1 鈴木♂

心惹かれるニュース年末スペシャル

今年も残す処あと二週間位となりましたが、馬鹿ニュースの宝庫・朝鮮半島から
本年度最大級の馬鹿ニュースが飛び込んできました。

韓国ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授がアメリカのサイエンス誌に
発表したヒト胚性幹細胞(ES細胞)の培養に関する論文が捏造で、その幹細胞
自体も存在しないという驚くべき発表がソウル大からあったのです。
ヒト胚性幹細胞とは簡単にいうと人間のどんな部分の細胞にも変えられるという
夢の様な万能細胞で、もし本当に実現したらケガや病気で失われた体の部位を
幾らでも復元できるという夢の様な細胞です。

韓国ではこの論文が発表されるやいなや国民が歓喜し、ノーベル賞受賞は間違い
ないと国を挙げて熱狂していたのでした。
大韓航空では黄教授に向こう10年間ファーストクラスの無料パスを約束し、
教授の生家は観光名所となり、韓国政府は30億円以上の研究費を支給する
という風に黄教授は一躍、国民的な英雄となったのでした。

黄教授の論文に最初に疑問を持ったのは韓国MBCの「PD手帳」という
ドキュメンタリー番組でした。
しかし黄教授の疑惑を放送したMBCは国民から激しい抗議を受け、スポンサー
が全面撤退するという民放TV局存亡の危機に立たされたのでした。
この騒ぎは結局、MBCが謝罪し「PD手帳」の放送打ち切りという形で決着
したのですが、そうこうするうちにアメリカに渡った研究チームの研究員が
行方不明となったり、事態は段々おかしな方向に進んで行ったのです。
(PC)
2 鈴木♂
ここで意外な活躍を見せたのが2ちゃんねる生物学板でした。
ここの住人たちの中には本職の生物学研究者もいますから、黄教授が発表した
論文の中の11個の幹細胞写真11枚のうち本物は2枚だけで、残りは
フォトショップを使った捏造写真だと見破ったのでした。
この情報はすぐさま世界中に広がり、黄教授と共同研究をしていたアメリカ・
ペンシルバニア大のシャッテン教授は自分の名前を論文から削除してくれる様に
サイエンス誌に要請し、当の黄教授はそれまで山寺に篭っていたのですが、
いきなり病院に入院してしまったのでした。

一昨日、黄教授の記者会見があり、その席で黄教授は「研究室の幹細胞はカビに
汚染されて壊れてしまい、ミズメディ病院に預けていた幹細胞は何者かにすり
換えられてしまった」と苦しい釈明をしました。

もはやこうなると捏造は誰の目にも明らかなのですが、問題は韓国国内だけに
留まらず、耐BSE牛の共同研究をしていた日本の大学や、捏造論文を掲載した
サイエンス誌の責任問題など世界的に広がっています。

日本ではちょっと考えられないのですが、韓国という国は何か問題が起こると
何故か日本のせいにされて、それで責任問題がうやむやになってしまうという
おかしな国なので、今回もどうせ日本のせいにされるんだろうなぁと思って
いたら案の定、一昨日の韓国のTVニュースでは「黄教授は日本兵の隠し子
である可能性がある」というとんでもないニュースを放送していたそうです。
(PC)
3 鈴木♂
韓国で最もポピュラーなギャンブルは花札なのですが、以前Jリーグの横浜
マリノスにいた韓国代表の安 貞桓(アン・ジョンファン)選手の母親が、花札
賭博で逮捕されてしまったという事件が数年前にありました。
安選手も国民的な英雄ですから、彼を批判できない韓国マスコミは新聞の社説で
花札を広めた日本が悪い、彼女は日本の犠牲者であると何故か日本に責任を転嫁
していました。
ちなみにこの事件の真相は、安選手の母親が賭場で他人の財布に手を出して
捕まったというのが真相なんですけどね。

この事件がどんな風に収束するのか見当も付きませんが、黄教授自身も未だに
捏造を認めてはおりませんし、韓国政府やソウル大学の面子もあるので
韓国としてはこれからもまだまだこのネタは続くと思います。
鈴木♂としては「黄教授の父親は731部隊の日本兵だった」とか「捏造は日本
政府の陰謀だった」とか電波なニュースを韓国マスコミが飛ばしてくれる事を
期待します。
(PC)