昨日と今日のニュース

鈴木♂が昨日ちょっとびっくりした事は２ちゃんねるで大人気のホモ漫画家
山川純一氏(通称ヤマジュン)の｢薔薇族｣に掲載された生原稿が、伊藤文学氏の
事務所で13作も発見されて、それを今後随時オークションに掛けて行くとの
発表があった事でした。

　　月刊『薔薇族』編集長伊藤文学の談話室「祭」(ブログ)

　　　http://bungaku.cocolog-nifty.com/barazoku/2006/11/post_0948.html

　　　ヤマジュン作品集＋α

　　　　http://uraden.hp.infoseek.co.jp/mangas.html

　　　今回ヤフオクに出品された「裏切り」(全16ページ)

　　　　http://uraden.hp.infoseek.co.jp/uragiri.html

最低入札価格が￥16万なのだそうですが果たしてどうなる事やら。
伊藤文学氏の回想では、当時山川氏のマンガはゲイの人たちには極めて不評で
掲載を止めろという意見が大多数を占めていたそうなのですが、この仕事しか
山川氏の現金収入が無いという事を知っていた伊藤編集長は、｢薔薇族｣に掲載
する事は無くても山川氏が原稿を持って来るとそれを買い取っていたそうです。

現在の山川氏はその生死すら不明という全くの消息不明な状態なのですが
本当はレディコミ誌｢タブー｣などに執筆している、辻あさ美氏が山川氏と同一
人物なのではないかという噂があって、その真相は今の処不明です。

鈴木♂が仕事を終え、帰宅してネットを見てみるとウルトラマンシリーズや
ＡＴＧ映画で有名だった実相寺昭雄監督の訃報を見つけました。
鈴木♂はリアルタイムでウルトラマンやウルトラセブンを見ていた世代なので
彼の早すぎる死にはちょっとびっくりしました(享年69歳)。

彼は晩年に東京芸大の教授などを勤めていたのですが、ＳＭの世界にも理解が
ある方で自分が可愛がっている女優さんを｢演技に深みが増す｣と有名なＳＭ
サロンに連れて行き、そこでＭ女としての体験をさせるという事もされていた
方でした。

鈴木♂は常々思うのですがプロとしての女王様やＭ嬢さんには、本当のＳ性や
Ｍ性は基本的に必要ないのではないかと思います。
つまり、お客さんとプレイをする時には最初から最後まで、上手くＳやＭの演技
ができればそれで職業(プロ)としては成立するのではないのかと思っています。
ですから実相寺監督もその事を理解して、女優さんをＳＭサロンに連れて行った
のではないのかと。
なお、そのＳＭサロンがどこなのか分かる方がおられましたら、その方は
ちょっとだけディープなＳＭマニアなのではないかと鈴木♂は思います。