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過去ログ82 2014/9/18 11:29

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阪神11レース

ローズS
アドマイヤビジン
ヌーヴォレコルトやレッドリヴェール相手にマイルでは見劣りますが、トップスピードの持続力ではまだ見限れないという点から距離はもう少しあった方が良さそうな印象があるため、今回の条件は面白いように思えます。
有力馬で一番前にいるのはヌーヴォレコルトで、前後半速い競馬になった時にヌーヴォレコルトとの差をしっかり詰めていれば、こうやまき賞の脚を再現できればチャンスはあります。
能力的にレッドリヴェールには及ばず、桜花賞の流れでヌーヴォレコルトに完敗している以上、展開的に恵まれないとこの2強には太刀打ちできません。
3着争いなら十分戦えるだけの武器持っています。


リラヴァティ
11秒前後のラップが要求される競馬になると厳しくなりますが、雨で馬場が重くなればチャンスがある1頭。
ペースアップ自体はできるので緩急をつけても対応は可能ですが、単純にトップスピードが足りていません。
阪神1800mならある程度ペースを引き上げてそういう競馬にならないようにレースを作っていく必要があります。
2走前の中京では500万下とはいえ圧勝できているように、11秒前後のラップを問われなければかなりしぶとく競馬ができています。
この馬はできるだけペースを引き上げて、トップスピード勝負に持ち込まないようにすることが重要です。
ぺースが落ち着いても、リードをしっかりと取り切って早めの競馬で瞬発力勝負に持ち込まないことがカギとなります。
良馬場では苦戦しそうな1頭です。


レッドオリヴィア
前走で高速馬場への対応は見せており、1000m通過59.2とそこそこのペースに対応してきた点も評価できます。
後は11秒前後のラップを要求された時にトップスピードで速さ負けしないかどうか。
ここをクリアしてくれば本物といえ、京都2000の舞台秋華賞は間違いなく合うタイプだけに何としても権利を取りたいところです。
ゲートが悪く、ポジショニングが非常に悪いのがネックですが、阪神1800mはペースに緩急が生まれる可能性が高いコースで、この特性を生かせれば2強に割って入る可能性もあります。
こういうタイプの馬を要所でしっかり動かしてきそうな武豊騎手というのは間違いなく合っています。


サングレアル
今回の距離で追走にスピードが要求されると不安が大きい1頭。
オークス以前の3走はレース全体のペースに関わらずいずれも自身はかなりゆったりと進められていました。
それによって後半の脚を引き出すことができたと考えれば、高速状態で追走のスピードもある程度要求されることになるローズSで戦えるかとなると疑問の方が大きいように思えます。
ここは中弛みになる可能性も当然出てくるのでそうなればチャンスも出てきますが、。れでもレッドリヴェールやヌーヴォレコルトといったタイプに優位に立てるほどのパフォーマンスは見せていません。
好走するには外枠を引いて道中緩んだ時に上手く取り付けなければなりません。
この馬は上位勢の中では一番リスクが高い1頭となります。


ブランネージュ
これまでのパフォーマンスからもコーナーが少ない中距離戦で総合力を生かすタイプ。
チューリップ賞ではスピードが足りなかった印象でしたが、距離延長でゆったり進められた君子蘭賞、フローラSで良さが出ました。
シンボリクリスエス産駒らしいU字の中距離適性を見せ、要所で器用に動けるというのは大きな武器となります。
この馬にとってはペースに緩急がつきやすい阪神外回り1800m適性が非常に高いと言えます。
問題は今回は超高速馬場だけに、最初から最後まで淡々としたペースとなった時にスピード面でやれるかどうか。

ハイパフォーマンスの2走はともにスロー。相手関係から考えればヌーヴォレコルトは強敵ですが、今回はポジション差を作っていけそうで、前哨戦で付け入る隙はあります。
2強が牽制しあったときに、2列目からスッと出し抜く競馬になれば面白い1頭です。