まとめ

過去ログ577 2015/9/10 17:58

★日曜日
中山1レース

フレンドソング
データ
新馬戦は前日の雨の影響で緩んで時計が掛かる稍重馬場。外枠各馬が多数出遅れ、中枠の馬も衝突が複数ありました。フレンドソングが先手を奪いましたが、すぐ他の馬もやってきてお見合いしつつの雁行。コーナーで十分に息が入る展開となり、直線はある程度バラけながらの横5頭ほど併走、前が一杯に粘り込む所に内からペルソナリテ、外からダイワダッチェスとアドマイヤモラールが迫る展開で最後に追い込み馬が入れ替わって、決め手をしっかり使えた馬が上位に並ぶ結果となりました。フレンドソングはハナを切って4着となりましたが、怖がりな性格だけに、ハナを切れなかった場合には不安があります。

渋って時計掛かり気味。あまり先手争いは起こっていない。後半の追い比べ勝負。勝ち馬が抜けて、2着争いは2頭接戦。内から脚を伸ばした馬もいるが、さすがに枠の差はあったか。馬場適性もある程度は欲しかった。


ギンゴー
データ
新馬戦は小雨パラついていましたが、馬場にはほとんど影響無く、スローの上がり3F勝負となり4着。新馬戦らしく緩んで前残りの流れとなり、先行勢の追い比べからギンゴーが粘っていましたが、最後に勝ち馬が差し切る格好。2戦目の前走は軽い馬場でハイペース気味も前残りの1戦で5着。2週目でもまだ馬場の状態は良好で、結局内・前有利のまま差せる馬はいませんでした。前走はペースが速くてハミを取る場面が見られず、展開不向きの中でジリジリと伸びていました。タイプ的には小回りコース向きのように思えます。

稍重発表だが乾きかけ、馬場はフラット。内枠2頭が先手を争うが、3角手前からコスモアルコンがヒマラヤキンランの半端な逃げを封じて先に前に出る。3角から後続も追い上げようと動くが、コーナーワークで外に振られるばかりで押し上げが中途半端。直線に向くとコスモアルコンが二枚腰を発揮して粘り込みを測り、2列目を丁寧に回った好位組がそのまま流れ込んだ。直線で差し込めるほどの脚を使った馬はおらず、アッサリした前残り決着。人気のストーミーシーはスタートで接触を食らい後手、4角で内を突くが勢いに乗り切れずという流れ。

マイネルパッセ
全面的に蹄跡目立ち、直線内ラチ沿いが緩んで伸びにくい馬場。外枠で好発を決めた各馬がみな控えて、内枠からニケトップランとショウナンライズが2頭併走で逃げる。前半3F33秒9とかなり速いペースで進むがコーナーで後続も早めに接近。直線に向くと馬群が横にブワッと広がる。馬場の内を狙った馬が伸びあぐねて、ショウナンライズ以下の大外へ向かった馬がジリジリ伸びる。逃げたショウナンライズはこの流れでも後半踏ん張る脚を見せ、タンサンドール以下の追撃を振り切った。上位3頭までは優秀で、上がりは掛かっているが内容は良い。

スリラーインマニラ
荒れ始めてるが先行有利、外差し不発の馬場。内枠で若干接触不利複数。外から好発を決めたフレンドソングと、内から減量騎手のキャラメルサレが併走で逃げる展開で、行き脚で劣った追走組がどんどん追っ付け通しになる流れ。行ったもの勝ちの馬場の助けもあり、直線になっても大きく覆す差し馬が現れず、前に行った2頭の決着になった。人気のスリラーインマニラは序盤内目で接触があり、直線も3列目からほとんど脚色一緒だった。

雨上がり馬場で上がりが掛かり要スタミナ。若干差し馬有利。最内からオレデヨケレバが先導し、それほど競り合う展開ではなくどの馬も手綱引っ張っている。3角過ぎでもペースダウンしていた。しかし直線に向いて先行勢の脚がどんどん止まり、人気馬がジリジリと外から交わす流れ。ダイワダッチェスが坂上で先頭に立ったが、むしろ追走でモタついていたシトロンが上手く足が溜まり最後に差し勝つ。全馬ともに上がり平凡。競馬上手か後ろから進めた馬が上位に。

★日曜日
中山7レース
メリーウィドウ
早仕掛け消耗戦。向正面からのペースアップは風の影響もある。早仕掛けのような形になるだけに1列目を走る先行勢には楽ではない。2列目で溜めた2、3着馬が比較的スムーズな内容だったが、それを勝ち馬が外から差した。勝ち馬は1年振りの休み明けだったが、それを感じさせない内容だった。

Hペース消耗戦。軽い馬場で時計も必要。逃げ馬をマーブルケーキがマークしていって緩みがない流れに。馬場も軽くて時計にも対応できないと厳しい。4〜6着馬辺りは時計限界もある。勝ち馬が力で捻じ伏せた内容だが、2着馬の内容も良かった。


