1 鈴木♂

ある生命保険会社

日を追う毎に連れ徐々に秋らしさが増してきた新潟県内なのですが、皆様も
如何お過ごしの事でしょうか?

アメリカではサブプライム問題の爆弾が派手に弾けて大騒ぎとなり、破綻寸前
のAIGを助ける為にFRBが9兆円を融資しましたが、これはAIGを管理下に置いて
ソフトランディングさせるというか、資産の確保と債務返済を行わせてから
倒産させるというFRBの延命治療みたいです。
つまりAIGは世界各国にある子会社を他社に売って、それでお金を作って債務を
返済してから潰れて下さいという意味ですね。
日本にもアリコとかスター、アメリカンホームなどの子会社が存在しますから
それがどうなるのかという事に今後の注目が集まると思います。

鈴木♂は昨日、こんな記事をweb上で見つけました。
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2 鈴木♂
■「誰でも入れる」保険の真実(上)■

「絶対に誤解される!」と思われるテレビCMがあります。
60代の男優が出てきて「人生、まだまだ」とアピールする外資系保険会社のもの
です。医師の診断はいらず80歳でも入れるとうたい、支払いは最も安いプラン
で約3000円。しかも掛け捨てではないというのですから私も「赤字覚悟か?」と
驚いたくらいです。
しかし、何度かCMを見るうちに「こんな広告ってありなのか?」と思わずに
いられなくなってきました。この保険のカラクリがわかったのです。

そもそも、この商品は「生命保険」ではありませんし、もちろん「医療保険」でも
ありません。ポイントは「病気での入院」に対して保険金が支払われるとは、
一言も言っていないことです。
「治療や入院の実費を最高100万円まで保障」とありますがそれは「ケガでの治療」
に限られているのです。つまり、これは「損害保険」商品なのです。
(中略)
このように「損害保険」であることがわかればこの商品の「特長」とやらが、
長所でもなんでもないことが明らかになります。
たとえば「不慮の事故」で大けがをする確率は、年齢も健康状態もあまり関係が
ありません。
むしろ、体が悪くて寝たきりの人のほうが確率はずっと低くなるでしょう。
したがって、加入の際に医師の診断がいらないのも当然のことだ、といった
具合です。
私の場合、仕事柄CMを見るにしても「中高年の加入者を集めて、安い保険料で
手厚い保障を提供する商品など無いはずだ」という前提でチェックしていきます
から「おいしそうな話のウラ」に気がつくのは時間の問題です。
実際、CMの冒頭、一瞬ですが「長期保障傷害保険」という商品名を確認する
ことが出来た時には「やはりそういうことか」とうなずいたものです。

                 '08年7月1日付け朝日新聞電子版より
(PC)
3 鈴木♂
鈴木♂も以前から「審査が不要で何歳からでも加入できる安価な生命保険って
どういう仕組みなんだろう?」と疑問だったのですが、これで謎が解けました。
つまり生命保険まがいの障害保険だったという事ですね。
これなら病気になって入院しても保険金が下りないというクレームが多い
というこの保険会社の噂話も納得できます。

おいしい話には注意しましょうという事ですね。
(PC)