1 鈴木♂

 秋桜 【コスモス】

私が最近呑んだお酒のお話です。

10月の終わり頃だったか忘れましたが、私が懇意にさせて戴いている
酒屋さんを訪れると、店頭に「赤霧島」という芋焼酎が数本並んでいました。

「黒霧島」は好きな焼酎だし、「赤霧島」も名前だけは知っていましたから
値段を見ると五合瓶で1200円位なのですぐに買って、数日で呑んでしまいました。
それからしばらくして「赤霧島ってどんな焼酎なんだろう?」とふと思い立ち
ネットで検索してみると、この「赤霧島」という焼酎はムラサキマノリという
新種の紫芋を使った限定生産の焼酎でした。

「だから今まで呑んだ事の無い味わいだったのか」と感心していましたら
この「赤霧島」という焼酎はどうやらプレミア焼酎だったみたいです。
ネットを見ると定価1200円位のはずが4〜5000円位で取引されていたり
挙句の果てにはオークションとかに出品されておりました。

私の個人的な感想ですが、それほど美味いとは思いませんでしたけどね。
(PC)
2 鈴木♂
先月の半ば頃にその酒屋さんに行ってみると「吉酎(きっちゅう)」の限定品の
「秋桜(コスモス)」という芋焼酎が置いてありましたので、早速2本購入して
呑んでみるとこれがムチャクチャ美味しい。

早速、ネットで「秋桜」の事を調べてみると、通常の「吉酎」はコガネセンガン
(黄金千貫)という芋を使って製造されているのですが、この「秋桜」は
ジョイホワイトと紅東という芋を使用した限定品なのだそうです。
更に調べてみると、この「秋桜」という焼酎は今春に発売された「桜」という
限定生産の焼酎の原酒を半分残しておいて、それを半年間熟成させた後に
「秋桜」として売り出したという美味くて当たり前な焼酎でした。

それから数日後、「もう無いだろうなぁ」と半分諦めながら件の酒屋さんに
行くと、やはり完売されていました。
店の方にお話を伺うと、地元の老舗料亭さんに全部買占められたとの事。
値段は四合瓶で定価1400円なのですが、「吉酎」自体が「霧島」ほど有名な
焼酎ではないので、ネットでもそれ程プレミアは付かず2200円位で取引されて
おりました。

味のほうはフルーティでほんのりと甘みが有り、ワインの様な味わいです。
「桜」は今春、買い逃したので「秋桜」が入手できたのは幸運でしたが
老舗料亭が乗り出してきたからには、来年は難しいかもしれませんね。

私の想像では新潟県内でもおそらく20〜30本位しか出回らなかったと
思いますが、もし見かける事がありましたらお試し下さい。
(PC)
3 鈴木♂
ちなみに私の最近のお酒の呑み方ですが、まず高い芋焼酎などの乙類焼酎を
一杯味わって呑んでから、安い甲類焼酎を二、三杯呑むというパターンが
主流です。
甲類は梅酒とかで割る事もありますが、乙類は割ったりせずに全て
ストレートで呑みます。

おつまみの方は大抵の場合、仕事帰りのコンビニか肉屋さんで買ってきた
お惣菜を食べます。
夏は枝豆と冷奴が定番ですが、冬場はセブンイレブンで売っている
「男爵ポテトのチーズ焼き」というお惣菜が好きで結構食べています。
(PC)