彩 愛 美 SONG NOTE
過去ログ45
2006/11/28 0:01
▼彩 愛 美12月のバス
白に沈んで行く 街はずれで
12月のバスを待つ旅人
背負い切れない荷物を担いで
時刻表にない バスを待つ
誰かを待つ訳でもない旅に
一人だけの停車場に立って
何時来るかわからないバスを
ずっと待ち続けていた
この冬の先に 巡り来る春に
きっと出逢えると 信じるかのように
誰も立ち止まらず 歩いて行く
大きめのコートに背を丸めて
暖かいポケットの中の手は
このままずっと 出せなくて
夢色バスに みんな乗り込んで
幸せ待つ家路急ぐのに
何時来るかわからないバスを
一人待ち続けていた
もう冬が来るね 長い時代だと
人は言うけれど 何時かは明けるから
根雪になる 重たく湿った雪が
止む事もなく 降り続くだけ…
今 冬の旅が 始まったばかり
だけど春の陽は 誰にも昇るから
＊SONG for AURORA
2006/11/28 0:01
▼彩 愛 美素直になりたい
さよならの後で 後悔をして
すぐに電話をして 謝るのは私
つまらない事で 喧嘩をしては
何時も最後には 泣き出す私
逢いたい気持ちを 胸に抱いて
逢えばこんなに 楽しいはずなのに
意地を張って わがまま言って
素直になれない 私がいる
逢えない時 長過ぎる夜
切ない(ハートマーク) 一つ塗り潰して
逢いたい気持ち 意味のない空メール
何度も 何度も 飛ばしてみる
想うだけでは 伝わらない言葉
待っているだけでは 繋がらない電話
眠れないハート 夜のカーテン
今夜 素直に なりたくて
伝えたい想い 勇気を出して
ねぇ ちゃんと あなたに 届けるから…
大好きな気持ち 嘘にしたくない
きっと 素直に 話すからね
その日が来るのを あなたはそこで
素直になるから 待っていてね
＊SONG for 沢嶋 メロン
2006/11/25 0:02
▼彩 愛 美リハーサル
少し遅れて入ったホールでは
settingのために ざわめいている
誰ともなく始めた一音に
みんなが音を合わせて行く
自然に流れて行く空気
生まれて行くharmony
言葉のようにわかり合えるmelody
感じるままにheartに響かせて
書き足されて行くscore
繋がる曲と曲が 明日へと続く
曲に合わせて変えて行く
tuningの違うギターが並ぶ
コードの海に溺れてしまいそう
舞台の形が出来て行く
scoreと歌詞を確かめながら
造られて行くharmony
誰もいない客席にmelody
testlight体に浴びながら
少し心地良いstres
本番前の胸の 高鳴り楽しむ
明日 このstageで歌う
heartはドラムのように beatを刻み
眠れない夜になりそうだけど
停められない歩みを続けて
出逢って行くharmony
誰かのため伝えられるmelody
待ち切れない夜の向こう側に
開演時間待っている
全ての人のために 明日へと歌う
＊SONG for AURORA
2006/11/21 0:02
▼彩 愛 美夜のベッド
声を頼りに あなたを探す
夜のベッドは深海みたい
手を伸ばして 温もり追いかけ
掴んだ手を ギュッと握った
近くにいても 何処か遠くに
行ってしまいそうな夜は
離れた手に あなたを感じられずに
愛の波間に迷い 溺れそうよ
沈む躰の 重さに負ける
夜のベッドは砂丘みたい
足元から 崩れて行くのね
助けてよと 声のない声で
埋もれてしまう 夢の風紋
風に消えてしまう前に
私の手を あなたが捕まえていて
闇の奥深くから 連れ戻して
愛を知る事で 深さも覚えた
それは喜びと同時に 恐さも知った事なの
朝が来るまで 眠れないまま
伸ばす手の先にあなたを
感じられる 喜びに眠れるまで
私の彷徨う手を 捕まえていて
＊SONG for 川島 麗美
2006/11/18 0:00
▼彩 愛 美しゃぼん玉
楽しい想い出だけ抱いて
生きて行けたらいいのにね
それはそれで結構つまらない
生き方なのかも 知れないね
彼と彼女 彼女と彼
私なんか 入り込む隙間なくて
『愛している』と 呟いた言葉も
空気に溶けて行くだけ
しゃぼん玉のような恋は
空に昇り 消えてしまうのね
どんなにたくさん飛ばしても
すぐに弾けて 見えなくなるの
膨らむ恋の想い抱いて
逆に逢えなくなるのなら
それはそれで哀しい事だよと
言えば言う程に 自己嫌悪
彼と彼女 彼女と彼
誰からも認められ 素敵過ぎて
『愛しているわ』なんて言えないよ
みじめになるだけだもの
しゃぼん玉のような気持ち
強くないの 守られたいのよ
こんなに想いを飛ばしても
すぐに壊れて 届かないのね
しゃぼん玉のような心
風に任せ 飛ばされるのなら
言葉にできない淋しさも
みんなまとめて 空に飛ばそう
＊SONG for 沢嶋 メロン
2006/11/13 23:55