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過去ログ95 2014/10/2 12:43

★日曜日 G1C
新潟11レース

スプリンターズS

ストレイトガール

この馬の持ち味は総合力で、中京1200m戦尾張Sはかなり高いパフォーマンスを見せてくれました。
外差し馬場を意識しての進路取りで
34.5-34.1とややスロー気味の平均ペースでラップ的に見てもトップスピードを要求される競馬となりました。
この流れを好位の外から直線を向くと、最速地点でしっかりと伸びてきて先頭列に並びかけて最後は突き抜けての完勝。
平均ペースで楽に抜け出してくるトップスピードと持続力を見せつけた1戦となりました。
次走のシルクロードSでは34.1-33.3とスローペースで10.9 - 10.8 - 11.0 - 11.5と11秒前後のラップを刻み続ける競馬となり、この流れを楽に2列目ポケットにつけるとそこから逃げ馬レディオブオペラを楽に捕まえそのままL1で突き放すという離れ業を見せました。
3着のリトルゲルダを完全に置き去りにしたというこのトップスピードの持続力がこの馬の武器と言え、この頃から腰が丈夫になり本格化したと言えます。


序盤脚を使うと武器であるトップスピードが持続しないため、序盤からペースの上がる中山コースよりも新潟コースの方が力を発揮しやすい印象があります。
インでも器用に立ち回れる馬で、枠順に不安はありません。

★日曜日 121
新潟11レース
スプリンターズS

グランプリボス
昨年のスプリンターズSでは3番人気となりながらも結果は7着。
高速馬場で、32.9-34.3とハイペースの競馬となり1200mでスピードを要求される形になっていました。
スタート後に寄られてしまい進路が狭くなって立て直してからのポジション取りとなり、1200mでも流れに乗っていける馬だけに、このスタートの不利が大きく響きました。後ろからのレースとなりましたが、徐々にエンジンが掛かると中団には取り付き、3〜4コーナーで外に持ち出すも置かれて後方に下がり気味になりましたが、直線でジリジリと伸びてこの馬らしさを見せました。
前掛かりで10.5 - 11.0 - 11.3 - 12.0というラップを考えると、この距離でも終いバテ差しを繰り出せたという点は評価できます。

ただ、新潟内回り1200m戦で下り坂が緩やかなカーブというコースは、中山1200mと違って極端なハイペースにはなりにくいため、全体が流れて最後にバテた所を差し込むこの馬にとっては微妙コースと言えます。