まとめ

過去ログ555 2015/8/27 18:10

★土曜日
札幌8レース
ウエスタンラムール
データ
昇級戦となった2走前は揉まれない位置にポジションを取り、3コーナーでは後続が来ると被せられないように一緒に進出し、2ハロン標で2番手に上がる展開。勝ち馬には突き放されましたが、後続は完封しており、昇級戦でメドを立てました。昇級2戦目の前走は重馬場決め手勝負。馬場を考慮すればペースは速く無く、キレ勝負。ここでは終始手応えに余裕がない感じでしたが、4コーナーで前に並びかけて1ハロン標で先頭に立つも、2頭の決め手に屈しての3着。時計の速い決着で持ち時計を詰めて内容十分の1戦でした。

軽い馬場でスロー。3キロ減起用の2頭が前に行って落ち着いた流れ。結局最後まで止まらずにマッチレースの形になった。

カシノキングダム
データ
左回りでは手前を替えませんが、右回りではスムーズに手前を替える1頭。2走前はブリンカー着用+右回り+距離短縮で得意とは言えない不良馬場で4着に健闘しました。この馬は小回り1000m向きのタイプで、良馬場なら前走以上のパフォーマンスが期待できます。連闘で挑んだ前走はハイペースの差し決着。1頭が大逃げの展開になり、差し馬の競馬。勝ったリッシンロケットはテンに行けませんでしたが、2着のカシノキングダムと同じ位置から併せながら脚を伸ばしていました。カシノキングダムは外を回る形でも最後まで脚色が衰えておらず、立ち回りひとつで勝ち負け出来る1頭となります。

スローで時計平凡行った行った。先団はごった返していたが、中身を見れば未勝利より遅いペース。決着時計も500万で13秒はさすがに平凡と言わざるを得ない。乾いて力の要る馬場になりかけている面もあるのか。外からの伸びが目立つ馬もいたが、さすがに展開向かず。

ビバワールド
データ
前走は雨が降って表面だけ湿るが標準馬場。内枠のタマモエスカルゴが先導し、ペースはそれほど速くありませんでしたが常にリバーコンサートとの競り合いで、直線は2頭とも粘りが甘くなっていました。道中無理せず追走していた中枠の有力馬が徐々に接近し、直線で隊列入れ替わった後の叩き合いになり、全体タイムはかなり平凡な方で最後は人気馬含む4頭の接戦となりました。ビバワールドは砂を嫌がっていましたが、3コーナーで気合が乗ってからは真面目に走っており、勝負どころでは手応え十分で前を射程圏に入れましたが、直線は内からしっかりと伸びるも半馬身差の2着となりました。スタートがスムーズなら今回も勝ち負け争いが出来る1頭です。

軽い馬場でスロー。3キロ減起用の2頭が前に行って落ち着いた流れ。結局最後まで止まらずにマッチレースの形になった。

ラッキーダン
データ
3走前は乾きかけの馬場で砂煙が上がる水準の馬場状態。スタート直後の先行争いはみな追い通しで、その中から内目のウエスタンラムールが3コーナーで先手に。コーナーで1馬身ほどリードし他の併走馬が劣勢となり、直線何とかスピードを繋げて粘り込む格好。差し馬の逆転もなく、ラッキーダンはハコ内追走でロスの無い競馬で2着。2走前は脚抜き良い稍重馬場で、少頭数でしたが最初のテン争いは6頭ほどが雁行状態となり、熾烈な争いから先手を奪ったのは外枠のクリノリーソクツモ。行き切った後は手応えずっと楽で、直線向いても独走状態となり、好タイムで突き離す完勝となりました。付いて回った組は最初に厳しく脚使わせたこともあってどんどん脱落し、ワンテンポ遅れて差しに回ったゼクトが直線で2番手に浮上。ラッキーダンはスタートの1完歩目が遅く、押して先行集団の馬群の中に入り、4コーナーで外に出しましたが直線では前と脚色が同じになってしまい4着。連闘で挑んだ前走は勝ったディーエスカクタスが平均ペースの逃げを打ち、そのまま押し切る格好。このレースは外目の枠でロスもあり、勝ちに行く競馬をして最後は2着馬に差されての3着となりました。

