雑談＠５月20日

台風が日本列島に接近しているせいなのか雨混じりの強風が吹き荒れた
今日の新潟県内なのですが、このサイトを御覧の皆様方も如何お過ごしの事
でしょうか？。

連日、現地の悲惨な状況がTVで報道されている四川省の大地震なのですが
鈴木♂が本日のweb上でちょっと気になった話題はこんな話題でした。


５月12日に発生した四川大地震は多くの命を奪う大惨事になった。
16日現在死者は５万人を超えると見られ、今後さらに増えると予想されている。
特に震源地ブン川とその周辺地域の被害は甚大だ。
ただ現時点では震災が中国経済全体に与える影響は限定的と見ていいだろう。
(中略)
むしろ震災後の復興事業が電気・通信設備や建材産業の需要を刺激し、
中国経済にプラスになる可能性もある。
(中略)
今回の地震をきっかけに中国政府はさらに｢利益一辺倒｣を戒め、より安全な
インフラ整備に取り組むだろう。
それは新たなマーケットを生むきっかけになるのではないだろうか。
(後略)

　　　　５月16日付け日本経済新聞電子版ビズプラスのコラムより

　http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/xu.cfm?i=20080516c7000c7 (PC)

地震で家を失ったという人が四千万人を超え、犠牲者が何万人になるのかすら
現状では分からないという大惨事が隣国で起こっているのに｢この地震が儲かる
チャンスかもしれません｣という記事を書く日本経済新聞って、非常識というか
｢大丈夫ですか？｣と鈴木♂は云いたくなるのですが、この記事を書いた人を
確認してみると中国市場戦略研究会というシンクタンク？代表の徐向東という
中国系の方でした　(ｰ_ｰ;)　。

この方の理論だと大災害のあとは復興特需が巻き起こって国の景気が上向くよ
という事らしいのですが、それが本当なのかどうかはバブル崩壊後に
阪神大震災を経験した日本人の方ならお分かりかと思います。

四川省という所は確かに中国の田舎なのですが、それでも広大な中国全体の
一割位の農作物を生産している所なので、もしそこが震災でダメになったら
食品産業や外食産業が中国に依存してる日本にも影響が出てくるのでは
ないのかと鈴木♂は思っております。

年頭に今年は混迷というか激動の年になるかもしれないと鈴木♂は思いました
が、まさかここまで東アジアが激動の年になるとは思いませんでした。
北京五輪って本当に開催できるんだろうか？　(ｰ_ｰ;)　。