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過去ログ97
2014/10/3 6:30
★土曜日 Ｇ１Ｃ阪神１１レース
シリウスＳ
ジュベルムーサ
この馬の最大のパフォーマンスは４走前のフェアウェルＳで、後方からの競馬で３コーナー手前の向正面から進出して動くと、３〜４コーナーでは外から押し上げて好位に取り付き、出口では先頭列に並ぶと、直線では並ぶ間も無いままワイルドフラッパーを捕えて後は3馬身ちぎるというかなり強い競馬となりました。
レース序盤をゆったり進め、３コーナー手前で進出してからのポテンシャルの高さは一級品で、４コーナー出口から直線入りでもしっかりと押し上げているようにトップスピードの高さも秘めている点は魅力です。
２走前の平安Ｓでは出負けしてから、最後方からの競馬となり、３〜４コーナーでかなり大外から楽に押し上げていましたが、ここで内がペースを引き上げたため、４コーナー出口が最速地点となり、出し抜かれる感じになりました。
ラスト２００ｍ辺りから甘くなってしまい伸び切れず、ソロルに差されての4着となりました。
最速地点でかなり大外を回していながら、内にいたナムラビクターは捻じ伏せており、強い競馬での４着。
インで立ち回って出し抜く総合力をもったクリノスターオー、脚を溜めての差してきたソロルに対してはパフォーマンス的には見劣りません。
ただ、今回のコースはロングスパート戦になりやすいコースだけに、得意の早仕掛けでのマクリが決まりにくく最速地点で外を回す厳しい展開となりそうです。
★土曜日ウイナーズネット阪神１１レース
サトノプリンシパル
この馬の良さはオーバーペース気味にしっかりとペースをコントロールし、その上で一瞬だけ出し抜けるだけの脚を使えるという点で、ペースを引き上げて仕掛けどころを遅らせたいタイプです。
逆にペースが上がり過ぎると脆くなってしまい、今年の東海Ｓではハイペースの流れでニホンピロアワーズが勝ちに行って圧勝する競馬で５着。
２走前のジュライＳでも同様に、ハイペースで11.8 - 11.8 - 12.2 - 12.8 - 13.1の消耗戦の流れで甘くなっての3着。
前走のラジオ日本賞のように超スローの流れでスピードを殺して12.4 - 12.2 - 12.3 - 11.7 - 11.9の２Ｆ勝負に持ち込んでもステイヤー色強いスターバリオンにも完敗しているところからも、総合力を活かさないと勝ち切るのは難しいと言えます。