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2024/11/17 7:26
◇股間の暴れ馬◼️11.16 UFC 309: Jones vs. Miocic
ニューヨーク州 ニューヨークシティ Madison Square Garden
メインカード(Pay-per-view)
第13試合 ヘビー級タイトルマッチ 5R
ジョン・ジョーンズ(王者:27-1 1NC MMA, 21-1 1NC UFC: Jackson's MMA Acoma / Fight Ready (2021–present) −625
vs
スティペ・ミオシッチ(8位:20-4 MMA, 14-4 UFC: Strong Style Fight Team) +455
ジョーンズは、2008年からUFC出場の大ベテラン。2011年にライトヘビー級でUFC史上最年少王者に。2015年まで8度の王座防衛に成功。王座剥奪後2018年に再び王者に2020年まで3度王座防衛。ヘビー級転向で王座返上。諸問題により前回約3年振りの復帰戦でヘビー級王座決定戦でシリル・ガーンに1Rギロチンで勝ち。今回1年8ヶ月振りの復帰戦。
オーソドックスとサウスポーの両構えであり、恵まれた長い四肢から繰り出される独創的でスペクタクルな打撃技に加え、95%に達するUFCでも屈指の卓越したテイクダウンディフェンス能力と、レスリング出身のファイターからでも容易にテイクダウンを奪うことができる優れたテイクダウンテクニックを兼ね備えたオールラウンダー。
傑出した身体能力を持ち、ヘビー級も含めUFCで最長の215cmのリーチを活かした打撃に、イマジネーション豊かで意外性のある跳び技や回転技などの攻撃が武器。多彩な角度から絶妙なタイミングで放たれる肘打ちがスタンド、グラウンド問わず得意で、スピニングバックエルボーやムエタイ仕込みの蹴り技も得意としている。関節技にも長け、長い腕を活かした絞め技では、何人ものファイターからキャリア初の一本負けを奪っている。また、キャリアを通してノックダウンはおろか打撃が効いてぐらついた経験すらない。
近年は、往来のアグレッシブに相手を攻め立てるスタイルから、無理にフィニッシュを狙わず要所でポイントを稼ぐ判定重視のスタイルにシフトチェンジしている37歳。
ミオシッチは、2011年からUFC出場。2016年にファブリシオ・ヴェウドゥムに1R KO勝ちで王座獲得。2018年にダニエル・コーミエに1R KOで敗れるまで3度防衛に成功→リマッチでコーミエに4R TKO勝ちで再び王者に→3度目のコーミとの対戦は判定勝ち→前回フランシス・ガヌーに2R KO負け。今回3年半振りの復帰戦。ストライカー。42歳。
◇股間の暴れ馬第12試合 ライト級 5R
チャールズ・オリベイラ(2位:34-10 1NC MMA, 22-10 1NC UFC:Chute Boxe Academy) −258
vs
マイケル・チャンドラー(7位:23-8 MMA, 2-3 UFC: Kill Cliff FC /Nashville MMA) +210
2021年5月の対戦では、オリベイラが2Rパンチ連打でTKO勝ち。
オリベイラは、2010年からUFC出場のベテラン。ライト級王座防衛戦でジャスティン・ゲイジーに1R RNCてま勝つも前日計量で体重オーバーだったことから王座剥奪。イスラム・マカチェフ(現王者)との王座決定戦で2R肩固めで負け→ベニール・ダリウシュに1Rパウンドで勝ち→アルマン・ツァルキアン(現1位)にスプリット判定負け。ブラジリアン柔術黒帯。35歳。
チャンドラーは、UFCデビュー戦でダン・フッカー(現6位)に1R KO勝ち→チャールズ・オリベイラにパンチ連打でTKO負け→ジャスティン・ゲイジー(現3位)に判定負け→トニー・ファーガソンに2RハイキックでKO勝ち→前回ダスティン・ポワリエ(現4位)に3R RNCで負け。今回2年振りの復帰戦。NCAA Division I レスラー。ブラジリアン柔術黒帯。38歳。
◇股間の暴れ馬第11試合 ミドル級
ボー・ニッカル(6-0 MMA, 3-0 UFC: American Top Team) −1450
vs
ポール・クレイグ(17-8-1 MMA, 9-8-1 UFC: Higher Level Martial Arts) +850
ニッカルは、UFCデビュー戦でジェイミー・ピケットに1R肩固めで勝ち(POTN受賞)→ヴァル・ウッドバーンに38秒KO勝ち→前回コーディ・ブランデージに2R RNCで勝ち。3試合連続フィニッシュ勝利。NCAA Division I エリートレスラー。28歳。
クレイグは、ライトヘビー級で8勝7敗1分。マゴメド・アンカラエフ(現1位)、ジャマール・ヒル(現3位・元王者)ジョニー・ウォーカー(6位)に勝っている。ミドル級転向後はアンドレ・ムニスに2RパウンドでTKO勝ち→ブレンダン・アレンに3R RNCで負け→カイオ・ボハーリョに2R左ストレートでKO負け。2連敗中。36歳。
第10試合 女子フライ級
ビビアニ・アラウジョ(9位:12-6 MMA. 6-5 UFC: Cerrado MMA) +240
