「THE MATCH 2」(5月4日(日/祝)東京ドーム)は「RIZIN男祭り」に大会名を改めて開催されることが、3月7日、東京での記者会見で発表された。平本蓮との再戦が消滅した朝倉未来の出場も発表されたが、対戦相手は未定。大晦日にRIZINフェザー級王座を鈴木千裕から奪還したクレベル・コイケは、同大会で久保優太を下しRIZIN 3連勝としたラジャブアリ・シェイドゥラエフを相手に初防衛戦を行う。篠塚辰樹はヒロヤを相手にMMAデビュー戦を行う。また、カードは未定だが、ヘビー級GPの開幕戦が行われることも発表されている。
未来は32歳。23年4月、元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎の組技を封じて判定勝ち。7月、ヴガール・ケラモフとの第4代RIZINフェザー級王者決定戦では1R裸絞めで一本負け。11月のFIGHT CLUBではオープンフィンガーグローブ着用の肘無しキックの試合に挑戦したが、YA-MANにわずか77秒でKO負け。昨年7月の超RIZIN.3では平本蓮に1R TKO負けすると、引退を表明した。 その後、平本にドーピングの疑惑がかかり、検査結果は陰性だったが、その頃から平本と未来の再戦に向けての交渉が進み、今年5月4日のTHE MATCH 2東京ドーム大会で再戦することが、昨年大晦日大会の冒頭に発表された。 ところが、平本が右肩の負傷により手術し全治6か月と診断されたため、未来の再戦の中止が3月3日に発表された。RIZINの榊原信行CEOは「一度は引退した朝倉未来が、相手が平本蓮であればこの日に復活するということを決めたことだと思いますので、そんな簡単な話ではないと思います。僕は一人のプロモーターとして、5月4日に朝倉未来の復活祭をプロデュースさせてほしいなと思っています」「5月4日、東京ドームでイベントやりますっていうことを宣言するだけの準備が今日ここまでにはまだ整ってないです」「何とか1週間以内には、やるにしてもやらないにしても内容をまとめて、時間ないんで会見を開いて発表させてほしいと思っています」と述べ、未来はそのオファーに応え、出場を決めた。