場内にそこそこ強い風。乾いてパサパサ、前有利でスピード必須の馬場。降級馬多数だったが意外に逃げ馬不在、降級+減量騎手のツインキャンドルがアッサリ先頭に。好位組も固まって追走していたが、道中平均的に速い流れで追走する側がどんどん苦しくなり、逃げ馬は最後減量分で惰性が効いてジリジリ突き離す。早め好位外を押し上げたメリーウィドウも手応えは一杯だが2着に残した。上位もバラバラとした入線で、みな脚が止まった前残り決着。人気の3歳馬がみなバテている。


タイセイティグレス
早仕掛け消耗戦。向正面からのペースアップは風の影響もある。早仕掛けのような形になるだけに1列目を走る先行勢には楽ではない。2列目で溜めた2、3着馬が比較的スムーズな内容だったが、それを勝ち馬が外から差した。勝ち馬は1年振りの休み明けだったが、それを感じさせない内容だった。

乾きかけで時計は標準。内のヒメスズランが今回は逃げられて直線一旦リード、そこまで道中ほぼ緩めず速すぎもせずというペース。しかし有力馬の末脚が早くに間に合うと同時に、最後大外からカゼノサファイアの末脚が一閃。ゴール前まで首の上げ下げを演じ、最後はカゼノサファイアが差し切った。全体時計がやや遅めで当日3歳未勝利に少し劣るタイム、全体の評価はしにくい。

Hペースバテ合い。逃げ馬の主張があり前半から速い流れ。ラスト2Fが13秒台要するバテ合いになった。さすがにこうなると追い込み展開。後方からの馬の脚色が目立つ直線だったが、その中でも2、3着には先行馬が残った。この2頭の方が内容的には濃い。

エグランティエ
早仕掛け消耗戦。向正面からのペースアップは風の影響もある。早仕掛けのような形になるだけに1列目を走る先行勢には楽ではない。2列目で溜めた2、3着馬が比較的スムーズな内容だったが、それを勝ち馬が外から差した。勝ち馬は1年振りの休み明けだったが、それを感じさせない内容だった。

Hペース消耗戦。軽い馬場で時計も必要。逃げ馬をマーブルケーキがマークしていって緩みがない流れに。馬場も軽くて時計にも対応できないと厳しい。4〜6着馬辺りは時計限界もある。勝ち馬が力で捻じ伏せた内容だが、2着馬の内容も良かった。


脚抜き良い重で外差し優勢の馬場。行き脚が付いたヒラボクレジーナが行きっぷり良く進み、デルマキャッツアイが早くに並んで併走。今日の馬場なら前半35秒6は速すぎもしない方で、先団も徐々に固まってくる。3コーナーで緩んだ時に外から出遅れてたレイヨンヴェールが進出、直線で先頭に。しかし直線で展開がもう一変し、2列目の差し馬が強襲して一気に差し馬の流れになった。速い上がりを記録できる馬に有利な流れ。レイヨンヴェールは出遅れ→早仕掛けの形になってしまった。

★日曜日
中山4レース

タケショウビクター
湿った馬場。Hペース時計勝負。先行争いもあり、速い流れになった。特にゴールドエッグ、シベリアンアポジーは4角先頭の形になったが、後続の目標になってしまった形。それを一気に捕えたディステニーガイだが、これでも少し仕掛けが早かったか、さらに後ろから差された。タケショウビクターは抜け出してから最後ソラを使ったかフワッと。その隙を突かれて勝ち馬に捕まった。

脚抜き良く高速不良馬場。直線勝負で2頭が競合いから出る。勝ち馬に半馬身まで詰めた2着馬だが、そこから脚色一緒に。3着馬も時計限界だが、隊列恩恵もある。先行決着だが、ある程度上がり脚は必要だった。勝ち馬は初ブリ+ハミ替えが大当たり。何時になくスムーズだった。


モポーク
パサパサでハイペース傾向、上がり掛かるダート。戸崎圭太騎手に替わり2走目のヒカリピオニーが初めて逃げ、内枠の馬が出てこなかったのでアッサリ先手を奪えた。外枠各馬が接近するもコーナーで振り切れて、直線で迫るのも2番手で併走していたタケショウビクターとの一騎打ちに。最後はギリギリヒカリピオニーが競り勝った。上がりは平凡、後ろの組も目立った脚色は見られず、実質バテていた内容。未勝利クラスはメンバーが大分落ちていて、行ったもの勝ちの内容が続いてる。

軽い馬場でHペース、勝ち馬圧勝。速い流れでも勝ち馬の勢いは衰えず、直線も突き離す独走だった。他先行勢は潰れて差し馬勢が2着以下の争いとなったが、それでも勝ち馬と脚色同じ程度では話しにならない。2着以下は時計的にも平凡。勝ち馬が強いのではなく、2着以下が弱い。

ハードアスリート
脚抜き良く高速不良馬場。直線勝負で2頭が競合いから出る。勝ち馬に半馬身まで詰めた2着馬だが、そこから脚色一緒に。3着馬も時計限界だが、隊列恩恵もある。先行決着だが、ある程度上がり脚は必要だった。勝ち馬は初ブリ+ハミ替えが大当たり。何時になくスムーズだった。