月いろの手紙 SONG NOTE

過去ログ77 2008/7/19 0:34

▼彩 愛 美D
かげりドール

湾岸道路をあなたと二人きりで
走りたいと言った君が居て
湾岸道路を走る僕の車
その隣には君が座って

言葉の歯車 何処かでズレて来て
続き見えない 出口のない会話
言葉は何時か 風で聴こえなくて
近くに居ても 君が見えない

かげりドールxA 君は嘘の笑い浮かべて
もっと素直な笑顔が似合うのに
曲がりくねってた湾岸道路と君の心


路面電車が君と僕の間で
停まってみたり 走り抜けてみたり
路面電車にかげる二人の愛
夜でも朝でもかげり続けて

夢のままなら 夢でも良かったのに
嘘に嘘吐かれ 現実に戻れず
夢はその内 空しく崩れ落ちて
朝になったら 跡形もない

かげりドールxA 二人で同じ夢続けて
気付かないまま時を重ねた
崩れ落ちて行くガラス細工の束の間の愛

白け行く朝靄の愛は見えない
燃え尽きた後の二人ならば尚…


かげりドールxA 肩を並べて歩く街も
薄暮に埋もれて 笑顔さえも見えない
くしゃくしゃになる 二人の愛と想い出の街



*SONG for AURORA
2008/7/19 0:34

▼彩 愛 美D
Summer Squall

何もかもみんな全てを
スコールが飲み込んでしまう
想いも恋愛も 今までの事を
みんな無かった事にしてしまうのね

ほんの気を許した一瞬の事よ
空を埋めた雲が 太陽を隠したら
予告もない突然の 大粒の雨が落ちて来る

最後のステージまで辿り着けなかった二人
頭からびっしょりと濡れた姿なんて
きっと誰にも見られたくは無かった


暑く灼けた肌 焦がして
恋をしていた時も束の間ね
震える声なんて 掻き消す雷
もうどんな言葉も 届かなくなるの

残酷なスコール もう何も見えない
暗転する空を 支配者の顔して
恋愛も友情も 何もかも奪って行くのね

冷めない体温に 呼吸も戻らないままで
体の震え抑えられずに雨の中で
ずっと硬直して動けなくなった


まるで違う景色に途惑う間に
スコールが残した別離の匂いが
世界を一変させてしまったと言うの?


長くは続かない時間の連鎖をあなたは
初めから知っていたみたいに立ち去るのね
何も残さずスコールは過ぎて行く



*SONG for MAJO-MAJO
2008/7/15 0:01

▼彩 愛 美D
トマト

瑞々しく彩り鮮やかな頃に
こうしてあなたと出逢えたのよ
眩しいくらいのあの日の空の
青さが目に焼き付いていた

短い間でも愛し合えた
その事が生きて行く力になった

※あなたが好きだったbloody maryの味を
 覚えたくて 無理して飲んだ
 あの時あなたが愛してくれた事
 ずっと忘れたくはないのよ


行く季節の衰えと共に消え行く
何時まであなたと愛せるのと
残された時間 後僅かで
それを惜しむように愛した

幸せの時間は続かないの
出逢った時からわかっていた事よ

あなたを愛した喜びを抱いて
私は白い トマトになるの
部屋の隅にある私の抜け殻に
ねぇ誰か早く気が付いて


消えて行く愛を悔やまないわ
それよりも私を見付けてくれてありがとう


※chorus


あなたに出逢えた季節を想い
心に刻み トマトになるの
あの時あなたが愛してくれた事
それが私の生きる力


※refrain



*SONG for 涌井田 朱子
2008/7/12 0:03

▼彩 愛 美D
星夜に巡りて

想いに揺らぐ 時の笹舟に
一年分の愛を載せて
七番目の月の 七番目の夜にだけ
やっと許された巡り逢い

雨の日には巡り逢えないの?と
哀しい声で聴く人も居るけれど
空の上には雲も届かなくて
銀河を巡る想いは揺るがない

この日をどれだけ待ち続けただろう
高鳴る胸の想いを抱いて


願いが叶う 空の物語り
笹の葉に隠れ 何を望む
一年もの時を隔てて来た想いは
言葉にならない事ばかり

月の調べは 水先案内
迷わないで願う人の下へと
漕ぎ出す船を浮かべる星の川
遠くて近い想いが一つに

涙流さない ちゃんと見たいから
限りある時間愛したい


離れる事は 哀しい事じゃないの
必ず逢える事が わかっているから


この日に預ける想いの全て
何一つ偽りのない愛



*SONG for Saku-Ra
2008/7/7 23:48

▼彩 愛 美D
雨に沈む恋心

前髪を垂らして雨の前
前髪がなかなか決まらなくて
これじゃ約束のデートにだって
出掛けられもしないじゃない

どうせ午後からは雨になるし
楽しいデートにもならない気がする

断りの電話をしようかと
あれこれ言い訳を考えている
どうしても後ろ向きになってしまう
何時もこんな私でゴメンね


我慢出来ず空も雨の色
予報よりも早く降り出すのね
益々雨足は強く激しく
傘も役には立ちはしない

何もこんな日に降らなくても
せっかくのスーツもなよなよしている

こうしている間にも時間は
ただただ無駄に過ぎて行くばかり
このまま一日が終わりそうになる
恋は何時も上手く進めない


熱い想いに雨がブレーキを掛けて
恋は突然失速して 雨に沈む


どんなに想いを並べても
態度で示さなければ進まない
少しでもあなたに追い着きたいと
何時も想うばかりでゴメンね



*SONG for MAJO-MAJO
2008/7/4 23:59

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