1 鈴木♂

「萌え」バブル

フードリンクという飲食店業界の総合情報サイトがありまして、それによると
現在の日本は「萌え」バブルの時代なのだそうです。

それはどういう事かというと現在、日本の各地ではメイド喫茶開業ラッシュが
起こっていて、秋葉原などのヲタク族だけを相手に商売してきたメイド喫茶が、
今度は一般人を相手に攻勢を掛けているという状況なのだそうです。
つまりメイド喫茶という喫茶店をヲタク族向けのマニアックな店ではなく、一般
の人も入店して楽しめるという新しいカテゴリの喫茶店として再出発させようと
している時期なのではないのかと。

そして秋葉原に以前からあるメイド喫茶は、今度はマスコミや芸能関係と連携し
各メイドさんをアイドル化して売り出すという、もっとヲタク向けのコアな方向
に向かって進んでいるみたいですから、地方都市で新規に開業するメイド喫茶と
秋葉原の本家メイド喫茶は方向性が異なってきたという事みたいですね。


日本のメイド喫茶の現状を飲食店業界のプロの立場から極めて客観的に考察した
フードリンクのレポート。
            
  http://www.foodrink.co.jp/backnumber/200507/050724.html

(注:このページはパソコンのみですが、htmlが少しおかしな設定になっている
ので、ページを開くとIEのウィンドウのサイズが勝手に変更されますが
パソコンを再起動すると治ります。)
(PC)
2 鈴木♂
お話をTVドラマ「電車男」のほうに振ってみますが、私は劇中で登場するメイド
喫茶を全部作り物のセットだと思っていましたが、あれって秋葉原に実在する
メイド喫茶「ぴなふぉあ」でロケを行い、しかも劇中に登場するメイドさんたちは
全て本物の店員さんたちなのだそうです。

ちなみにドラマの第二話で電車男とメイドさんが一対一でトランプ(ババ抜き?)
をするというシーンがありますが、あれって主人公とメイドさんが仲良く遊んで
いるという訳ではなく「メイドさんとトランプをして遊ぶ」?という三分間500円
のオプションのプレイ?の再現らしいのです。
このオプションが「ぴなふぉあ」に存在するのか私は確認できませんでしたが
他の店では確認できましたので「ぴなふぉあ」にもあるのかもしれませんね。
ちょっと考えてみるとお金を払ってまで女の子とトランプをしてみたいという
主人公(ヲタク族の若者)には少し悲しいものがある様な気が私は致します。

新潟市にも「ふぁんしーどかふぇ」というメイド喫茶がありますが、ここは
HPを見る限り、そんな利益追求の資本主義には毒されていない様な気が私には
致します。
つまり良い意味で日本海側の地方都市(田舎)のメイド喫茶なのではないかと。
この店は小さなビルの三階にあり、一階から二階はゲームやフィギュア、ヲタク
グッズの店で、三階にメイド喫茶があるという一つの小さなビルの中に「秋葉原」
という小宇宙を再現しているコンセプトは仲々立派なものだと私は思います。
(PC)