まとめ

過去ログ501 2015/7/23 18:35

★日曜日 
福島4レース
クラウンシャイン
データ
7戦して6戦が馬券圏内に入っている同馬。以前は遊びながら走っていましたが、3走前に初めてチークピーシーズを装着して効果が見られました。3走前の中山ではレース序盤は14秒台が2度あるほどのスローとなりましたが、向正面でダイワエクシードが進出してペースアップするロングスパート戦。ラスト1Fは13秒台まで掛かっていましたが、後続が伸びて来れないのは上がり性能の差という印象で、前で競馬をした馬が38秒台の上がりでは後続は追いつけません。このレースはスタートで躓いてしまい、直ぐに挽回して3番手の外にポジションを取ると、行きたがるのとなだめつつの競馬。直線で前を交わそうとしている所で外から勝ち馬に差されましたが3着以下には差をつけての2着となりました。2走前の東京1600mは乾いたダートで前・内有利な馬場状態。外枠のタマモヴィオーラが好発を決めて先導するも、すぐ他馬が追いついてくる展開。3コーナー過ぎでかなりペースを落とし、4コーナー出口では馬群が7頭分外に広がるぐらい他馬が一気に接近して直線に向いてからの速力戦となり、人気のトーセンラムセスが力を見せて圧勝。ラストの上がり2Fがかなり速く全体が遅い決着となり、まともなダートらしい展開ではありませんでした。このレースでも発馬で躓いてしまい後方からの競馬となり、ラスト1ハロンから馬群を割って伸びて2着。東京コースでは良い決め手を見せており、今回も上位可能の1頭です。

軽めの馬場。テン争いありHペース消耗戦に。序盤3頭が出て緩みのない流れに。この流れで残したのは2着馬だけ。勝ち馬は楽に付いて行って時計も良く、ここでは力違った。4着以下はペースにも時計にも対応できず。

ハイヴォルテージ
データ
前走は今回と同じ舞台で4着となった同馬。このレースは脚抜き良い馬場が残っており、ハイペースで縦長の時計勝負。逃げ馬のペースに中盤から追走苦労になる馬が多数で、徐々にバラけて4コーナーでは既に2頭の争いに絞られ、3着以下は時計的にも低レベルと言え4着の同馬も大きな評価はできません。ただ、この中間はこれまでにない動きを見せており、リフレッシュ効果が見られます。

乾いてパサパサ、前有利でスピード必須の馬場。先ほどの2Rとは違い、逃げたモエルアも追っ付けてそれを2番手以下がどんどんつつく流れ。向正面でも緩められないままで、3コーナーから先団がみな追っ付け通しの追走に。上手く内に潜りこんでロスなく立ち回れたクワッドアクセルが、4角直線と内を掬って2番手で粘るハイヴォルテージに並んで差し勝った。本来は差し馬向きの流れだったので、好位で踏ん張れた馬はそれなりに評価が必要。1番人気のケンベストカフェは乾いた馬場が苦手か?

★日曜日 
中京9レース
スティーグリッツ
荒れ馬場。一貫したペースで淡々流れ4角で差し馬が捲って馬群が横に広がる。直線は差し馬の脚色が優勢だった。

エイシンアロンジー
適度に荒れた芝で速い上がりが出て内がより伸びる状況。今回はストーミングがそれ程急がず、後続のマークも厳しく引きつけてるような形の逃げ。隊列は縦に長いがスロー気味の展開。4角で一気に馬群が凝縮、直線横一線の叩き合いで人気2頭が最後叩き合いになる形。先行馬はどれも残せず、差し馬が掲示板を独占。走破タイムは標準レベル。

ピップレボルシオン
渋って時計掛かる馬場。平均ペースで流れ3角で捲りが入ってペースUP。捲った馬が直線抜け出していたが、最後2頭が追い込んで捕まえた。

良好で時計の出る馬場。中盤は淡々とした流れで後半4F勝負。4角一団になって直線勝負。番手の2着馬が粘るが、外から勝ち馬が強襲した。

サダムロードショー
馬場荒れて外伸び馬場。落ち着いたペースで淡々と流れ4角で差し馬たちが早めに動いて直線の決め手勝負。好位追走した勝ち馬だけが早め先頭で抜け出した形。

