まとめ

過去ログ653 2016/7/28 16:54

★日曜日
札幌3レース

トウシンダイヤ
阪神・京都で4戦連続で2着となり、2走前は函館1700mに使われるも3着に敗れた同馬。
2走前の函館戦は降雨が続いて完全に水が浮く不良馬場となり、ほぼ冠水してしまっている状態でのレースとなりました。
こういった馬場では前に行ったもの勝ちで、外枠2頭の行き脚が良く、1コーナーで先手を奪ったのはティーゲット。
続いて外のアッテンツィオーネが2番手を確保し、1番人気となったトウシンダイヤは出鞭を入れて主張するも、3番手まで。
道中はやや速い流れで後続の側が追い通しになり追走に苦労するペースとなりましたが、前の集団が止まらずに結局勝負所で捲って上がる馬がいないまま、前の2頭が直線でも後続を離して叩き合いとなり、最後までティーゲットが先頭をりませんでした。
特殊な馬場になったことでの行った行った決着となり、参考外の1戦と言えます。
トウシンダイヤは手堅いものの甘い競馬が続いており、集中力が続かない気性が邪魔をして勝ちきれていません。
前走時も中間は追われて頭を上げるなど、気性に課題を残したままで結果は2着。
堅実な馬ですが、詰めが甘くなかなか勝ちきれません。
今回はメンバー的にもチャンスの1戦ですが、前回休養明けだったロバストミノルは、前走出遅れて5頭雁行の大外を回るロスの多い競馬で3着となっており、この馬の叩き2戦目には注意が必要です。

★土曜日
札幌4レース

ヤマニンバビルサ
この馬はテンに砂を被ると頭を上げてしまうため、理想は外枠です。
2走前は内枠からの競馬で砂を被って頭を上げてしまい、離れた後方からの競馬となりました。
3コーナーでようやく馬群の一番後ろに取りつき、5着馬の後ろを立ち回って直線は内に入れて4着(5着馬には3馬身半の差)となりました。
このレースは500万下と同等の時計で、かなりハイレベルな1戦でした。
3着となっウエヲムイテアルコは次走で3馬身ちぎる圧勝を決めており、5着馬がそのウエヲムイテアルコが勝ったレースの2着馬となりました。

前回は、待望の外枠となりましたが結果は3着。
ヤマニンバビルサが最初出た所を、出鞭を入れてリヴァイタライズが交わし、ヤマニンバビルサは砂を被るの嫌がる仕草見せましたが慎重に接近し、ヤマトカジノが早くに捲って進出も、1列目まで制す勢いはなく、逃げ馬も対処し1列目が替わらずに淡々としたペースで進み、後続の手が早めに動き始める形となりました。
道中緩む個所がありませんでしたがレース内容が良化しての3着となりました。
今回も外枠なら有力馬、内枠では危険に人気馬となります。

★土曜日
札幌3レース

ウィーバービル
5走前にブリンカーを装着してからは最後まで集中して走れるようになり、砂を被っても問題なくなった同馬。
4走前には馬体を絞って行きっぷりも良くなり、好位置からの競馬ができるようになりました。
3走前は東京ダート2100m戦で3着となりましたが、勝負どころまではうまく内に潜り込むも、直線で捌くのに手間取ってしまいました。
2走前はパサパサのダートで時計やや速めのフラットな馬場状態。
スタートはほぼ出揃って内からテンエイロータスが先手を主張しましたが、その他は外枠の馬が優勢となり、2番手にアメンボ、3番手以下が数頭で固まる展開となりました。
向正面でカマタが捲って接近しましたが、結局1列目までは届かず、3コーナー過ぎで先頭がアメンボに入れ替わり、外枠各馬が1列目で叩き合い。直線でウィーバービルとケイブルグラムの叩き合いとなり、ケイブルグラムが坂上でジリジリと抜け出した格好。前走は相手が悪かった1戦でした。
前走は「早めの競馬を行う策を用意している」とレース前に戸崎騎手が話していましたが出遅れてしまい後方からの競馬となり結果は2着。
元々スタートは上手い馬だけに、今回はまともならアッサリ勝てそうな1頭です。