1 鈴木♂

雑談@12月14日

今年も残す処あと二週間ちょっとと押し迫って参りましたが、皆様も師走の
お慌しい時期を如何お過ごしの事でしょうか?

本日12月14日は元禄15年(1702年)に赤穂浪士による吉良邸討ち入りがあった日
なのですが、この赤穂浪士の中に新潟県出身者が実は二名おりました。
一人は新発田藩出身で有名な堀部安兵衛なのですが、もう一人は村上藩出身の
中村正辰(なかむらまさとき)、通称中村勘助(かんすけ)でした。

彼は裏門隊に所属し、討ち入りに参加したのちに切腹したのですが、享年が
45才だという事ですから現在の鈴木♂と同じ年齢です。
この二人の他に赤穂浪士の中に新潟県出身者はいなかったみたいですし
そもそもがこの二人のように新潟県から兵庫県まで婿養子に行くという事自体
稀な事でしょうから、それを考えると新潟県人の実直さが伺えるお話なのでは
ないかと鈴木♂は思います。

ドイツ陸軍では19世紀のプロイセン公国の時代から第二次世界大戦の終戦まで
ユンカー貴族団というエルベ河流域に住む貴族出身者が上層部の多数派を占めて
おりました。
彼らはいずれも貧乏貴族だったのですが、新潟県北部にかつて存在した
阿賀北武士団とちょっと似通ったイメージを鈴木♂は持っています。
いずれも貧乏だったというのは同じで、お金持ちの貴族や武士だったら
わざわざ戦場まで出向いて主君に忠義を尽くすという事は必要ありませんからね。

今年は今のところ暖冬みたいなので、ちょっとほっとしている鈴木♂です。
近年の新潟は県央地域の大洪水から始まって、中越地震そして昨年末の大停電と
毎年の様に天災に覆われておりますから、今年と来年くらいは何も天災がない
平穏無事な年末年始を迎えたいと鈴木♂は思います。

では皆様も師走の御忙しい時期でしょうが御健康に留意なされて、これからの
長い新潟の冬を乗り越えて行きましょう。
(PC)