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過去ログ79
2014/9/12 10:30
★日曜日 ブラスト新潟９レース
グレイスフラワー
前走はパンパンの良馬場で上がり性能必須のレースとなりました。
馬場の真ん中よりも外優勢の差し馬場となり、ペースは決して速くはありませんでしたが、最初は先行集団と6番手以下とで隊列が分かれ、コーナーに向いても縦列になったままレースは流れました。
序盤の先行集団を形成してた馬が直線半ばで脚が続かず止まっていましたが、そこをアドマイヤディープが抜け出し、外から差し馬が強襲するもゴール寸前でアドマイヤディープが故障し転倒し、外から伸びた差し馬が上位を独占する結果となりました。
全体には、追い込み馬が力を発揮しやすい状況・展開となりましたが、アドマイヤディープと交錯した馬は最後の僅差争いに影響しているので、見直しは必要です。
グレイスフラワーは12番人気ながら3着に好走。休み明けを叩かれて出来は上昇しておりガッチリと固めて軽ハンデを生かしての直線勝負に徹した事が功を奏しました。
シャドウウィザード
緩い馬場は決して得意ではありませんが、前走は緩んだ馬場で４着に健闘していました。
降雨で全面的に渋った馬場となり、直線内目有利で大外差し不発の状況となっていました。
ただ、結果的に良馬場並みに速い時計の決着となっており、回復傾向にあったように思えます。
ヤヤラーラの逃げがまずまず速く、馬群は一団にならず数頭で列を作る程度で、直線で逃げ馬は止まってしまいましたが、上がり最速を繰り出したのは内枠の馬で、ここでも馬場の外側に振った馬は勢いに乗れていませんでした。
上位は勢いのある3歳馬が独占しており、斤量も影響したように思えます。
このレースを4着となり、新潟巧者の面目を保ちました。
得意の新潟なら多少馬場が渋っても崩れない1頭です。
セキショウ
前走はグレイスフラワーと同レースに使われて逃げるも11着に大敗。
タメて逃げられた割に粘れておらず、この馬の場合、２走前のように気分に逆らわせずに飛ばして逃げた方が良いように思えます。
この馬が初勝利をあげた新潟戦は馬場が良く好時計の出る馬場でしたが、逃げた同馬が外回りで最速タイムの上りをマークしており、桁違いの内容で2着馬に５馬身差、３着馬に９馬身差を付けていました。
この5馬身差で負かした2着馬インアルザスはその後未勝利、500万を勝ち上がり1000万クラスで勝ち負けしている1頭で、決して低レベルなメンバーではありませんでした。
今回は飛ばして逃げる可能性が高く、小頭数だけに最後まで止まらずに千切って圧勝の場面もあり得ます。