まとめ

過去ログ655 2016/8/11 17:10

★土曜日
札幌6レース

ツボミ
前走時は少し疲れが見られたため、間隔を開けて馬体を回復しての出走となった同馬。
前走の福島は馬場の内目も荒れて雨もあり、上がりが掛かる状況となっていました。
アフィニータがゲートでかなりモタれて発走が微妙に遅れ、大外のラガマフィンが先手を主張し、2番手以下がそのペースを良しとせず引っ張りつつ追走し、先頭も向正面でかなり抑える展開となりました。
遅くなった時にベルフラワーが捲って行きましたが、中途半端すぎて前まで及ばず、3コーナーからペースアップを開始するも、その流れを外からツボミがグイグイ接近し4コーナーで先頭。
直線はそこにルーレットクイーンが強襲してほぼ2頭の叩き合いとなりましたが、最後ルーレットクイーンが制した格好。
差しの競馬を勝ちに行ってのものだけに、負けて強しのレース内容でした。
この馬は切れるタイプではないため、前走のように後半早目スパートで上位を狙える1頭です。

アスターサムソン
小回りの函館コースで連続3着となっている同馬。
前走は外回しが通用する軽い芝状態で時計速めの決着。出遅れた馬が多数見られ、スタート後は劣勢だった馬が内から押してコーナーワークを利してハナを切る展開となりました。
道中はそのまま抑え込まず、2番手以下を引き離す大逃げとなり向正面では後続に1秒弱の差を付けていました。1000mを通過してから徐々に後続が差を詰め、逃げ馬もそれに抵抗していましたが直線に向くと2番手メイショウアンカーが抜け出し、先行勢はみな脚色一杯。
最後は外を回して来たアフターサムソン、イルミナーレがジリジリと伸びていましたが、ギリギリメイショウアンカーが最後まで押し切る格好となり、時計・上がりともにかなり掛かって、中団追走の馬ですらバテてしまうスタミナ勝負となりました。
アスターサムソンは長く脚を使っており、課題のスタートを決めてもう一列前で競馬が出来るようになればすぐに勝ち切れそうな1頭だけに、スタートがカギを握る1頭です。

★土曜日
札幌3レース

フレッシュギャル
3走前は距離短縮で2着に好走しましたが、このレースは勝ち馬のタイムが優秀でしたが、8馬身離された2着以下の時計は平凡で大きな評価はできません。
連闘で挑んだ2走前はスタートを決めてすんなりとハナを奪い、スイスイと気分良く運べていましたが直線ではひと踏ん張りが利かずに3着となりました。
前走は大外から押して逃げ、楽に単独で行き切る展開となり、内から押し押しでアンペラールと周りを窺いつつアジロが2番手で併走。
セイントシャイニー、デルマブンザエモンは進出タイミングが悪く3コーナーで外に張られ、マイペースで淡々と進み、直線内からシャインメルシーが接近するも、そこはアンペラールが封じ、前の3頭が後続を離し、立ち直ったアンペラールが逃げ馬に並んで、ゴール手前で差し切り、フレッシュギャルは2着となりました。
馬体も固まってきており、内目の枠を引ければ押しきれそうな1頭です。

トロントロン
前走は滞在で良い雰囲気を見せており、内枠だったためにハナを切って良い流れで競馬ができていました。
直線は手前が替わらなかったものの、バテずに渋太く踏ん張ってmの2着でこの条件が合っていそうな1頭です。
ただ、2着と言え、時計はやや平凡なだけに過信はできません。

フュテール
この馬は芝スタートではモタつくため、オールダートの今回はスタートに不安はありません。
この馬は砂を被ると良くないタイプだけに、レースでは積極的に出して行っており、スタートの不安の無いダートスタートなら砂を被る心配もありません。
ダート1000m戦の近4走は3、2、5,4着と安定しており、2走前に5着となったレースは、ゲート内で待たされてしまい、頭を上げた時にスタートを切られてしまい、出遅れる不利がありました。
前走は良馬場で58秒という非常に優秀な時計決着での4着となりましたが、外枠からやや外を回るロスがあっただけに、内目の枠なら上位可能の1頭です。

★土曜日
札幌2レース

ボナパルト
新馬戦はコース替わりで内有利な馬場状態で、新馬戦らしい緩い流れで、前に行った3頭での決着となりました。
同馬は気合をつけて1コーナー手前でハナに立ち、道中はマイペースで逃げ、追い比べでは勝ち馬の決め手に屈しましたが、目標にされた分と、稍重だった事が敗因です。
この馬はトビが大きいだけに理想は良馬場です。
今回は良馬場となり、かなりパフォーマンスを上げてきそうな1頭です。

マイネルパンドーロ
前走はスタート後に真ん中からメモリートニックが押して逃げ、1コーナーで先団が固まりましたが2番手は外枠のサテンドールとなり、サトノアリシアも好位内に構える展開となりました。
先団みな引っ張りゆったりした流れで進み膠着状態となり、3コーナーに進入すると後続が徐々に遅れ始め集団もバラけ、直線は逃げ馬を交わした2番手3番手が粘り込み、その内にサトノアリシアが突っ込んでの勝利となりました。
マイネルパンドールは、新馬戦に比べて競馬が上達しており、押して3番手の外にポジションを取ると、折り合いもついて直線も良いタイミングで抜け出しましたがラスト1ハロンで先頭に立つも、直後に勝ち馬に内をすくわれてしまい2着となりました。
緩さが取れた2戦目の上積みが大きく、今回はそこまで大きな上積みは見込めませんがここでは力上位の1頭です。