焦点となります。
前走は超スローからのトップスピード特化戦だったため、どこまで当てにできるかは微妙です。
福島の場合は、良馬場なら59秒のペースに入ってくるため、その辺りをついていきながら後半しっかりと脚を引き出せるのかがカギとなります。
この馬はトップスピードをある程度要求された方が良い傾向が出ているため、その点は不安材料となります。
ただ、パフォーマンス比較で見ると東京新聞杯は強い競馬で、ヴァンセンヌをL1で詰めたというのは大きなプラス材料です。
このクラスでのマイル戦ではスピード不足のイメージがあるだけに、2000mが上手く嵌る可能性もあるように思えます。