連休明けの雑談

連休最終日の昨日は風もなく穏やかな秋晴れの一日でした。

秋の行楽シーズンの三連休なのに国道を走る車の数が例年よりも少ない様に
思えたのは、やっぱりガソリンの値上げと先行きが不透明な現在の経済状況
に拠るものなのかもしれません。
昨日は日本もアメリカも祝日だったので、それぞれの国で目立った株価の
動きは無かったのですが、ヨーロッパやアジア諸国では株価が上昇し始めて
それが今日以降の日本経済にとってもちょっとだけ明るい材料になった様な
気が致します。
それでも今週中に発表されるアメリカの各証券会社の決算や倒産目前のＧＭ
(ゼネラルモータース)などの難問が山積みなので、まだまだ予断を許さない
状況にある事は間違いないみたいです。

そんな中で鈴木♂はこんなニュースを見つけました。

東京の全ＡＴＭに警官配置　15日に警視庁、３分の１以上動員

振り込め詐欺被害を完全に防止しようと警視庁は10日、集中警戒日と定めた
15日に１万5000人を動員し、東京都内約１万2000カ所の現金自動預払機(ATM)
すべてに警察官を張り付けると発表した。
全国の警察で最大規模の警視庁でも警察官は約４万3000人。当日は全体の
３分の１以上が銀行やコンビニなどのＡＴＭ前に立つことになる。
高齢者らに積極的に声を掛けて被害防止を図るほか、金を引き出す｢出し子｣の
発見に努める方針で、同庁刑事部の山本仁参事官は｢力業で警戒し振り込め詐欺
グループがいれば誰かが見ているという態勢を取りたい｣としている。
15日は年金の支給日で警察庁は｢被害ゼロの日｣として集中的に警戒するよう
全国の警察に指示している。
警察庁によると15日は全国のＡＴＭ約９万8000カ所のうち警察官が巡回する所
も含め約８万1000カ所を警戒することになるといい、全国で約５万6000人の
警察官を動員する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10月10日付け北海道新聞より

今年７月に北海道の洞爺湖で行われたサミットでも動員された警官は16000人位
でしたから、10月15日に全国で56000人の警官を動員して銀行(ATM)の警備に
当たるというのは、振り込め詐欺対策というのは名目にしか過ぎないのでは
ないのかという気が鈴木♂はするのですが　(ｰ_ｰ;)　。
この一件の真意は鈴木♂にも分かりませんが明日、全国各地の銀行に警官を
56000人も動員させなければならない様な情報を警察庁は何か掴んでいるのかも
しれませんね。

昨日は本当に穏やかな秋晴れの一日でした。
鈴木♂はこの連休中、何をするでも無いという怠惰な日々を送っていたのですが
こういった平穏な日々が普通に送れるというのは、結構幸せな事ではないかと
思います。
今回の金融危機によってアメリカでは金策に走り回ったり、一家心中や
家を追い出されて郊外でテント生活を余儀なくされている人たちが大勢いる
みたいですから。