1 鈴木♂

小惑星「かみはやし」

それ程好天という訳ではありませんでしたが、今日の新潟県内は降雪も無く
季節風も吹かないという比較的穏やかなクリスマスイブを迎えました。

鈴木♂は昨日と今日が連休となりましたが、掃除をしたり買い物をしたりと
普段と変わらない休日というか天皇誕生日&クリスマスイブとなったのですが
それでもやっぱりクリスマスイブなので夕食は定番の鶏モモとお寿司にしようと
買い物に出かけたのですが、行きつけの肉屋さんに行ってみると今夜の夕食用に
村上牛のタタキやすき焼き用のお肉を買うお客さんで混雑していて、クリスマス
というか特別な日には村上牛をご馳走として食べるという習慣が地元である新潟
県内にも広まってきたのかな?と鈴木♂はちょっとだけ思いました。

確かに「本物」なら最低でも100g辺り千数百円するという村上牛なのですが
地産地消という観点からすると上記のような事が定着化すれば新潟県民としても
望ましい事なのではないのかなと鈴木♂は思います。
地元で生産された農作物や魚介類、食肉を地元のスーパーや商店で購入して
消費すればそのお金はやがて県内を巡ったり、地元自治体に税金として納められ
それが結局は新潟県を豊かにする事に繋がるのですが、全国規模の大手スーパー
で外国産野菜を買ってもそんな事には絶対繋がりませんからね (ー_ー;) 。
(PC)
2 鈴木♂
最近鈴木♂がちょっと気になった話題にはこんな記事がありました。


2008年4月に合併で消えてしまう村の名前が小惑星に残される。
新潟県神林村出身で天体写真家およびイラストレーターとして知られる沼澤茂美氏
が、知人で北海道の観測家である円舘金氏の協力を得て円舘氏発見の小惑星が
「かみはやし」と命名された。

新潟県神林村は2008年4月に近隣市町村との合併に伴い消滅してしまう。
同村出身の沼澤氏は後世に村の名をとどめるべく小惑星を見つけることを思い
立った。
小惑星の名前は発見者が国際天文学連合(IAU)に提案することができる。
地図からは名前が消えても小惑星「かみはやし」が永遠に空に輝くというわけだ。

しかし、合併までに残された時間は短く「神林村」が残っている間に「かみはやし」
を誕生させるのは不可能かに見えた。
そんな沼澤氏が知人の円舘氏にその話を伝えたところ円舘氏は自分が北海道の
渡辺和郎氏とともに発見した小惑星(小惑星番号12751、仮符号1993 EU)を
「かみはやし」の名前で登録することを提言したという。
(後略)

        '2007年12月22日付け「アストロアーツ」天文ニュースより

 http://www.astroarts.co.jp/news/2007/12/22kamihayashi/index-j.shtml
(PC)
3 鈴木♂
wikipediaによると新潟県の地名が天体に命名されるという事はこれが初めて
なのだそうで、合併で村の名前は消滅しても小惑星として宇宙にその名前が
永遠に残るという事は本当に素敵な事ではないかと鈴木♂は思います。
ちなみにこの小惑星「かみはやし」は火星の外側の軌道を回る小惑星で、望遠鏡
でないと見えないのだそうですが、平成の大合併で消えてしまった日本中の
多くの地名の中で「かみはやし」だけが宇宙空間に永遠に名を残すという事は
ちょっと素敵な事ではないかと鈴木♂は思いました。

今年もあと一週間となりました。
今夜限りで実質的なクリスマスも終わり明日からまた慌しい年の瀬が始まります。
このサイトを御覧になられている皆様もこの年末の時期をどうか御自愛下さい。
(PC)