vs
カリーニ・シウバ(11位:18-4 MMA, 4-0 UFC: Gile Ribeiro Team) −298
アラウジョは、2019年からUFCに出場。ランカーとの対戦が中心になる2021年からの戦績は3勝4敗。前回はナタリア・シウバ(現5位)に判定負け。ブラジリアン柔術とルタ・リーブリ黒帯。37歳。
シウバは、前回アリアネ・リプスキに判定勝ち。4連勝中。今回初のランカーと対戦。30歳。
◇股間の暴れ馬第9試合 キャッチウエイト166.2パウンド
マウリシオ・ルフィ(10-1 MMA, 1-0 UFC: The Fighting Nerds) −1100
vs
ハメス・ヨントップ(14-4 MMA, 0-2 UFC: Team FFC) +700
ルフィは、前回UFCデビュー戦でジェイミー・ムラーキーに1R KO勝ち(POTN受賞)。10勝全てKO/TKO勝ちのストライカーでフィニッシャー。28歳。
ヨントップは、UFCデビュー戦でクリス・パディーヤに1R RNCで負け→前回ヴィチェスラフ・ボルシェフにスプリット判定負け。2連敗中。ストライカー。25歳。
プレリミナリーカード(ESPNews / FX / Hulu / ESPN+)
第8試合 バンタム級
ジョナサン・マルチネス(13位:19-5 MMA, 10-4 UFC: Factory X) 135.8lbs +110
vs
マーカス・マクギー(9-1 MMA, 3-0 UFC: MMA Lab) 135.6lbs −130
マルチネスは、2018年からUFC出場。6連勝でランキング入り→前回はジョゼ・アルド(現11位)に判定負け。ストライカー。30歳。
マクギーは、ジャーニー・ニューマンに2R RNCで勝ち→J.P.ペイズに1R右フックでKO勝ち→前回ガストン・ボラニョスに2R TKO勝ち。UFCデビューから3試合連続フィニッシュ勝利で3試合連続POTN受賞。34歳。
第7試合 ミドル級
エリク・アンダース(16-8 1NC MMA, 8-8 1NC UFC: Spartan Fitness MMA) −118
vs
クリス・ワイドマン(元王者:16-7 MMA, 12-7 UFC: Serra-Longo Fight Team) −102
アンダースは、2017年からUFC出場。2022年からは3勝3敗。前回はジェイミー・ピケットに判定勝ち。ストライカーながらMMAと並行してグラップリングの試合にも出場している。ブラジリアン柔術茶帯。37歳。
ワイドマンは、元同級王者。2011年からUFC出場。2013年にアンデウソン・シウバからノックアウトでミドル級王座を獲得し、リマッチでシウバの足を折っり、リョート・マチダ、ヴィトー・ベウフォートを相手に王座防衛。この頃が全盛期。ルーク・ロックホールド、ヨエル・ロメロ、ゲガール・ムサシに3試合連続KO/TKO負けで下り坂に。2015年からの戦績は4勝7敗と負け越している。前回はブルーノ・シウバに判定勝ち。NCAA ディビジョン I オールアメリカンに 2 度選出。ブラジリアン柔術黒帯。40歳。
◇股間の暴れ馬第6試合 ライト級
デイモン・ジャクソン(23-7-1 1NC MMA, 6-5-1 1NC UFC: Fortis MMA) −205
vs
ジム・ミラー(37-18 1NC MMA, 26-17 1NC UFC: Sussex County MMA) +170
ジャクソンは、4連勝したこともあるが昨年からの戦績は1勝3敗で負け越している。バックボーンはレスリング。ブラジリアン柔術茶帯。グラップラー。 36歳。
ミラーは、2008年からUFC出場で今回がUFC57戦目の大ベテラン。かつて7連勝したこともある。3連勝から前回アレクサンダー・ヘルナンデスに判定負け。41歳。
第5試合 フェザー級
デビッド・オナマ(12-2 MMA, 4-2 UFC: Factory X) −1350
vs
ロベルト・ロメロ(8-3-1 MMA, 0-0 UFC:-) +800
オナマは、ガブリエル・ブラガに2RアッパーでKO勝ち→ジョナサン・ピアースに判定勝ち(体重オーバー)。2連勝中。30歳。
ルーカス・アウメイダが欠場で、緊急UFC初出場のロメロは、これまでマイナープロモーションのCombate Global のみ出場。24歳。
アーリープレリミナリーカード(ESPN+ / UFC Fight Pass)
第4試合 ヘビー級
マルチン・ティブラ(9位:25-9 MMA, 12-8 UFC: Ankos MMA) −125
vs
ジョナタ・ディニス(8-0 MMA, 2-0 UFC: Santa Fe Team) +105
ティブラは、2016年からUFC出場。3連勝と4連勝をしたことがあるが、ランカーと対戦しだすと勝ったり負けたり。前回はセルゲイ・スピバックに1R腕十字で勝ち。ブラジリアン柔術黒帯。39歳。
ディニスは、キックで22勝7敗15KO。UFCデビュー戦はオースチン・レーンに2R左フックでKO勝ち→前回カール・ウィリアムズに判定勝ち。UFCデビューから2連勝MMA8戦無敗だが、グラウンドで下になった場面での対応は良くない。ストライカー。33歳。