月いろの手紙 SONG NOTE

過去ログ141 2011/9/23 23:11

▼彩 愛 美D
最重要課題
 
事の始めまで 記憶のリールを
巻き戻して 振り返ってみる
今更なんて 想いもあるけど
それでも出逢いは 大切なものよ

終わった恋には もう必要ないと
誰もが決まり文句みたいに言う

最重要課題で 想い出を今
消すかどうかを 求められている
世界は廻ると言うけれど あの日のままで
私の体内時計は 停まっている


何の脈絡も無い 別れ詞
巻き込まれて 戻れない道
冗談なんて いきなり止めてよ
何それ?本気で そんな事言うの?

解けた靴紐 結んでいる間に
あなたは何処に消えて行くのですか?

最重要課題で もうこれ以上
引き伸ばすのを 止めろと言われた
言葉は何時でも簡単に 聴こえるだけで
私の想いは何処にも ありはしない


きっと私のためにだと言う事ぐらいは
解ってはいても 受け入れられないわ


最重要課題で あなたの事を
忘れなさいと 求められている
今直ぐにはどうする事も 出来ないものよ
私のメモリーファイル 消せはしない


*SONG for 麻  美
 
 
2011/9/23 23:11

▼彩 愛 美D
逆 転 劇
 
サヨナラを連発し過ぎるから
最後の切り札にも なりはしない
使う場所を間違えているから
アナタやっぱり 空気読めない

その気も無いくせに 口に出して
その場凌ぎの 出たとこ勝負で
上手く行く程 簡単じゃ無いわ

だからアナタ イマイチの恋だわ
それではコチラも 愛せないわ


ギリギリの場所で 我慢する
何処まで耐えれば いいって言う訳
もういいやと 部屋を飛び出したら
不意の風に 飛ばされそうよ

愛している弱み 顔に出して
別れたくない 想い見せるから
いい気になって 切り出して来るのね

でもねアナタ 何時までもその手が
通じはしないと 覚悟してよ


アナタの知らない 場所で私は私の
準備を着々と進めているのよ


そうよアナタ サヨナラのカードは
今こそ私が 使う番よ


*SONG for MAJO-MAJO
 
 
2011/9/19 23:34

▼彩 愛 美D
Holiday
 
パンもコーヒーも無い 日曜の朝に
何を想って 早く起きてるの?
何処の店だって まだこんな時間じゃ
やってなんかいないでしょう

完全に真っ白な スケジュール帳
ジャージ姿で お腹を空かせている
食べかけのポテチ 少し湿って
それでも仕方なしに 食べている

お昼までのんびりしたら
近所に出来たばかりのラーメン屋さんまで
出掛けてみようかな


何も手を着けない ままでいた自宅も
少し片付け しようと想う
気付かない内に 溜め込んでしまってた
雑誌とか レジ袋とか…

エコだとか考えなければ いけないけど
ついつい手ぶらで お店に出掛けている
分別のゴミも 区分けしなくて
そのまま放置して 並べている

重い腰を上げて掃除
のんびりするつもりだった休日返上
気持ち一新して


仕事とは違う 仕事だったけど
疲れるどころか 楽になった気がする


何時もとは違う日曜
何だか新鮮な気分味わえた一日
またお腹が空いた


*SONG for 沢嶋 メロン
 
 
2011/9/11 22:38

▼彩 愛 美D
We Were Children
 
世界は70億を 越える勢いで
人が増え続けているけど
住む所や 食べる物など
子供達を取り巻く環境が激変する

想い出してごらん 子供だった頃を
どんな大人になりたかったのか
どんな大人を求めていたのかを

ただ何となく大人になってしまったけど
今子供達に僕等は何を残せるのだろうか


自然がどんどん消えて 開発が進んで
森や海が姿を変える
子供達に残したいもの
一体どの位失くして来たと言うのだろう

進化と引き換えに 退化する心が
とても淋しい事だと気付いて
全て失くしてしまわないうちにね

何も知らずに大人になってしまったけど
今頃になって大事な事ようやく見え始めた


地球規模で今訪れるこの危機感に
何を守り次世代の子供達へと
受け渡して上げられるのだろう


言われるままに大人になったけど
今こそ僕等は子供達に残したい明日がある


*SONG for AURORA
 
 
2011/9/9 23:14

▼彩 愛 美D
Neverending Story
 
わざとらしく深々と御辞儀をして
もうあなたとは終わりと言う顔をして
この夏は楽しかったねだなんて
過去形ばかりを鏤めた想い出話

手にした小さな花火達が
一つの季節に区切りを着けて行く

黄昏が滲む夕陽が 海の切れ間に落ちて
終わらない二人のstoryの
第一章がここに終わって行く


ざわめく潮騒でさえ秋色して
また一つ大人になったねとしみじみ
センチメンタルに鼻唄歌えば
しんみり溜息一つ零して振り返る

色を失くす前の夕映えに
赤らめた顔の表情隠す

黄昏が走る 多彩な空の雲間に馳せる
終わりなき二人のheartは
移り行く季節を 越え続いて行く


夜の戸張がもうそこまで来ている
こうしてこのままこの身ずっと委ねたくて


黄昏に変わる 季節と季節の継ぎ目の中
終われない二人のepisodeの
第二章がここから始まる


*SONG for 和  音
 
 
2011/9/5 23:19

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