まとめ

過去ログ498 2015/7/23 18:16

★土曜日 
函館6レース
トーカティヴ
ハイペース差し決着。勝ったアドマイヤは追っつけ通しの追走で反応が悪かったが、展開も向いて良く伸びた。人気のトーカティヴも勝ちに行った分の差だけ。

重馬場4F勝負。勝ったクローディオは最後方からの直線一気。上がりの掛かる馬場も良かったのだろうが、折り合えたときは終いの脚もキッチリ使える。人気のマコトは馬場が堪えて失速。

ダブルフラワー
緩んで5F勝負。ペースが緩んだところで勝ったミッキーが捲り切ってそのまま粘り込み。2着のダブルフラワーも良く伸びてはいるが、仕掛けのタイミングの差が響いた。

消耗戦差し決着。馬場がこなれてきて差しが効く様になってきたのも大きいが、勝ったアグネスは仕掛けのタイミングも完璧で、立ち回りの上手さも目に付いた。人気のウインは外々を回したロスが大きく。

ハギノパトリオット
高速馬場。中盤緩んで後半4F勝負。逃げ馬が直線リード築き後続を寄せつけなかった。」

時計の速いパンパンの良馬場。やや内有利。少頭数で前走好走馬も少ないメンバー、テイエムヤゴロドンが先導するペースもかなり遅い。途中でアグネスマクシムが接近するが展開を動かすほどではなく、2頭−2頭の縦列のまま直線に向かう。2番手のサウンドバーニングがアッサリ抜け出すのを捕らえる馬はおらず、速い上がりだが全馬脚色一緒と言う決着。展開の揺さぶりがないまま、前に行けた馬が有利な形になった。

エッケザックス
データ
前走の函館は上がりが掛かる差し馬場。ゲートはほとんど横一線で、外枠の減量騎手騎乗ジョウノチェリーが押して先導するも、それほどペースを落とした箇所もなく好位組も離れず接近する展開。3コーナー過ぎから差し馬勢が外を押し上げてどの馬も4コーナーでは追い通しとなり、先団が脚色一杯になる中で、外を回ったスクエアゴールドとエッケザックスの内枠2頭が伸び、最後の叩き合いでスクエアゴールドが凌ぎ切った格好となりました。エッケザックスは無理せず後方からの競馬でジックリと脚を溜め、3コーナー過ぎで大外に出して直線勝負でコンマ1秒差の2着となりました。競馬は大味ですが終いは確実な1頭です。

時計は掛かるが馬場はフラット、やや先行有利。最内枠のエドノジョンソンが連闘で逃げたが、それに絡む馬が皆無。全くの楽な手応えで3角を回れて、それ以降は力の差で押し通すばかり。最後直線で人気のエッケザックスが鋭い脚で追い込むが、展開有利で余力の大きかったエドノジョンソンが押しきれた。さすがにメンバーレベルもだいぶ落ちている。

クリノイーソー
ハイペース差し決着。勝ったアドマイヤは追っつけ通しの追走で反応が悪かったが、展開も向いて良く伸びた。人気のトーカティヴも勝ちに行った分の差だけ。

マインリーバー
ハイペース差し決着。勝ったアドマイヤは追っつけ通しの追走で反応が悪かったが、展開も向いて良く伸びた。人気のトーカティヴも勝ちに行った分の差だけ。

★土曜日 
函館3レース
シャトルソニック
データ
ダートの5戦は全て締まった速いダートで、パサパサの良馬場は今回が初めてとなります。前走は脚抜きが良く圧倒的に前が有利な馬場状態。2着馬が促して先手も、雁行のまま暴走する馬もなく進み、それほどペースは速くならずにこの条件で前半34秒5で十分に息も入る展開。2番手にいた勝ち馬が制し、好位組の方がむしろ後ろからの馬よりも速い上がりを使えていると言うスピード持続力勝負となりました。この馬は締まった馬場で好走していながら、この締まった馬場を気にしながら走っているとの事で、良馬場でパフォーマンスを上げてくる可能性が高い1頭です。2走前は勝ち馬にぶつけられる不利があてハナ差の2着、ダート3戦目まではカリカリした面を出していながらも5,3,4着と大きく崩れておらず、滞在競馬も合っていそうです。

Hペース差し決着。テンにやり合って前には厳しい流れ。勝ったコマアルカンシエルは自分から動いて行って押し切る強い勝ちっぷり。時計が掛かったことも良かったか。

セイウンアワード
前走は不良馬場での先行決着で5着。前に行った馬が止まらず、勝ったラスパジャサーダスは減量効果もあって快勝。4着以下は単純にスピード負けと言え、このレースは先行馬が多く、良いポジションを取れずに中団馬群で頭を上げて気の悪さを見せていました。2走前は2着に好走していますが、勝ち馬からは3馬身離されており、時計も平凡な1戦です。レース序盤の向かい風の影響かテンにかなり遅いペースで進み、内枠の勝ち馬ががあまり苦もなく先手を奪い、2番手以下の集団も序盤は併走していましたが、コーナーを過ぎると徐々に劣勢となり、直線入口では逃げ馬の単騎状態。そのまま一杯の脚色ながらもリードを守り、差し込みにくい状況で凌ぎ切ったという内容で、ここ最近の未勝利戦の中ではずば抜けて決着時計が遅いレースで低レベルな1戦と言えます。

勝ったディーエスカクタスが平均ペースの逃げを打ち、そのまま押し切り。付いて行けない馬も多く、人気のプリンセスケイは体力負けの形に。

★土曜日 
函館2レース
テップシー
テンの入りが速く、バテ合いの形。勝ったフォローガーネットは前半こそ砂を被って行きっぷりが悪かったが、外に出してからはスムース。相手が弱かったこともあるが、ダート替わりが良かった。

不良持久戦。勝ったパイレが終始楽な手応えで運び、危なげのない快勝。それでも馬場を考慮すれば時計は速くなく、相手に恵まれた感はある。

マラカイトスター
パサパサに乾いたダートで馬場は標準。出遅れ多数。内枠のマラカイトスターが先導し、7枠2頭が併走。決して前半のペースが速すぎたわけではないが、フロイラインシチーが途中で捲って並んでコーナーで一切緩めず4頭雁行で直線に向き、内の2頭が抜け出す形。逃げたマラカイトスターだけでなく追いかけた側もバテてしまい、オンユアマークのバテ度合いがマシだったという流れ。道中の通過タイムは標準ながら、走破タイムは最近の未勝利戦の中ではかなり遅い。

パサパサに乾いた馬場で時計標準。行きっぷり良かったアスカアンジュが先導して好位組みも離れず追走するが、序盤のペースが案外速く前半3Fが36秒を切る。コーナーで一息ついて後続が迫るものの、どの馬も追っ付けていて脚を使わされている様子。直線もう一伸びしたのが初ダートのクリッパールートだけ。走破タイムも2着以下は1分40秒を超えており、真っ当なスピードを持っていたのが初ダート組の馬だけだった、ということ。牝馬限定戦は東京コースでしっかり決め手を使える馬が少なくなっている。

重馬場先行決着。前に行った馬がやや競り合う形になり、ラップ以上には息の入らない展開。それでも馬場の恩恵が大きくて簡単には止まらず。勝ったバラブシュカは人気の2着馬を見ながら運べた事が大きかった。