ブラスト競馬情報 指数コース会員様専用掲示板

過去ログ94 2014/10/2 0:01

★日曜日 ブラスト
ハクサンムーン

絶対王者ロードカナロアを正攻法で破った実力馬。
前走のセントウルSは内を見ながらソロっと出して番手からの競馬となり、強い競馬で2着。

このレースは32.9-34.5と阪神1200mにしてはハイペースで、ラップは10.8 - 11.0 - 11.2 - 12.3とラスト1ハロンが激しく落ち込む厳しい流れ。
この流れを大外枠からしっかりとポジションをとって2番手追走し、このハイペースを積極的につついて直線へ入ると逃げるアンバルブライベンを目標に抜け出したところでリトルゲルダの強襲を受けての強い2着となりました。

高速馬場巧者のこの馬としては中山の代替でロングラン開催となる新潟コースは歓迎できる材料とは言えません。
主導権を握れるタイプの馬がそんなにいないメンバーでペースをコントロールできる可能性は高いものの、コーナー地点が短いコースだけに、コーナーで脚を使わせる戦術が効果的ではない点、外差し傾向の馬場である点を考えると厳しい競馬となりそうです。

★日曜日 ウイナーズ
新潟11レース

スプリンターズS
過去10年のデータ
連対20頭中19頭が芝1200メートル以下の重賞ウイナーで、うち17頭が重賞を2勝以上。

連対15頭が中6週以内え、残る5頭のうち、2頭は香港馬。
後の3頭はデュランダル(04、05年2着)、キンシャサノキセキ(10年2着)にはすでにこのレースで連対実績がありました。

日本馬で連対した17頭中13頭が4歳・5歳馬。
6歳以上で連対した3頭のうち、2頭は前述のデュランダル、キンシャサノキセキ。
もう1頭は04年のカルストンライトオで前走で重賞を勝っていました。

芝1200メートル以下で重賞3勝、GI2着1回、3着1回の実績があり、セントウルS2着からのローテーションも良いハクサンムーンがデータ上では一番となります。

ハクサンムーン
全盛時のロードカナロアに唯一土をつけた同馬。
今年の高松宮記念はスタートで挟まれて致命的な出遅れをしてしまい、過去最後方からの競馬となり5着。

アイビスSDの時にも、2F目を9秒台で入っており、スピードはここでは一枚抜けています。
葵Sで秋山騎手が乗った時には前が詰まってしまい何もできずに負けてしまいましたが、レース後に秋山騎手が「この馬は逃げ馬じゃないと思います。物凄い瞬発力を持っていますし、たぶんGTを勝てるんじゃないかな」と話していたほどです。

前走は戸崎騎手に乗り替わりとなりましたが、レース前から差す競馬をする作戦があったため開幕週での大外枠はマイナスとなりました。
今回は左回りでの3開催も使った一番最後の18頭立ての1200m戦となります。中山コースなら鉄板と言える1頭ですが、今回は過信は禁物です。