彩 愛 美 SONG NOTE
過去ログ67
2008/1/19 0:02
▼彩 愛 美時雨待ちて 2008
時雨待ちて 赤い屋根の下で
軒先借りて 雨宿りをする
冷たく細い雨の糸は
降ったり止んだりを 繰り返している
僅かな隙間を 見付けては
外に飛び出しては来たものの
すぐに降り出す雨は雪混じりで
冬の天気気紛れで落ち着かず
青空でさえも 信じられない
時雨待ちて 部屋の中一人で
テレビを見ながら 転寝をしてた
何時の間にか夜になっていて
降ったり止んだりが まだ続いている
薄暗い部屋が尚更に
暗くなるこんな雨の日には
息で曇る窓の外を見ていた
なかなか終わらない雨のダンスに
退屈な想い 募らせていた
待ちぼうけだけで 一日何もできずに
終わりを見せない 時雨宿り雨
時雨待ちて 長い坂の道を
走り抜けて行く 想い想いにね
交じり合う人々の群れが
行ったり来たりして 慌てているよ
＊SONG for AURORA
2008/1/19 0:02
▼彩 愛 美悲 劇
どうして悲しみは 繰り返されるの?
あんなに飲んだら乗らないと約束したのに
仲間達と仕事帰りに 向かう居酒屋
その事を責めるつもりはないけど
何時も通り タクシーで帰って
そのまま家に居てくれたならば…
何故 そこから車を持ち出しだの?
酔った勢いで ドライブだなんて
どんなに悔やんでも 悔やみ切れない
果たされなかった 大切な約束の果てに
夏休み行楽帰りで 混み合う道路
スピードなんて出せないのに
麻痺して行く アクセルとブレーキ
そのまま前の車に ぶつかる
まだ幼い命を奪って尚
停まりもしないで 何処へ行くつもり?
あなたの犯した罪は
ただの間違いでは 済まされないのよ
消す事のできない傷を一生
これからずっと 背負って生きて行くのね
何故罪を逃れようとしているの?
命の重さに 早く気付いてよ
＊SONG for 飲酒運転撲滅を望む全ての人に
2008/1/15 0:02
▼彩 愛 美雨とアイツとシチュー
アイツがメチャクチャに 泣いて戻った時
土砂降りの雨だったけど
私はそれを 見ない振りをして
ただひたすらに シチューを作っていた
どうせまた 何処かの誰かに
何時も通りに 振られて来たのね
その度に戻って来るけど
いい加減 私の気持ちに気付いて
冷たい雨の中 戻った部屋の隅
濡れたままで 着替えもせずに
一人ぼんやり 頭空っぽで
何も考える事ができなかった
暗い部屋 電気も点けずに
何時間もそのままにしていた
何時戻るかもわからない
アイツを待ち冷めたシチューを食べていた
もう何度 こうして待ったのだろう
今夜も窓を雨が叩いて
アイツの大好きな シチューを作っている
雨が降る夜にはきっとね
私の元に戻って来るから
私は何時もお決まりの
肉抜きの シチューをまた作っていた
＊SONG for MAJO-MAJO
2008/1/12 0:03
▼彩 愛 美粉 雪
粉雪に紛れる 空の下で
あなたに恋した 日々を想う
空色の夢に 手を翳せば
何処までもあなたを 愛せそうな気がした
寒さに身を縮めた 待合室で
握り締めたticket
あなたを待つ事も 幸せだった
だから今こうして 手を繋いで
二人の階段 昇って行ける
舞い散る粉雪 白く染める
改札を抜けて ホームに出る
軽く降り積もる 雪に沈む
足跡を残して 電車に乗り込む
急いで待ち合わせの 場所に向かう
慣れないヒール 響かせ
駆け降りる階段 転びそうでも
目印のsignal 変わる前に
雪降る街中 走って行くの
粉雪吹雪いて 前が見えなくても
あなただけは すぐに見付けられるから
寒さも感じない程愛して
二人の出逢いに 乾杯しよう
＊SONG for 川島 麗美
2008/1/8 0:07
▼彩 愛 美First Cristmas
初めてのクリスマス今年君が産まれてから
ずっと考えて来たけれど
最初に何を贈ろうかと
君が産まれてから半年が過ぎて
知らなかった物をいっぱいもらった
それはこれからも変わる事もなく
永遠に褪せる事もなく残るから
君の手を握って想い出を作ろうよ
星のように輝くアルバムに
初めてのクリスマス君の為に創るツリーは
今年初めて来た鉢植えで
毎年一つづつ飾るんだ
君の歴史刻むように少しづつ
何時か語り聴かせられるくらいにね
君のこれからの人生に残せる
一番の贈り物を探しに行こうよ
街はもう君のクリスマス祝っている
ジングルベル流れて星空に
まだ夢を見ている気分だわね
こうしてクリスマスがやって来て
手創りのケーキ 初めて焼いた
ちょっと火傷をしながらね
初めてのクリスマスこれから君と創る想い
リースに編み込みドアに掛け
街中みんなでお祝いね
＊SONG for 涌井田 朱子
2007/12/25 0:22