1 鈴木♂

メイド喫茶の妄想と現実

前回に引き続いての話題ですが、こんな本が今年の5月に発売されていたみたい
です。

  ゴマブックス刊 「メイド喫茶開業マニュアル」

 http://www.goma-books.com/archives/2006/05/post_569.html (PC)
                                      http://bookweb.kinokuniya.co.jp/airh/wsea.cgi?W-NIPS=998078881X (携帯)

メイド喫茶って儲かるんだろうか?(-_-;)という素朴な疑問はさておき、鈴木♂
はメイド喫茶に実際行った事は無いのですが、メイド喫茶という空間はお客さんに
とっても、そこで働くメイドさんにとっても一種の仮想現実であって、それって
SMクラブやパートナーを相手にSMプレイを行う事と非常に近い物があるのでは
ないかという気が致します。
つまり、お客さんと店員さんはそれぞれ主人とメイドという役柄を店の中で演じる
事で、(主に)お客さんの妄想というか願望する世界を擬似的に現実化するという
事なのですが、それを金銭を代償として行う場合はSMクラブとなんら変わりは
ないのではないのかと。

いずれにしろ、こうした妄想と現実の境目が曖昧な行為を実行する場合には
やる本人が最初にしっかりとした現実認識を持つという事が重要じゃないかと
鈴木♂は思います。
そうしなければメイド喫茶の場合にはストーカー騒ぎとなるだろうし、SMプレイ
の場合には取り返しのつかない様な事故を起こしかねません。

こういったメイド喫茶で働く女性は、元々コスプレが好きだという人が大半を
占めるみたいです。
彼女たちの大半は自分が御主人様に仕える可愛らしいメイドさんを演じるという
事が好きな人たちなのだろうと思いますが、鈴木♂がちょっと聞いた話では
近年新たにSMの世界に入るという若い女性は、コスプレ好きがきっかけとなって
いる人が多いという話を聞いた事があります。
それがもし本当だとしたら、現実と自分の妄想の世界を上手くコントロールして
自分の願望を実現できるという女性が増えているのかもしれませんね。
(PC)