1 鈴木♂
「主従」という関係
私は過去に二度ほど「主従」という関係を持った事があります。
SとMとの関係は、私なりに大きく分けると「パートナー」と「主従」という関係に
分かれると思いますが、ではその違いとはいったい何なのかという事を私なりに
考えてみると、「主従」という関係はSがMに対して責任を持つという事ではない
のかと私は思います。
SMという世界に於いて「SがMに対する責任」と言われるとプレイ上の安全性や
Mの社会的な秘密を守るという事をすぐに挙げられると思いますが、主従という
関係に於いてはそれ以上の責任がSにはある様な気が致します。
当たり前の話ですが主従という関係であっても、お互いが社会人ですから普段の
日常生活や行動を束縛したりするという事は基本的にありません。
しかしSMという世界に於いては主従という関係ですから、SはMよりも
一段高い場所からMの心身を見渡すという事が必要ではないのかと私は思います。
これは別段、威張ったり監視したりするという意味ではなく、Mの行動や生活
態度、体調を観察し、M自身にとって良くないと思われる行動や生活態度が
あればそれを正し、Mの体調にも気を配ったりするという意味です。
それは「パートナー」という関係でも同じじゃないか?と思われる方もおられると
思いますが、私は「パートナー」という関係も経験しましたがその関係に於いては
そこまで深くMの事を考えるという事は無かったと思います。
SとMとの関係は、私なりに大きく分けると「パートナー」と「主従」という関係に
分かれると思いますが、ではその違いとはいったい何なのかという事を私なりに
考えてみると、「主従」という関係はSがMに対して責任を持つという事ではない
のかと私は思います。
SMという世界に於いて「SがMに対する責任」と言われるとプレイ上の安全性や
Mの社会的な秘密を守るという事をすぐに挙げられると思いますが、主従という
関係に於いてはそれ以上の責任がSにはある様な気が致します。
当たり前の話ですが主従という関係であっても、お互いが社会人ですから普段の
日常生活や行動を束縛したりするという事は基本的にありません。
しかしSMという世界に於いては主従という関係ですから、SはMよりも
一段高い場所からMの心身を見渡すという事が必要ではないのかと私は思います。
これは別段、威張ったり監視したりするという意味ではなく、Mの行動や生活
態度、体調を観察し、M自身にとって良くないと思われる行動や生活態度が
あればそれを正し、Mの体調にも気を配ったりするという意味です。
それは「パートナー」という関係でも同じじゃないか?と思われる方もおられると
思いますが、私は「パートナー」という関係も経験しましたがその関係に於いては
そこまで深くMの事を考えるという事は無かったと思います。
(PC)
2 鈴木♂
なお「パートナー」という関係と「主従」という関係のどちらが良いのか、とか
「主従」という関係は好きではないと思われる方もおられると思いますが、
SとMが「主従」という関係になるかどうかは、Mの方から決める事であって
Sが決める事では無いと私は思います。
つまり自分をこのSの「従」という立場に置きたい、その方が自分にとって、
より大きな快感(安心感?)を感じるからというのが、Mが「主従」という関係を
選ぶ動機となるからだと思います。
ですからSの方はMのその決定に従って、Mに対する対応を決めていくという
のがSMの世界の現実だと私は思っております。
唐突に「主従」という関係に関してのお話を書いてみましたが、web上を見てみる
と「主従」という関係を誤解したり、間違った認識をしていると思われる人が
意外と多いなあという感想を以前から感じていました。
それはweb上にあふれる間違った情報や妄想を鵜呑みにしたり、SM雑誌や
ビデオに登場する世界をこれがSMの実相だと勘違いした結果なのだろうと
私は思います。
またそれによって小林容疑者の様に監禁事件を起こしたり、二次被害を受ける
Mの人たちもいるみたいです。
SMの世界とは確かに妄想と現実が入り混じった世界だと思いますが
私たちが生きているのは現実の世界でしか他ならない訳で、その世界の中で
「主従」という非現実的な関係を形成するのは確かに難しい事だと思いますし
SとMの精神的な負担も確かに大きいと思います、しかしその分だけ得る物も
多く、SMという深い精神世界に浸る事が可能なのではないのかと私は思って
います。
「主従」という関係は好きではないと思われる方もおられると思いますが、
SとMが「主従」という関係になるかどうかは、Mの方から決める事であって
Sが決める事では無いと私は思います。
つまり自分をこのSの「従」という立場に置きたい、その方が自分にとって、
より大きな快感(安心感?)を感じるからというのが、Mが「主従」という関係を
選ぶ動機となるからだと思います。
ですからSの方はMのその決定に従って、Mに対する対応を決めていくという
のがSMの世界の現実だと私は思っております。
唐突に「主従」という関係に関してのお話を書いてみましたが、web上を見てみる
と「主従」という関係を誤解したり、間違った認識をしていると思われる人が
意外と多いなあという感想を以前から感じていました。
それはweb上にあふれる間違った情報や妄想を鵜呑みにしたり、SM雑誌や
ビデオに登場する世界をこれがSMの実相だと勘違いした結果なのだろうと
私は思います。
またそれによって小林容疑者の様に監禁事件を起こしたり、二次被害を受ける
Mの人たちもいるみたいです。
SMの世界とは確かに妄想と現実が入り混じった世界だと思いますが
私たちが生きているのは現実の世界でしか他ならない訳で、その世界の中で
「主従」という非現実的な関係を形成するのは確かに難しい事だと思いますし
SとMの精神的な負担も確かに大きいと思います、しかしその分だけ得る物も
多く、SMという深い精神世界に浸る事が可能なのではないのかと私は思って
います。
(PC)