勝ったラッキーダンが楽にハナを奪ってペースは遅め。内枠で全くロスなく運べた事でなんとか押し切った。

★土曜日
札幌2レース 2/2

メイショウテンロウ
データ
2走前はヒロノドラムから2馬身半離されての3着。勝負どころでも我慢していたヒロドラムとは対象的に、こちらは勝負どころで勝ちに動いて一度は2番手に上がっていましたがその分だけラストに甘くなってしまい展開のアヤでの3着でした。3走前は内枠3頭が叩いて先手争いをし、1コーナーを奪ったのは勝ち馬で2番手に3着馬が並んで2コーナーで息を入れ、一旦は隊列が固まる展開。向正面からスパートが始まり、直線は前2頭の一騎打ちかと言った所に内を進んだワールドレジェンドとメイショウテンロウが急接近して最後に3着馬を交わしての2着。このレースは走破タイムは標準で上位4頭は高い評価が出来ます。前走は乾いて標準馬場でやや外枠が優勢で、先行有利な馬場状態。少頭数でしたが大半が出遅れ、内枠のサトーリアスとツクバイーメーカーが楽なペースで逃げる展開となりました。向正面から先頭2頭、後続も2頭づつの隊列となり、その先頭2頭が向正面から徐々に引き離し、後続が追いつけないぐらいにリードを取り、直線は逃げていたサトーリアスが止まってしまい、ツクバイーメーカーが後続を楽々離す格好となりました。このレースはメンバーレベルが低く、評価できるものではありません。

パサパサに乾いたダートで前残り傾向。芝からの転戦馬ダイワパフォームが最内枠から逃げ、道中ほとんど早過ぎず緩めず淡々とした流れ。ルメール騎手のクロイツェルが一段外を追い上げたぐらいで逃げ馬にプレッシャーナシ。ダイワパフォームと2番手ルノンキュールが競りながら直線に向き、外から差す馬もおらずほぼ一騎打ち。最後はルノンキュールが競り勝ち、目標を失ったダイワパフォームが気を抜いて最後クロイツェルに差される。最後までラップが速く、総合的になかなかの好タイム決着となる。

ヤマチョウタンゴ
パサパサに乾いた良馬場で時計標準。外枠の減量騎手が先導する流れであまりペースは速くないが、途中から有力馬の捲りが来てなかなか楽に行けず。直線で抜け出したヤマチョウタンゴが押し切ろうとするところに、好位で宥めていたサウンドジャンゴが捉えきる。ラスト1F13秒9も掛かっており、大半の馬がバテ切った流れでの戦いだった。デルマサンダユウは最内枠で出遅れ、全く流れに乗れてない内容ながらも終いは良い脚色。

レイズユアハンズ
上がり掛かるバテ合い。流れはそれほど速く無かったが、人気上位馬が前に行ってそのまま粘り込みの決着。2着のベストエビデンスは初ダートだったこともあって前半はもたついたが、1頭だけ良い脚色で伸びており、慣れが見込める次はチャンス。

淀みのないペースの中で後続の動きも早く、差し馬の展開。勝ったカゼノドリームは他馬が先に動いてくれたことが良かったが、これまでとは一変の内容で好時計勝ち。

スターペスカンタ
テンの入りが速く、バテ合いの形。勝ったジャコバイティズムには展開も向いたが、ここでは体力が一枚上手だった。

★土曜日
札幌2レース 1/2
ディーエスレイザー
データ
連闘で挑んだ5走前はハイペースのバテ合い追い込み決着となり、後半5F13秒台が続くバテ合い戦。強気にこの流れを作っていったサクラモチはさすがに最後は苦しくなってしまい3着で、2着の同馬は展開恵まれた1戦です。6走前は強風で時計が平凡な1戦となりましたが、ペースは遅くても全馬が消耗する状況で、前に行った馬が流れ込む決着。中団の外目にポジションを取って2着馬をマークする形で進め、4コーナーでは前を射程圏に入れて直線はメンバー最速の上がりで差を詰めるも流れが落ち着いた分上位2頭とはポジション差が響いての3着。前走はパサパサに乾き上がりが掛かる良馬場で好スタートを決めたサトーリアスが内から張って先手も、序盤から執拗にラヴィダフェリーズが絡んでくる展開。向正面や3コーナーでも捲りがやってきて息が入る間もない流れとなり、結局サトーリアスは3コーナー過ぎで脱落。ラヴィダフェリーズが先頭に立ちましたが、これも直線でバテてしまい、捲りの勢いに乗って接近した差し馬同士が噛み合い、最後叩き合いで初ダートのクレオールが差し勝った格好で最後の直線も弾ける脚色ではなく、展開恩恵は否めない1戦でした。ディーエスレイザーは他馬を気にするため、前走は後方からの競馬となってしまいます。そのため、小回りコースでは狙いづらい1頭となります。