★日曜日 
函館7レース
ウエスタンラムール
データ
前走は乾いてやや時計の掛かる馬場状態。前後半で4.4秒差の超Hペース戦となり、番手から2着馬が粘るところを、好位から伸びた勝ち馬が並んで交わした内容です。ウエスタンラムールは押して押してハナを切り、行き切ってからはマイペース。4コーナーから仕掛けて行くも、ラスト100mで甘くなってしまい3着。厳しい流れでの3着は評価できます。2走前はやや軽い馬場状態。ここも前後半で3.6秒差の超Hペース戦。道中は絡まれずにマイペースで逃げられましたが、結構来られる展開となり、かなり厳しい展開だったと言えます。一旦は出られた4着馬を差し返す根性を見せており、小回りコースで前進可能の1頭です。

脚抜き良い稍重も乾きかけ。先手争いは結構熾烈になり、内枠のジョリーアップが追っ付け追っ付けで逃げる。先手を奪ってからは手応え楽になり、直線は余裕の手応えでさらに突き離す楽勝。2番手ウエスタンラムールの粘り腰でも差が詰まらず、かなり余力があった様子。勝ちタイムも優秀で、追走する側が脚色一緒になってしまう。

テーオーヘリオス
このクラスにしてはテンが遅めで、逃げたキョウエイが楽に押し切り。23着馬も人気通りに決まり、決め手勝負の形になった。

モリトブイコール
脚抜き良い稍重も乾きかけ。先手争いは結構熾烈になり、内枠のジョリーアップが追っ付け追っ付けで逃げる。先手を奪ってからは手応え楽になり、直線は余裕の手応えでさらに突き離す楽勝。2番手ウエスタンラムールの粘り腰でも差が詰まらず、かなり余力があった様子。勝ちタイムも優秀で、追走する側が脚色一緒になってしまう。

乾いた馬場で内有利状況。初ブリンカーのダイワコンシードがダントツ速いダッシュで行ききり、4角で4馬身以上リードを築いた。しかし直線に向くとアラアラになってしまい、2番手集団が一気に交わしていく。隊列が一変し、好位組の減量騎手同士の叩き合いとなって、最後はオルフィークとトウショウデュエルが同着となった。3着ディアゴッホは57kgを背負って並んでの叩き合いとなってしまったのが敗因か。

セクシーボーイ
データ
降級馬。1000万下クラスでは6,6着ですが、2走前はコンマ2秒差に健闘しています。この時はパサパサに乾いた馬場でやや時計が遅めの決着。前走1000m勝ちのタサジャラがペースを引っ張るも、あまり速いラップにはせず4頭雁行状態で進む展開。ほとんど上下動のないラップで直線に向き、最後は先団の馬同士の3頭叩き合いとなり、早めに外を押し上げたフミノファルコンが押し通すかに見えましたが、最後もう一伸びしたのはコアレスキング。ゴール前は僅差の中にかなりの頭数が紛れ込む大接戦で、セクシーボーイは道中に余裕が見られませんでしたが、最後は差を詰めてきていました。3走前に現級を勝った時は、パサパサに乾いた良馬場で、雨は降っていたしたがまだ少量で影響は少なめでした。内枠マダムアグライアの先導で進み、若干速めのペースで2番手が固まる形。直線は逃げ馬が意外や粘っていて、2・3番手の有力馬が最後接近するも、唯一大外から鋭い脚で伸びたのが再ブリンカー装着のセクシーボーイ。ブリンカーでコントロールが効いて、本来の力を出せた格好です。理想は良馬場で流れる展開です。

このクラスにしてはテンが遅めで、逃げたキョウエイが楽に押し切り。23着馬も人気通りに決まり、決め手勝負の形になった。