意外な話

私の古い知人に新潟市内のある高校のベテラン教師がおりまして、その人から
聞いた話なのですが、日本で女子高校生による援助交際が始まったのは新潟駅
南口からなんだそうです。

それは今から十数年以上前の事で、インターネットが無かった当時は援助交際を
希望する女子高生が南口付近にたむろして、それを男達が声を掛けて行くという
システムだったのだそうです。
彼に言わせるとその当時、援助交際(はっきり言うと売春ですが)をする女子高生
は新潟にしかおらず、その噂を聞きつけた男達が埼玉や東京からもやって来た
そうです。

援助交際をする女子高生と言えば、稼いだお金を遊興費に使ったり、ブランド品
を買ったりするというイメージがありますが、当時南口で援助交際をしていた
女子高生たちがお金を稼ぐ目的は、自分が応援していたバンドを追っかける為の
活動資金を得る事だったのだそうです。

このお話が真実なのかどうか私には分かりませんが、ベテランの高校教師から
私が直に聞いたお話だという事は本当です。
このお話の他にも彼からは色んなお話を聞かせて貰いましたが、高校の教師
といっても所詮人間だし、凄い事をする人もいるんだなぁと当時感じた事を
今でも覚えております。