1 鈴木♂

エクスタシーの数値化

脳波には大きく分けると次の四つがあります。

α(アルファ)波:覚醒して非常にリラックスした状態の時に現れる

β(ベータ)波 :覚醒して精神活動している状態の時に現れる

θ(シータ)波 :まどろんで眠りに落ちる寸前や瞑想状態の時に現れる

δ(デルタ)波 :ぐっすりと眠っている状態の時に現れる

さて、昔から男女がセックスのエクスタシー(絶頂)=オーガズムの時に
得られる快感は、男性よりも女性のほうが数倍大きいのではないかと考えられて
きました。

確かに個人差はあるのですが、女性によってはセックスの絶頂時に失神したり
全身の筋肉が激しく痙攣したりする人もいるので、これは確かな事だろうと
私も思っています。
では、この絶頂時の快感のレベルを何らかの数値に変換できるのでしょうか?
(PC)
2 鈴木♂
現在の医学ではどうもその数値を脳波の種類と大きさによってあてはめている
みたいです。
女性がセックスをして快感を感じている状態の時にはアルファ波、ベータ波、
シータ波がそれぞれ交じり合った脳波が現れるのですが、やがて絶頂に達すると
一気に大きなシータ波が現れるのだそうです。

現代の医学ではその時に現れるシータ波の大きさを快感のレベルとして数値化
しているそうなのですが、それによると個人差は当然あると思いますが
女性は一般的に男性の十倍位のシータ波をセックスの絶頂時に発生させる
のだそうです。
つまり、この理論をそのまま単純に考えると女性はセックスの絶頂時に
得られる快感が男性の十倍だという事になります。

実験によると男性がセックスの絶頂を感じた時にもシータ波は確かに現れる
のですが、それはすぐに消えるという反面、女性は絶頂時が終わったあとも
シータ波を発生し続けるのだそうです。
つまり簡単に言うと女性の快感は男性の様に一気に終わらずにずっと続いて
、波が引くように徐々に弱まっていくという事ですね。
(PC)
3 鈴木♂
最近登場した新しい媚薬などの実験データでも、従来品との比較には
このシータ波の測定が使われております。
これからしばらくは快感のレベルを数値化する場合には、このシータ波
の大きさを測定するのが主流となるみたいですね。
なお、女性がオナニーで絶頂を感じた時にもシータ波は出るらしいのですが
それはセックスの時に比べて極めて少ないのだそうです。

何でいきなり脳波の話をするのかというと、ストレスとSMの関係を
ネットで調べているうちに上記の様なお話を見つけてしまい、面白そうなので
ここに書いてみました。
鈴木♂という人は何でも知りたがる人みたいですね(笑)。
(PC)