Hペース差し決着。3着のハヤブサが緩めず運んで差し馬の展開に。勝ったクロイツェルには展開も向いたが、鞍乗が上手く立ち回って地力を活かした形。

クラウドサーファー
データ
2走前は前走先行したビックマウンテンが改めて今回も主張してスンナリ逃げる展開。外枠の馬が2角で進出したのに対応して一旦リード、それに他の馬が追い縋れない。3コーナー以降もグングン突き離し、直線は1秒以上差を付ける圧勝。完全にラストはバテ合いの2着争いになっており、むしろ追いかけなかった差し馬が間に合うと言う流れ。ゼトスとはクビ差の3着となりましたが、こちらは展開が嵌ってのもので、大きな評価は禁物です。

パサパサに乾いたダートで前残り傾向。芝からの転戦馬ダイワパフォームが最内枠から逃げ、道中ほとんど早過ぎず緩めず淡々とした流れ。ルメール騎手のクロイツェルが一段外を追い上げたぐらいで逃げ馬にプレッシャーナシ。ダイワパフォームと2番手ルノンキュールが競りながら直線に向き、外から差す馬もおらずほぼ一騎打ち。最後はルノンキュールが競り勝ち、目標を失ったダイワパフォームが気を抜いて最後クロイツェルに差される。最後までラップが速く、総合的になかなかの好タイム決着となる。

タマモアタック
データ
2走前は1番人気で7着に敗れましたが、ゲート内でうるささを見せて、道中も全くハミを取っていませんでした。鞍上に促されてもフワフワして進んで行かず、行きっぷりがひと息で見せ場が無い1戦となりました。立て直された前走は勝ち馬に6馬身ちぎられましたが2着に好走。この時は乾いて標準レベルの馬場状態で、やや外枠が優勢で先行有利な馬場でした。少頭数でも大半の馬が出遅れてしまい、内枠のサトーリアスとツクバイーメーカーが楽なペースで逃げる形。向正面から先頭2頭、後続も2頭づつの隊列となり、その先頭2頭が向正面から徐々に引き離し、後続が追いつけないぐらいにリードと取っていましたが、直線は逃げていたサトーリアスが止まってしまい、ツクバイーメーカーが後続を楽々離してしまう格好。タマモアタックはゲート内で待たされて体勢の悪いスタートでしたが、出ムチを入れて前に行き、好位の馬込みで運ぶ展開となりました。休み明けで12キロ増でも良い位置で競馬が出来たのは収穫で、今回は上積みも見込める1頭です。

軽い馬場時計勝負。中盤で流れが落ち着き、前残りの流れ。人気上位の2頭が最後まで叩き合いの形になり、先に動いたエクストラがマークされたいた分だけ最後差されてしまった。

キクノステラ
データ
前走は内枠からハナに立ち、縦長でペースが一定しない展開での逃げ。単騎で逃げられましたが、ラスト600m付近で外から来られてしまいリズムを崩して結果は4着。他馬を気にしたり、先頭に立ってフワフワする若さを見せるだけに、阪神コースでは買い辛い1頭です。

湿りかけだが良馬場。前有利。最初ヨレて出たソラノカナタが鞭連打して強引に先手も、それを楽に追いかけるモンドクラフト。2列目の組もそれほど急ぐ様子なく淡々と進み、ソラノカナタが3角過ぎで脱力した所にモンドクラフトが先頭へ。ペースを落とさず勢いに乗って押しきり、後続を引き離す完勝だった。これまで追い込んでた馬が今回は前付け、同じ脚を使えた。走破タイムも優秀。追いつける馬はおらず、2着争いも好位勢。