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過去ログ61 2014/8/21 10:10

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トウケイヘイロー

この馬のこれまでの競馬からも極端なトップスピード戦にさえならなければこの距離では崩れていません。

札幌2000mはコーナー地点が長いコースで逃げ馬としては主導権は取りやすい舞台となります。
中山記念の出遅れは、ゲート内で暴れて前扉に顔が当たって後ろに下がった瞬間にゲートが開いてしまい最悪のタイミングとなってしまいました。

天皇賞の内容や1800mでの甘さを考えるとスピードを活かす競馬では少し時計が掛かる2000mがベストな印象を受けます。
今回のポイントはペースをしっかりと引き上げきれるかどうか。
前走が終い甘くなったため、逆に序盤ペースを落としに来るようだと力を発揮できません。
鳴尾記念のように早めにペースを引き上げるという手もありますが、ハープスターにとってもゴールドシップにとってもこの展開は望むところとなるため、この2頭を負かすつもりならスピード戦に持む必要があります。

ゴールドシップは必死についていっても脚を使えますが、札幌のコース形態的に見ても淡々としたペースを刻めば宝塚記念のようなスタート後の直線が長い舞台と違ってポジションを取るのはかなり苦しくなります。
ハープスターは前半のスピード不足が不安材料となり、この2頭の持ち味を削ぐことができるのはこの馬の強みと言えます。
ここは世界へ飛び出す巨星2頭を撃破できるチャンスのある舞台と言えます。

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札幌11レース

函館開催となった昨年を除く過去9年間のラップ解析

前後半で見ればほぼ平均ペースとなっており、極端なハイペース、スローペースになる可能性はあまり高くありません。

1秒以上のハイペースは過去1度のみで08年にコンゴウリキシオー(前走の安田記念では57.9秒で逃げていました)が1000m58.4秒で逃げた時だけです。

基本的には極端にペースが上がという可能性は低いレースです。
過去9年1000m通過の平均が60.0秒になっているように、馬場にもよりますが、1000m通過タイムは60秒前後でも平均ペースになるという想定です。

2コーナーから向正面でペースが落ち着きやすい傾向にあり、仕掛け所が遅くなる傾向があります。
過去9年でL3最速は04年の1度、L2最速がほとんどでL1最速戦(06年)まであります。

仕掛け所が遅いためにポジショニングは重要になるレースで、1000m通過は60秒前後になるものの、上がり3Fは35秒台にはなりやすいため、ゴールドシップにとっては序盤のポジショニングをどれだけ押し上げられるかがポイントとなります。
仕掛けが遅いレースになりやすい点で、後方からの差し馬はトップスピードの質もある要求されます。

ポジション別でみても前目の馬が安定しており、4コーナー5番手以内の馬が過去9年間で18頭馬券になっています。

60秒ペースを楽に好位で追走でき、そこからのペースアップでトップスピードを要求されてもキレ負けしない馬が有利となります。

コーナーが緩いため基本的には捲りは嵌りにくく、今年は逃げ馬のトウケイヘイローがどういう逃げを打つかで変わってきそうです。

今年は58秒台で逃げる可能性が高く、08年の年のようになる可能性があります。