月いろの手紙 SONG NOTE
過去ログ143
2011/10/31 23:00
▼彩 愛 美Bless
三角屋根の小さな 教会の鐘が鳴る
百合のように 白いドレスを着て
あなたが今日 お姫様になる日
どんな舞台にだって 一人しかなれない
誰もが憧れだった プリマドンナへと
あなたを選んでくれた人と共に
今日この善き日に 晴れ渡る空に
太陽の祝福の陽射しを浴びながら
トウモロコシ畑の 甘い香に包まれていた
ライスシャワー飛び交い笑顔に迎えられて
フラッシュライトに 照らし出され
あなたが今日 一番輝く日
ステンドグラスから 射し込む陽がきれい
指輪の交換だって 愛のキスだって
素敵な演出に 涙流した
今日この善き日に 新しい誓い
神様の祝福が 続きますようにと
空高く投げ上げたブーケに強く想い込めて
誰よりも幸せを願う御両親の
流した涙が印象的だったね
今日この善き日に 結ばれた二人
拍手の祝福が 鳴り止まない程
みんなに見送られて歩き出す今がスタート
＊SONG for 涌井田 朱子
2011/10/31 23:00
▼彩 愛 美Love Letter
直接言えない 言葉だとしても
こうして手紙にすれば 伝えられる
改めて読み返したりすると
決心が鈍ったりもするけれど
書き始めたら 留処なく溢れる
言葉につい流されてしまうけど
一番大事な言葉をちゃんと受け止めて
簡単過ぎて短か過ぎて 伝えられないけど
今届けたい あなたに"I love you"
面と向かったら 言葉にならない
言いたい事なら 言い尽くせない程
あり過ぎて選べないくらいに
この胸ははち切れそうになるのよ
もうどれくらい書き溜めて来たのか
解らぬ程幾多の夜の寂間
どれだけきれいな言葉も出せず終いのまま
想いだけなら 夜を巡り誰にも負けないと
確かめよう あなたに"I love you"
実際に書いてみるからこそ解るの
こんなにもあなたを愛している事
気付かずに居た想いの隅々まで
今まで出せずに居たけど明日の朝ポストへ
想い託して あなたに"I love you"
＊SONG for 長谷崎 ぴあの
2011/10/28 23:25
HP
▼彩 愛 美エスプレッソ
エスプレッソに滲む ネオンライト
あなたの名前を 付けた猫が
餌を求めて 甘えて来る
ソファーに沈んで ビデオ映画
灯りを落として 浸る夜
泣けるシーンも 笑えるシーンも
心行くままに 楽しむ週末
仕事も恋愛も offな時間
心を全部 空っぽにして…
エスプレッソの泡に 溶ける苦み
仕事帰りの スタンドバー
軽いマフィン 摘みながら
約束をすっぽかされ 待ちぼうけ
雨まで降り出し 泣きそうよ
もう少し 後少し 待とう
試したいフレーバー 飲み終わるまで
まぁいいかと 心を暖める
瞳の中の あなたが笑う…
何時も通りの 恋じゃないけど
明日の恋を期待してはまた
新しいエスプレッソを 煎れるわね
ハーフサイズの恋 泡立てて
明日の朝の あなたを待つわ
＊SONG for 古和泉 恋華
2011/10/24 23:15
▼彩 愛 美ブレスレット
ブレスレットのチェーンが絡まって
あなたと手を放せなくなってしまう
去年のお祭りの屋台で買った
二人お揃いの安いブレスレット
見た事も無い手造りのデザイン
同じようで少しづつ微妙に違う形
引き込まれるようにして足を止めて
二人の想いを絡めて
鈍く光っていた銀のブレスレット
特別な一品とかじゃ無いけど
あなたと私を繋ぐ絆になる
如何にも手造りの歪なところも
気軽に身に着けられるブレスレット
何処で失くしても惜しく無いような
逆に妙に気に掛かる変な感覚だわ
意味も無いようなブレスレット一つ
互いの想いが伝わり
共鳴していた銀のブレスレット
凍り付く冷ややかさも銀ならではね
愛はこうして暖め合えばいいと教えてよ
絡まったままのチェーン手を繋いで
これでもう離れられない
永遠の鎹銀のブレスレット
＊SONG for MAJO-MAJO
2011/10/21 23:11
▼彩 愛 美嵐の夜の出来事
想いも寄らない こんな風にね
あなたが突然 訪ねて来るなんて
こんな事 100年に1度
あるかないか 解らないわ
あまりの驚きに 声を失くしたわ
しばらく立ち尽くして 動けなかった
私の知らない所でこんなにも
傷だらけになっていたのね
何にも知らずに居て ごめんなさいね
私はあなたの何を 見ていたのだろう
100年の恋も こんな無様じゃ
消えちまうよなと あなたは言うけれど
いい所も悪い所も全部
私は 愛しているのよ
あなたの苦しみを 私も背負うわ
一緒に歩く事を 決めた日から
その日が来るのを 覚悟していた
楽しいばかりが 愛じゃない
受け止めるしか出来ず ごめんなさいね
今夜は私の胸で 夢見ていてね
こんな時に何にも出来なくて悔しいけれど
膝の上あなたの鼓動が全てを伝える
何より嬉しいのは こんな私を
あなたが最後に 訪ねて来てくれた事
2011/10/17 23:13